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衣裳デザイナー(いしょうデザイナー、costume designer)は、映画、舞台およびテレビのスタッフの一員で、衣裳のデザインに特に責任をもつ職能である。「衣装デザイナー」は誤り。日本における映画製作の職能のひとつである衣裳部(いしょうぶ)についても本項で詳述する。⇒ #衣裳部 == 概要 == 日本語における「衣裳」の語はもともと、上半身に着用する「衣」(ころも)と下半身に着用する「裳」(も)を指す語である〔衣装 、デジタル大辞泉、小学館、コトバンク、2009年12月12日閲覧。〕。「裳」の文字が常用漢字になく〔常用漢字表一覧 、文化庁、2009年12月12日閲覧。〕、一般には意味の異なる「装」(よそおい)の文字が当てられることがある。慣例により映画用語、テレビ用語としては厳格に「衣裳」と表記し、用語としては英語のcostumeに対応する。宝塚歌劇団においては「衣装」の文字が用いられる〔宝塚用語辞典 、宝塚歌劇団、2009年12月12日閲覧。〕。 たいていのフィーチャー映画において、その人物は美術監督に率いられたチームの一員であり、とりわけ、照明やその他のカラーデザイン面の問題について、監督、撮影監督両者と密に連絡を取りながら仕事をする。 日本映画においては、セカンドの助監督を通じてあるいは直接に監督との意思疎通をはかり、その問題の程度によっては演出部としてのセカンド助監督の判断によりながら、衣裳の選定、管理を行なう。衣裳デザイナー不在で衣裳部がこれを担当する場合が多数である。作品のもつ衣裳予算により、衣裳デザイナー、衣裳部は衣裳を仕立てることも行う〔衣裳 宮本まさ江さん 、日活、2009年12月12日閲覧。〕。 アメリカ合衆国のアカデミー賞にはアカデミー衣裳デザイン賞が存在するが、日本アカデミー賞には衣裳デザインへの賞は存在しない〔日本アカデミー賞概要 、日本アカデミー賞、2009年12月12日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「衣裳デザイナー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Costume designer 」があります。 スポンサード リンク
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