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袁 大化(えん だいか)は清末民初の政治家。中華民国の初代新疆都督。字は行南。 == 事績 == 清代の廩生(秀才)。漠河金鉱総弁から始まり、山東按察使、河南布政使等を歴任した。1910年(宣統2年)11月、山東巡撫使に任命される。翌年、新疆巡撫に任命された。〔徐主編(2007)、1101頁。〕 1912年(民国1年)1月7日、イリ革命党の楊纉緒らが辛亥革命に呼応して挙兵した。袁大化は新疆提法使楊増新にこれを鎮圧させようとしたが、楊は迪化(ウルムチ)に駐屯したまま動こうとしなかった。同年3月、袁大化は袁世凱からそのまま新疆都督に任命されたが、もはや省内の統制をとれる状態には無かった。〔陳(2000)、112-113頁。〕まもなく袁大化は自ら辞職し、後任にカシュガル道台の袁鴻祐を推薦した。ところが、袁鴻祐は着任前にの刺客に暗殺されてしまう。袁大化は楊を後任都督に改めて推薦した後、逃走した。〔陳(2000)、113頁。〕 1917年(民国6年)7月、張勲復辟の際に、袁大化は内閣議政大臣に任命された。復辟失敗後は、天津で蟄居状態となる。〔1931年(民国20年)、日本軍から満州国への参加を呼びかけられたが、袁は「一臣は二主に事(つか)えず」と答え、これを拒否した。〔阜陽市地方志編纂委員会(1999)。〕1935年(民国24年)死去。享年85。〔〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「袁大化」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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