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袁敞碑[えんしょうひ] 袁敞碑(えんしょうひ)とは、中国の後漢代に司空を務めた、袁安の第3子・袁敞の墓碑。ただし当時の刻であるかは諸説あり、もしそうであれば隷書が公式書体であった漢代にあって、極めて珍しい篆書による碑ということになる(後述)。 碑の現物は現在遼寧省博物館に所蔵されている。 ==被葬者と建碑の事情==
''汝南袁氏も参照のこと'' 碑文によれば、袁敞は父親の袁安と同じ汝陽(現在の河南省)出身で、孟子の易を学んだ人物であった。仕官して最初の任官は河南尹子であった。その後除郎中、黄門侍郎、侍中、歩兵校尉となり、ついに太僕となった。その後、元初年間(114年-120年)に死去した。享年不明。 碑そのものから伝えられる袁敞の情報は以上のものだけである上、後述するとおり碑の破損が著しく、ほとんど年月を読むことが出来ない。実際には父親ほどではないにせよ、兄の袁京とともに歴史に名前を残している人物なのであるが、この碑文からはその面影は全く読みとれない。建碑の事情も全く分からない状態である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「袁敞碑」の詳細全文を読む
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