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袋法師絵詞(ふくろほうしえことば)は、日本の春画古絵巻である。春画の絵巻としては小柴垣草紙とともに古いほうに属し、流布した。 == 概要 == 詞書と挿絵の全五段。成立時期は不明だが、14世紀頃には成立していたと見られる。原本は江戸幕府の大奥にあったが、天保年間に焼失した。写本として、住吉具慶筆模本、横山家本(伝本阿弥光悦筆)、岩崎家本(静嘉堂文庫蔵)、サントリー美術館本〔『春の館蔵品展 絵巻小宇宙 --絵の中に生きる人々--』 サントリー美術館編集・発行、2000年、28頁。〕、旧帝室博物館本(東京国立博物館蔵)、多賀神社本(白描画)があるが、詞書の有無、描かれた情景など相違異同がある。作者は飛騨守惟久(巨勢惟久。14世紀の絵師で「後三年合戦絵巻」の作者)、土佐光信などさまざまに伝わる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「袋法師絵詞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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