翻訳と辞書
Words near each other
・ 袋果
・ 袋棚
・ 袋槍
・ 袋正
・ 袋法師絵詞
・ 袋津
・ 袋津 (新潟市)
・ 袋津村
・ 袋物
・ 袋状
袋狢
・ 袋狼
・ 袋猫
・ 袋球
・ 袋田の滝
・ 袋田バイパス
・ 袋田村
・ 袋田温泉
・ 袋田滝
・ 袋田駅


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

袋狢 : ミニ英和和英辞書
袋狢[ふくろむじな]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふくろ]
 【名詞】 1. bag 2. sack 

袋狢 : ウィキペディア日本語版
袋狢[ふくろむじな]

袋狢(ふくろむじな)は、鳥山石燕による江戸時代妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪。
宿直袋(宿直用の布団などを入れる)を担いだ人間女性風のムジナの妖怪が描かれており、解説文には以下のように述べられている。
石燕は『画図百鬼夜行』の序文において「今はた古画の百鬼夜行に拠て意を加へ容を補ふ」と、室町時代の『百鬼夜行絵巻』をデザイン上のモチーフにしたことを述べているが、袋狢も同様、『百鬼夜行絵巻』にある妖怪を元として描いたものである。一般にムジナやタヌキの妖怪は男、キツネの妖怪は女として描かれることが多いが、モデルとなった『百鬼夜行絵巻』の妖怪は、袋を担いだ猿顔の女官風に描かれているため、袋狢もまた女のムジナとして描かれている。
「穴のむじなの直をする」とは、手に入れていないものの評価は難しい、との意味であり、無意味な当て推量を表したを指しており〔、袋狢はこの諺と『百鬼夜行絵巻』の妖怪とをモデルとして描かれたものと解釈されている。
『百鬼徒然袋』にある妖怪はほとんどが付喪神などの器物の妖怪のため、この袋狢もムジナではなく袋のほうが本体だとする解釈もある〔。
== 脚注・出典 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「袋狢」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.