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受動態(じゅどうたい、passive voice〔ラテン語:passivum、フランス語:voix passive、ドイツ語:Passiv。〕)とは、典型的には、能動態とは違って行為者が主語にならずに、行為を受ける対象が主語となる態である〔亀井他編 1996: 69.〕〔Shibatani 1985: 837.〕。能動態とは異なる特別な形式を持っている(有標である)〔〔。被動態(ひどうたい)または受身(うけみ)とも呼ばれる〔。 == 概要 == 受動態の特徴は、能動態とは異なる特別な形式で、行為者を表す名詞句が主語にならないという点にある〔Shibatani 1988: 3.〕〔鷲尾 1997: 17.〕。行為者の代わりに、行為の対象を表す名詞句(能動態の直接目的語)が主語になることが多い〔。たとえば下の日本語の例では、叱責を行なう「先生」は能動態では主語だが、受動態では主語にならない。一方、叱責を受ける「花子」が、受動態の文では主語になっている。また、受動態の動詞には受身の助動詞と呼ばれる特別な形式「れる」が見られ、能動態よりも有標である。同様に、英語の例でも叱責の対象 ''I/me''「私」が受動態では主語となり、動詞は「be動詞+過去分詞」という特別な形を取っている。 普通、能動態の文の主語(行為者)はまったく表現されないか〔〔Siewierska 2011〕、または義務的でない斜格の名詞句として表現される〔。能動態にくらべて使用されることが少なく〔、典型的には行為者を表現しないため〔に用いられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「受動態」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Passive voice 」があります。 スポンサード リンク
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