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裏拳打ち(うらけんうち)は、空手・拳法などの格闘技・武道・武術で使用される、裏拳(正拳を裏返した形)を用いた打ち技の一種。突きの使えない至近距離や角度でも、肘のバネと手首の返しで素早く相手を打てる特長がある。この技自体も単に裏拳と呼ばれ、またバックハンドブローとも呼ぶ。また、体を旋回させながら打つものは旋回(回転)式バックブローと呼び、裏拳打ちの一種だが相手の意表を衝く大技である(下の画像は総合格闘技での使用例。旋回裏拳の節を参照)。 == 使用部位 == 正拳突きと同じ握りで、手の甲を下向き(手のひらが上)の形(これを裏拳と呼ぶ)にして、拳頭の背部(手の甲側)もしくは手の甲側全体で加撃する。なお、裏拳の拳頭の前面で真っ直ぐに突く技は裏突きと呼ぶ突き技で、裏拳打ちとは区別される。 * 拳頭の背部;相手の顔面・頭部の急所である、眉間(烏兎)・鼻の下(人中)・下顎の前面(下昆)・こめかみ(霞)・耳の後ろ等を狙い打つ(競技・試合では殆どは反則となる)。 * 手甲部全体;耳の後ろの頸部を弾き打つ。フルコンタクト制をとる団体では自由組手・スパーリング・中国拳法の対錬などで、上級者が格下の者に拳や手刀を当てる代わりに、裏拳の手甲部で軽く打って注意を促すのに使用される場合がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「裏拳打ち」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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