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補助人工心臓(ほじょじんこうしんぞう、: VAD または : VAS)〔日本においては口頭では通称バド(VAD)またはバス(VAS)と呼ぶ。(参考:・)〕とは、重症心不全患者の心臓の左室または右室、あるいは両心室の働きを補助する人工臓器である。空気駆動ないし電気駆動によって動作するポンプ、ポンプによって心臓から血液を吸引する脱血管、吸引した血液を動脈に送り出す送血管、そしてポンプの動力源となる電源供給部などから構成される。完全置換型人工心臓(total artificial heart: TAH)とは異なり自己の心臓を温存した形で心機能を補助する目的で使用され、(IABP)や経皮的心肺補助(PCPS)と同じく、心機能の一部を代替する働きを持つ補助循環の一種である。 == 開発の歴史と現況 == === 完全置換型の問題点とVADへの移行 === 人工心臓開発の歴史は、1935年にチャールズ・リンドバーグとアレクシス・カレルにより試作され後の人工心臓の原型となった、世界初の完全置換型人工心臓(TAH)である「カレル・リンドバーグポンプ」に始まる〔Frazier OH, et al. The Total Artificial Heart: Where We stand. Cardiology, Vol.101, No.1-3, February 2004. 1507–1514.〕。その後1957〜1958年にかけてにて阿久津哲造とにより完全置換型人工心臓の初の動物実験が行われ、イヌに対して植込み実験を行い約1.5時間の生存に成功した〔Akutsu T, Kolff WJ. Permanent substitutes for valves and hearts. Trans Am Soc Artif Organs 4:230, 1958.〕。1960年代から人工心臓開発が米国の国家プロジェクトとして、およびプロジェクトの作成に携わった能勢之彦らにより開始され〔〔能勢之彦, 高場準二. 能勢之彦,人工臓器の歴史を語る 世界の巨人たち 第一話 ―人工臓器の神様,ウィレム・コルフ先生と私―. 人工臓器 40巻1号 (2011). 84-92.〕、同じく1960年代より始まった心移植の代替治療となることを目指して研究が進められた。しかし長期耐久性や血栓形成などの問題で当時の完全置換型人工心臓には限界があり、人工心臓開発の目標は完全置換型から、並行して開発が進められていた補助人工心臓へ移っていくこととなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「補助人工心臓」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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