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multiple alleles =========================== ・ 複 : [ふく] 1. (n,pref) double 2. compound ・ 対 : [つい] 【名詞】 1. pair 2. couple 3. set ・ 対立 : [たいりつ] 1. (n,vs) confrontation 2. opposition 3. antagonism ・ 遺伝子 : [いでんし] 1. (adj-na,n) gene 2. genetic ・ 伝 : [でん, てん, つたえ] 【名詞】 1. legend 2. tradition 3. life 4. biography 5. comment 6. communication ・ 子 : [こ, ね] (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
複対立遺伝子(ふくたいりついでんし, )とは、3 種類以上の対立遺伝子により形質が決まる遺伝現象のこと。あるいはそのような遺伝子のこと。 1 つの遺伝子座につき、2 種類の対立遺伝子が存在する場合、メンデルの法則が典型的に当てはまる。通常はこれらの遺伝子間に優劣関係があり、その力関係において個体の形質が現れる。しかし、1 つの遺伝子座あたり 3 種類以上の対立遺伝子が存在することも珍しくはない。そのような、互いに対立する遺伝子が 3 つ以上ある場合を複対立遺伝子という。個々の個体に関しては、2''n'' の核相を持つ生物であれば、個体の中に対立遺伝子は 2 つしか存在できないから、3 種類以上の対立遺伝子の中から選ばれた任意の 2 つの遺伝子の関係において個体の形質が決まる。 == 複対立遺伝子の例 == *ABO 式血液型 :優性遺伝子 A と優性遺伝子 B と劣性遺伝子 O の 3 種類の対立遺伝子の組み合わせで表現型(血液型)が決まる。各遺伝子の強さ(表現型への現れやすさ)は A = B > O である。つまり A と O、B と O だけの間ではメンデルの優性の法則が成り立つ。A と B の組み合わせではどちらでもない(あるいは両方をかねた)AB 型という血液型となるが、これは共優性または不完全優性とよばれる現象で、優性の法則の例外である。厳密には血液型 A 型となる遺伝子の中にも様々なタイプの対立遺伝子が存在し、ABO 式血液型の対立遺伝子総数はかなりの数に上る。詳細は ABO 式血液型の項目を参照のこと。 :各血液型の組み合わせは以下の通り。 ::A 型 : AA・AO ::B 型 : BB・BO ::O 型 : OO ::AB 型 : AB 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「複対立遺伝子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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