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弾性率(だんせいりつ、)は、変形のしにくさを表す物性値であり、弾性変形における応力とひずみの間の比例定数の総称である。弾性係数あるいは弾性定数とも呼ばれる。 1807年にトマス・ヤングによって導入された。 == 概要 == 弾性率は弾性変形における応力とひずみの間の比例定数(応力/ひずみ)として定義される。ひずみは無次元であるので、弾性率は応力と同じ次元を持ち、SIにおける単位はパスカル(記号: Pa)、ニュートン毎平方メートル(記号: N/m2)が用いられる。また、弾性率の逆数を弾性コンプライアンス定数や単に弾性コンプライアンスという。単位は1/Pa、m2/N。 弾性率の種類としては以下のようなものがある。 *''E'' :引張力、圧縮力などの単軸応力に対する変形の場合のヤング率(縦弾性係数) *''G'' :せん断力に対する変形の場合の剛性率(ずり弾性率・横弾性係数・せん断弾性係数・ラメの第二定数) *''K'' :静水圧(直角3方向の力)に対する変形の場合の体積弾性率 *λ:ラメの第一定数(ラメの弾性係数) この他に、無次元数のポアソン比も存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弾性率」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Elastic modulus 」があります。 スポンサード リンク
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