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複電圧車(ふくでんあつしゃ)あるいは複電圧電気車〔日本工業規格(JIS)E 4001:2011「鉄道車両−用語」4.2.1.5 11504。〕、複電圧電車とは、電化区間において異なる複数の電圧に対応することができる鉄道車両(電気機関車、電車)のことである。 直流用電車・交流用電車のいずれにも存在する。なお、直流電化区間と交流電化区間を直通できる車両の場合は、交直流電車(交流直流両用車両)となる。電圧も変化するので広義には複電圧車にあたるが、この項目では触れない。 また、交流車両の場合、電圧以外に周波数も途中で変更される場合があり、この相互の区間を直通する車両は複周波数電気車となる。 == 概要 == 製造目的としては、異電圧区間を直通運転する場合と、ある線区で電圧を昇圧する計画がある際に現用車で電圧切り替えに一斉に対応できるようにする場合がある。 基本的には、異電圧間セクションで車上スイッチにより、それぞれの電圧に対応できるよう回路を切り替える構造になっている。技術的にはさほど複雑ではなく、日本でも太平洋戦争前より存在した。 ヨーロッパの場合、国ごとに電化方式が異なる上に、国際列車の運転が多いため、TGV・ユーロスター・ICEなど高速鉄道の列車でも切り替え設備を搭載しているものが多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「複電圧車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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