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西尚美(にし なおみ、3月13日 - )は、日本の漫画家。北海道三笠市出身。 大和和紀のアシスタントを経て、1976年に別冊少女フレンド1月号増刊の『ティータイム』でデビュー。 以後、「少女フレンド」を中心に活躍し、1990年代後半からは「mimi」を経て「BE・LOVE」「ミステリーサラ」などの女性誌に発表の場を移している。 代表作に『まひろ体験』『美人秘書香都子さんの事件簿シリーズ』『お姑(かあ)さまといわれても』『あかりとシロの心霊夜話シリーズ』など。 1985年、『まひろ体験』で第9回講談社漫画賞を受賞。 2001年、『お姑さまといわれても』が、TBS系列で「バトルファミリー - 私、恋します - 」のタイトルでテレビドラマ化。 == 著作歴・作風 == 1970年代後半の「少女フレンド」新人時代にはラブコメディが多い。酒と喧嘩を愛する高校生の美少女が活躍する連作『おねえさまシリーズ』の後には、短期連載作品として、内外の古典文学や幻想文学のパロディを取り入れた『怪傑お化粧仮面見参!』『竹取ファンタジア』『アランイヤンナイト』がある。 1980年代前半の作品は、暴走族や不良高校生の青春を描くものが中心になっている。この時期から連載期間が徐々に長くなり、『あたしの可愛いひと』と『そこからさきはケ★セラ★聖良』では単行本1巻におさまっていたのが、『夏にきいてくれ』で単行本2巻、『あでやかにあざみ』では単行本4巻になる。 1983年から1986年にかけての連載『まひろ体験』は、芸能界で活躍するアイドルの成長を描いた作品で、サウンド・プロデュースを相曽晴日が担当したイメージアルバムのLPレコードも発売された。1980年代後半から1990年代初期にかけては、『Kanakoどきどき’87』『蝶よ花よシリーズ』のような、連載当時のファッション業界やライヴハウスに出演するロックバンド等がリアリティ豊かに描かれる作品が多い。その一方で、同時期の連載『銀の星座』では作中の時代設定を1960年代から1970年代にして、伝説的な映画女優の生き様とともにアマチュア劇団の様子なども細やかに描かれている。 1990年代前半からは、ミステリー作品を数多く手がけるようになる。「mmi Excellent」と「mmi Carnival」に掲載された『美人秘書香都子さんの事件簿シリーズ』は、私立探偵事務所で所長の留守をあずかる女性社員が、顧客の青年実業家と協力してさまざまな事件を解決する短篇の連作。このシリーズは2006年から2007年にかけてあおば出版の「サクラミステリーデラックス」に再録連載されたため、単行本は新装版も出版されている。 1990年代後半には、結婚や家族をテーマにした作品や動物を描く作品が登場する。1996年から1997年にかけて「Sakura」に連載された『ブレーメン動物園においで』は、主人公が亡父から引き継いだ絵本喫茶が舞台で、店で飼われている多数の小動物の世話をするスタッフや常連客との交流が描かれている。1999年から2003年にかけて「BE・LOVEパフェ」に連載された『お姑(かあ)さまといわれても』は、40歳の未亡人、舅夫婦、息子夫婦と孫の四世代家族を中心としたホームコメディ。この作品の連載が終了した後、「BE・LOVE」では2003年から2006年まで『続・お姑(かあ)さまといわれても』の不定期連載があり、本編で主人公が婚約した喫茶店のマスターと再婚してからのエピソードが描かれている。「BE・LOVE」では2007年から2009年にかけて、51歳の独身女性と25歳の演劇青年のラブコメディ『美世子の奇跡』も連載されたが、この作品は『続・お姑さまといわれても』とともに単行本未収録になっている。 2000年代の作品は、ミステリーに心霊現象を加味した短篇連作『あかりとシロの心霊夜話シリーズ』が主軸となり、小説雑誌の女性編集者が飼い猫とともにさまざまな事件に遭遇しながら恋人の小説家との絆を深めてゆくこのシリーズは、作者の著作のなかでは連載期間最長作品となっている。1996年から年に6回位のペースで「サクラミステリー」に掲載されていたが、版元のあおば出版が2007年に業務を停止した後はグリーンアロー出版社の「ミステリーサラ」に引き継がれてからはほぼ毎号掲載されるようになり、2009年からはグリーンアロー出版社の合併吸収先Bbmfマガジン発行の「ミステリーサラ」が掲載誌となっている。姉妹誌の「ミステリーブラン」に近作の3篇があかりとシロの心霊夜話シリーズ総集編としてコンスタントに再録されることもあって、このシリーズの単行本化は「ミステリーサラ」掲載から2 - 3年後である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西尚美」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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