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西朱美 : ミニ英和和英辞書
西朱美[にし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

西 : [にし]
 【名詞】 1. west 
: [しゅ, あけ]
 【名詞】 1. (1) scarlet 2. red 3. (2) bloody 
: [び]
  1. (n,n-suf) beauty 

西朱美 ( リダイレクト:西朱実 ) : ウィキペディア日本語版
西朱実[にし あけみ]

西 朱実(にし あけみ、1932年前後 - )は、日本の女優である〔田中, p.85-86.〕〔年鑑, p.587.〕〔年鑑, p.327-332.〕〔''西朱実''・''西朱美''東京国立近代美術館フィルムセンター、2014年9月25日閲覧。〕〔''西朱実''・''西朱美''、日本映画情報システム、文化庁、2014年9月25日閲覧。〕〔''西朱実''・''西朱美''KINENOTE, 2014年9月25日閲覧。〕〔''西朱実''・''西朱美''allcinema, 2014年9月25日閲覧。〕〔''西朱実''・''西朱美''日本映画データベース、2014年9月25日閲覧。〕〔''西朱実''東宝、2014年9月25日閲覧。〕〔''西朱実''テレビドラマデータベース、2014年9月25日閲覧。〕〔''Akemi Nishi''インターネット・ムービー・データベース 、2014年9月25日閲覧。〕。本名は西野 潤子(にしの じゅんこ)〔、西 朱美(読み同)と誤記されることがある〔〔〔〔〔〔。連続テレビ映画太陽にほえろ!』の刑事「長さん」(下川辰平)の妻「野崎康江」役でのセミレギュラー出演で知られる〔。
== 人物・来歴 ==

正確な生年、出身地等は不明である。1932年(昭和7年)前後の生まれである宇治みさ子(デビュー当時は山中美佐、1932年 - 2012年)、久保菜穂子(1932年 - )、南寿美子(1931年 - )と同期入社である〔〔File:Koi_no_Ouendan-cho_1952_New_Faces.jpg , 新東宝、2014年9月25日閲覧。〕。
1952年(昭和27年)、新東宝に入社、記録に残るもっとも古い出演記録は、同年6月19日に公開された小林桂樹主演の映画『恋の應援團長』である〔〔〔〔〔〔〔〔。同作は井上梅次の第1回監督作品であり〔, 2014年9月25日閲覧。〕、西は、山中美佐、三島保子、若宮清子、久保菜穂子、青木泰子、南寿美子とともに「新東宝ニューフェイス」として、スクリーンに登場した〔〔。端役からスタートしており、同社在籍中の1956年(昭和31年)12月13日 - 1957年(昭和32年)3月6日にKRテレビ(現在のTBSテレビ)で放映されたテレビ映画遊星人M』にも出演している〔。この当時は、新東宝撮影所(現在の東京メディアシティ)に近い世田谷区宇奈根町に住んでいた〔。1961年(昭和36年)8月31日、新東宝は倒産、製作部門は同年11月15日に切り離されて、ニッポン・アートフィルム・カンパニー(NAC)になったが、翌1962年(昭和37年)2月11日に日活が配給して公開された『俺が裁くんだ』(監督橋田寿久年)、同年6月3日に大映が配給して公開された『悲しみはいつも母に』(監督中川信夫)といった、新東宝最末期の製作物にも出演した記録が残っている〔〔〔〔〔〔。
同年に放映を開始した宣弘社プロダクション製作のタケダアワー枠の連続テレビ映画『隠密剣士』にも、同年10月28日 - 同年11月18日に放映された第4話 - 第7話(監督船床定男、脚本加藤泰伊上勝)にアイヌ人「クララ」役でレギュラー出演した〔。その後1年半ほどの出演歴が不明であるが、1964年(昭和39年)6月に公開された成人映画『女狼』(監督小林悟)に出演、以降、独立系各社の作品に出演した〔〔〔〔〔〔。『日本映画発達史』の田中純一郎は、同書のなかで黎明期の成人映画界のおもな出演者として、扇町京子橘桂子、城山路子(光岡早苗と同一人物)、内田高子香取環新高恵子松井康子朝日陽子火鳥こずえ華村明子森美沙湯川美沙、光岡早苗、路加奈子有川二郎里見孝二川部修詩佐伯秀男とともに、西の名を挙げている〔。西が独立系成人映画に出演したのは2年に満たない期間であり〔〔〔〔〔〔、現在、上映用プリントが残っていることが確認できる作品は、内田高子の主演作『人妻の予定日』(監督向井寛)のみである〔。『挑まれた女』(監督宮口圭、1964年)、『処女の反撥』(監督倉本一夫、1965年)、『番頭お色け日記』(監督藤田尚、1966年)がおもな主演作である〔〔。
1967年(昭和42年)にはすでに成人映画の世界を去り、同年1月18日に放映された児童向け特撮テレビ映画『快獣ブースカ』の第11話『ブー横丁の学習塾』(監督竹前重吉)に出演し、主人公の友人の母親役を演じている〔。以降、映画会社が製作する連続テレビ映画に多くゲスト出演した〔。なかでも、1972年(昭和47年)に放映が開始された『太陽にほえろ!』では、レギュラー陣の下川辰平(1928年 - 2004年)演じる「長さん」の妻、「野崎康江」役を得て、同年12月15日放映の第22回『刑事の娘』(監督山本迪夫)以降、1980年代までセミレギュラー出演を続けるに至る〔。『太陽にほえろ!』では、1977年(昭和52年)1月21日放映の第235回『刑事の娘が嫁ぐとき』(監督児玉進)、同年4月22日放映の第248回『ウェディングドレス』(監督斎藤光正)で、夫役の下川とともに花嫁・良子(井岡文代)の両親を演じた〔。野崎家の長男・俊一役を演じたのは石垣恵三郎であった〔。同作への出演は全28回に及び、1981年(昭和56年)10月16日放映の第479回『怒りのラガー』(監督竹林進)が最後であった〔。テレビドラマのなかでも、出演作のほとんどすべてがテレビ映画であり〔、基本的には映画人の人脈のなかで女優人生を送った。1980年(昭和55年)に発行された『日本映画俳優全集・女優編』には、西についての記述が存在しない。
記録に残る最後の出演作品は、日本テレビ放送網とユニオン映画が製作した『事件記者チャボ!』であり、同作は1983年(昭和58年)11月5日 - 1984年(昭和59年)5月5日の期間に放映されたものである〔。同作以降の出演歴は、テレビ・映画いずれもみられない〔〔〔〔〔〔〔〔。同年以降に引退した。『太陽にほえろ!』で夫婦役であった下川は、2004年(平成16年)3月25日に満73歳で死去している〔下川辰平さんが死去 刑事役で人気の名脇役 共同通信、2004年3月25日付、2014年9月25日閲覧。〕。西が存命ならば、2014年(平成26年)現在では82歳前後の高齢である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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