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西村京太郎トラベルミステリーの登場人物 : ミニ英和和英辞書
西村京太郎トラベルミステリーの登場人物[にしむらきょうたろうとらべるみすてりーのとうじょうじんぶつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

西 : [にし]
 【名詞】 1. west 
: [むら]
 【名詞】 1. village 
: [みやこ, きょう, けい]
 【名詞】 1. capital 2. metropolis
ミステリ : [みすてり]
 【名詞】 1. mystery 2. (n) mystery
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
登場 : [とうじょう]
  1. (n,vs) (1) entry (on stage) 2. appearance (on screen) 3. (2) entrance 4. introduction (into a market) 
登場人物 : [とうじょうじんぶつ]
 (n) the characters (in a play or novel)
: [ば]
 【名詞】 1. place 2. field (physics) 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
人物 : [じんぶつ]
 【名詞】 1. character 2. personality 3. person 4. man 5. personage 6. talented man 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 

西村京太郎トラベルミステリーの登場人物 : ウィキペディア日本語版
西村京太郎トラベルミステリーの登場人物[にしむらきょうたろうとらべるみすてりーのとうじょうじんぶつ]

西村京太郎トラベルミステリーの登場人物(にしむらきょうたろうトラベルミステリーのとうじょうじんぶつ)では、テレビ朝日系の2時間ドラマ土曜ワイド劇場」でシリーズ化されている『西村京太郎トラベルミステリー』(テレビ朝日・東映版)に登場する主な架空の人物について解説する。
== 警視庁捜査一課 十津川班 ==
; 十津川省三
: 演 - 三橋達也(第1作 - 第4作・第6作 - 第27作・第29作 - 第33作)、高橋英樹(第34作 - )
: 第5作では天知茂が、第28作では高島忠夫が三橋の代役で出演した。
: 警視庁捜査一課警部。亀井刑事とはかなりの信頼関係ができており、捜査で地方に飛ぶ場合などは行動をともにすることが多い。また、列車が絡む事件に関しては実際にその列車に乗車してみようとするなどかなりの行動派。不当な権力に対しても決して屈せず、むしろ緻密にかわす強かさも備えている。
: 部下に対しては非常に懐が深く、不当な理由で部下が危機に陥った場合は徹底して庇う一方で無実を証明するために奔走する、部下の身内が容疑者として疑われたり部下が容疑者の容疑事実を承服できなかったりする際には気の済むまで休暇取得による私的捜査を許す(ただし警視庁としての後押しはできないという条件付きで)など、優しさと厳しさを兼ね備えた上司である。
: 普段は温厚だが自分勝手な犯人に対しては激高することもあり亀井刑事になだめられる場面もある。
: なお、三橋時代と高橋時代で、それぞれ原作と大学時代のサークル活動が違う(原作はヨット部)。
:; 三橋達也時代の十津川省三
:: 原作とは異なり、東映テレビ朝日版では落ち着いたベテラン刑事といった佇まいで、性格もかなり穏やかである。愛川欽也演じる亀井刑事とは、ちょうど原作と立場が逆になっている。
:: 初期の段階ではあまり自ら動かず、捜査一課のオフィスや捜査本部にどっしりと構え、亀井や西本の報告を待っていることが多い。逆に十津川が自ら動くというと、亀井があっけにとられてしまうほど。しかし事件の真相に迫る為には、腰が重いということはない。
:: とはいえ、理不尽や犯罪者の勝手な言い分には、激昂して声を荒げることもあった。
:: この「捜査一課の重鎮」的なキャラクターづけの為、オープニングやエンディングのキャストロールでは最後に配されていた。
:: 大学時代のサークル活動はラグビー部に所属していたとされる(第9作「寝台急行『銀河』殺人事件」)。
:: なお、ファミリーコンピュータ用ゲーム「寝台特急殺人事件」では、キャラクターは本シリーズの俳優をモデルに描かれているが、十津川は第5作で代役を務めた天知茂がモデルになっている。
:; 高橋英樹時代の十津川省三
:: 自身よりベテランの亀井を従えて飛び回る、より原作に近いキャラクターに変更された。相手に激昂して、亀井にたしなめられるような熱血漢でもある。
:: 夫人と行動を共にするなど、私生活を描かれることも多くなり、またフランクな言葉遣いをするようにもなった。
:: 主人公的位置づけに戻ったため、高橋時代のキャストロールでは1番先頭にくることが多くなった。
:: 大学時代のサークル活動はボート部に変更されている(第41作「夜行列車の女」)。
; 松山史朗
: 演 - 宇梶剛士(第56作 - )(少年期:鈴木励和〈第58作〉)
: 警視庁捜査一課警部補。亀井刑事が青森県警に出向中の第56作(この第56作では本来は西本刑事が務める役回りを担った)から登場。第58作以降は降板した清水や日下のポジションを引き継いだうえ、西本ともほぼ同等の扱いになっている。なお亀井役が愛川だった当時(実質、第57作のみ)はほとんど亀井に絡むことがなく、「史朗」という名前も愛川降板後の第58作から命名されたものである。
; 北条早苗
: 演 - 山村紅葉(第4作 - 第7作・第11作 - )
: 警視庁捜査一課の刑事。清水とともに西本に次ぐポジションの中堅。
: おもに過去の捜査資料の分析や鑑識・他道府県警や所轄署との連絡窓口役としての役割が主だが、聞き込みや犯人確保にも積極的に関わる。第30作や第45作では警察官であることを隠しての潜入捜査も行っている。
: 第4作「寝台特急あかつき殺人事件」の中で亀井に捜査一課へ着任の挨拶をしており、更に清水には十津川に憧れて刑事になった旨を話している(この当時は、かなり痩せていた)。
: 久保田刑事が着任するまでは十津川班の紅一点的存在だった。
; 久保田あかね
: 演 - 伴杏里(第52作 - )
: 警視庁捜査一課巡査部長。北条刑事に続く十津川班2人目の女性刑事。
: 第52作で、旅先で知り合った資産家の女性に対する殺人事件の被疑者にされ自殺を図った兄の足取りを追って、私的に捜査を行っていた西本刑事を付け回す謎の女性として登場するが、ラストシーンで、実は十津川班に加わることになった新人刑事で、異動前に長期休暇を取り旅行中、偶然見かけた西本を刑事と気づかず不審者と勘違いして尾行していたと明かされた。
: 続く第53作から、十津川班の一員として捜査活動に加わっている。
; 小林
: 演 - 佐藤正浩【旧・天原まさみち】〔第49作から第52作まで。〕(第36作 - 第52作・第61作 - )
: 警視庁捜査一課の刑事。十津川班では最もキャリアの浅い刑事とされ、犯人逮捕時の確保役や事件発生時の先遣役となることが多かった。彼の着任前の十津川班は亀井・西本・清水・北条・日下以外に役名のない刑事が複数人配置されていた。
: 第52作をもって久保田・三田村と入れ替わる形で日下と共に一旦退場、後に第61作より同役で再び十津川班に復帰している。
: 演じた佐藤(天原)は、第35作では北海道警察名寄中央署の刑事として出演。
; 西本功
: 演 - 森本レオ(第5作 - )
: 警視庁捜査一課の刑事。十津川班においては亀井に次ぐナンバー3の立場にあり、若手刑事のまとめ役や亀井や十津川(亀井不在時)のサポート役として活躍する。自ら率先して後輩刑事を引っぱるだけでなく亀井や十津川に同行したり、十津川の命を受けて単独で他道府県へ捜査協力に赴くことも多い。また十津川と亀井がともに地方に飛んだ場合は彼が十津川の代行となる。
: なにかと事件に巻き込まれやすいようで、結婚した直後に妻が殺害される(第45作)、友達の結婚式の帰りに乗車した寝台特急の車内で殺人事件に遭遇する(第50作)、自身の兄が殺人事件の容疑者にされる(第52作)などあまりいいことに恵まれない。さらに自分自身が容疑者に仕立て上げられそうになったこともある。しかしそれらは大抵十津川班の活躍で報われる場合が多い。
: 第56作では亀井刑事が青森県警に出向中だったため、捜査では本来亀井が受け持つ役割を代行していた。第58作では松山刑事、第63作では、亀井刑事がメインだったため、活躍の場面が少なかった。
: 階級はとくに示されていないが、十津川班内での立場や亀井・松山との関係からも警部補である可能性が高いとみられる。
: 演じる森本は、トラベルミステリーで唯一60作品以上に出演した俳優である(三橋は34作、高橋は30作、愛川が58作である)。
; 亀井定夫
: 演 - 愛川欽也(第1作 - 第57作)、高田純次(第58作 - )
: 警視庁捜査一課警部補。十津川の右腕的存在。昔気質の粘りとフットワークの軽さを武器にする刑事で、その根気強い聞き込みで新事実をあぶり出す。被害者・加害者の双方に対して情け深い一面があり、容疑者からの電話にその心情を容疑者の側に立って思い図る一言を添えて犯行を思い止まるよう必死に説得したり、十津川に対しても(せめて容疑者がある思いを遂げるまで)逮捕を待ってほしいと願い出たりというところがある。
: 青森県出身のため、北の方から東京へやってくる寝台列車に対しては思い入れがある様子を第51作で見せている。また青森県自体にも思い入れがかなり強く、青森県警出向の際は捜査一課宛の手紙の中で「このまま故郷に骨を埋めようか」と言及していた。第56作では青森県警へ捜査研修の講師として出向しており不在で、青森県警でのシーンと手紙のみでの登場。
:; 三橋十津川時代の亀井刑事
:: 東映・テレビ朝日版の第1作「終着駅殺人事件」が制作された時点では、愛川欽也自身がまだ47歳と、原作の亀井のイメージに対してかなり若かった。加えて、三橋の方が11歳も年上であった。このため、シリーズ最初期の亀井は原作のいぶし銀的なキャラクターに対して、かなりフランクで若々しい人物となっていた。捜査一課の重鎮と言うよりは、西本・日下らの兄貴分的立場で、コメディタッチな言動も見受けられた。また容疑者に対して熱弁をふるったりもする熱血漢であった。
:: ストーリー上も十津川・亀井の立場が原作と逆となっており、実質的に主人公となっていた。キャストロールでも愛川が先頭だった。
:: 基本的に亀井が拳銃を使用する模写は作中では見られないが、第4作「寝台特急あかつき殺人事件」のオープニングのみ拳銃を発射する場面が使用されている。
:: 愛川が50代後半になる三橋十津川の後半では、だいぶ落ち着いた、穏やかなキャラになり、原作のイメージに近づいたが、それでも十津川・亀井が原作と逆転した関係はその最後まで続いた。
:; 高橋十津川時代の亀井刑事
:: より原作に近いイメージの高橋十津川に主人公を返上した形となり、普段は穏やかだが、捜査では粘り強さとフットワークの軽さを発揮する初老のベテラン刑事、という、原作に近いキャラクターに落ち着いた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「西村京太郎トラベルミステリーの登場人物」の詳細全文を読む




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