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西村 雄一郎(にしむら ゆういちろう、1951年10月 - )は、佐賀県を拠点に活動する映画評論家。 == 来歴・人物 == === 純粋な映画評論家時代 === 佐賀県の県都・佐賀市の老舗旅館「松川屋」の長男として生まれる。5歳の時、松竹映画『張込み』のロケ隊が実家の旅館に押し寄せてきた。ロケ隊が1ヶ月も宿泊地として借りきったためであった。特に刑事役の宮口精二から可愛がられた。小学校4年の時に黒澤明監督の『椿三十郎』に感銘を受けたのが、映画の世界をめざす契機となった。 佐賀県立佐賀西高等学校卒業後、本格的に映画を勉強する事を志し、早稲田大学第一文学部演劇科に入学。大学1年の時、黒澤の自殺未遂事件が起き、その時黒澤についての卒業論文を書くことを決める。その黒澤明本人と偶然にも、映画館で隣り合わせにすわり、インタビューすることに成功。完成した卒論『黒澤明その音と映像』は、16年後に出版化される。 早大卒業後、キネマ旬報社に入り、パリ駐在員として3年間フランスに滞在。その間、ルネ・クレマンなど当時存命だった巨匠たちへのインタビューを数多くこなす。 帰国後、ビデオプロダクションに移籍。ビデオCM、ビデオクリップを演出するなど、映画評論家のみならず映像ディレクターとしても活躍した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西村雄一郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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