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西根堰(にしねぜき)は、福島市北部から伊達郡桑折町、伊達郡国見町を経て伊達市に至る農業用水路。 江戸時代初期に掘削され、福島盆地北部の耕地面積を飛躍的に拡大し、2008年現在も維持管理されている。下堰(したぜき)と上堰(うわぜき)の2つの水路がある。灌漑面積は約1,400ha。 ==概要== 2008年現在は福島市飯坂地区で、阿武隈川支流の摺上川から取水する。 1618年(元和4年)に完成した下堰は桑折を経て徳江村(現国見町徳江)までの約13km。工事期間は1年であった。当時の16村を潤した。 1633年(寛永10年)に完成した上堰は、桑折町、藤田(現国見町藤田)を経て五十沢(現伊達市梁川町五十沢(いさざわ))までの約28kmの用水路となる。工事期間は8年であった。岩盤を掘削したりする難工事で、約28kmの水路で標高差がわずか50mという高い水準で設計された。河岸段丘に沿って水路が造られたが、特に桑折町から国見町にかけては周囲の地形との錯覚から、山裾を水が逆流して上っていくように見える。当時の29村を潤した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西根堰」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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