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西武30000系電車(せいぶ30000けいでんしゃ)は、2008年(平成20年)4月26日〔「2011年西武電車最新ガイド」 (2011) p.7〕に営業運転を開始した西武鉄道の通勤形電車である。愛称は“スマイルトレイン” (''Smile Train'') 〔。 以下、本項においては30000系電車を「本系列」と記述し、また編成単位の記述に際しては各編成の飯能・西武新宿寄り先頭車の車両番号(以下「車番」)をもって編成呼称とする(例:38103編成・32101編成)〔「2011年西武電車最新ガイド」 (2011) p.9〕。 == 概要 == 池袋線・新宿線系統において運用された3扉構造の101系・301系電車を代替する目的で〔「新車ガイド 平成20年4月26日から営業運転を開始 西武鉄道30000系」 (2008) pp.70 - 71〕、2007年(平成19年)度より新製された〔、西武グループにおける統一コーポレートスローガン「''でかける人を、ほほえむ人へ''〔事業紹介 - 西武ホールディングス公式Web 2012年6月1日閲覧〕」に沿った内外装のデザインを特徴とする通勤形電車である〔 - 西武鉄道公式Web 2012年6月1日閲覧〕。西武鉄道の通勤形電車としては初の拡幅断面形状の車体を採用して輸送力向上を図り、また車内案内表示装置に西武鉄道に在籍する車両としては初となる液晶ディスプレイ (LCD) を採用するなど、数々の新機軸が導入された〔 - 西武鉄道公式Web(2007年4月27日) 2012年6月1日閲覧〕。 内外装のデザインについては「たまご」をモチーフとし、外観は「生みたてのたまごのようなやさしく、やわらかなふくらみ」を、内装は「温かみのあるやさしい空間」をそれぞれイメージしたものである〔。また、各部の設計には後述する本系列の設計開発プロジェクトに参加した女性社員の意見を反映し〔、専門的な視点のみならず利用客視点からの意見・感性を取り入れたものとした〔。 本系列の主にデザイン面における工夫が評価され、2009年(平成21年)7月にNPO法人キッズデザイン協議会〔1億2700万人のキッズデザイン! キッズデザイン協議会 〕より第3回キッズデザイン賞を、本系列の製造を担当した日立製作所とともに鉄道車両としては初めて受賞した〔第3回キッズデザイン大賞 商品デザイン部門 - 受賞した94件の一つ。受賞番号091028。〕〔その他、鉄道友の会が主催するローレル賞において2009年(平成21年)度の受賞候補となったものの、最終選考において落選した。〕。 落成以来、本系列は西武鉄道におけるイメージリーダーとして〔「心なごむ 西武のまーるい電車 SMILE TRAIN」 (2008) p.41〕各種宣伝媒体および公式コンテンツに数多く登用されているほか〔子供向けコンテンツ「Go!Go!スマイルトレイン 」など。〕、2012年(平成24年)には西武鉄道が創立100周年を迎えるにあたって制定された100周年記念ロゴのモチーフにも用いられた〔西武鉄道100年への思い - 西武鉄道100年アニバーサリー特別サイト 2012年6月1日閲覧〕。また同記念企画の一環として、西武鉄道が保有するプロ野球チーム・埼玉西武ライオンズが中学生以下を対象に一般公募した100周年記念ユニフォームデザイン案〔西武鉄道はおかげさまで100年!ライオンズユニフォームデザイン大募集! - 埼玉西武ライオンズ公式 2012年6月1日閲覧〕のうち、選考の結果本系列の外装色を模したデザイン案が採用された〔〔あの感動と興奮を再び!9/25〜27 西武鉄道創立100周年記念ユニフォームを再着用! - 埼玉西武ライオンズ公式 2012年9月20日閲覧〕〔「4000系とスマイルトレインユニフォーム」と題された同ユニフォームは、同年8月および9月の西武ドームにおける埼玉西武ライオンズ主催公式戦・計8試合において着用された。〕。 本系列は当初計画段階において8両編成12本(96両)・6両編成3本(18両)・2両編成3本(6両)の計120両を新製すると公表され〔〔、2015年(平成27年)4月1日現在、10両編成4本(40両)、8両編成16本(128両)および2両編成6本(12両)の計180両が在籍する〔交友社「鉄道ファン」 2015年8月号付録 大手私鉄車両ファイル「車両配置表」 (2015) 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西武30000系電車」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Seibu 30000 series 」があります。 スポンサード リンク
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