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西武クハ1411形電車(せいぶクハ1411がたでんしゃ)は、かつて西武鉄道に在籍した通勤形電車。 本形式は対応する電動車(モハ)形式が存在しない制御車(クハ)のみのグループであり〔ただし、501系モハ501形初期車がモハ411形(初代)と改称・改番された際に本形式の半数と編成されたことから、後年の411系(2代)新製に際してモハ411形(初代)がそれらに形式称号を譲ってクモハ351形(2代)と改称されるまでの期間において、モハ411形(初代)と本形式を総称し「411系(初代)」として扱われることがある。〕、西武所沢車両工場において木造車の鋼体化名義で新製されたものが主流を占めるが、20m級車体の戦災国電の払い下げを受けて復旧の上導入したものも存在した。 == 概要 == 戦後混乱期における利用客激増への対応と、戦中の車両酷使に伴う整備不良や補修部品不足に起因する車両稼働率低下という、相反する課題の克服に鉄道事業者各社が頭を悩ませる中、西武においては主に日本国有鉄道(国鉄)より払い下げを受けた戦災被災車、いわゆる戦災復旧国電の増備によって混乱期を乗り切っている。 それら戦災復旧国電はモハ50形等を出自とする17m級車体の車両が多くを占めたが、モハ40形・60形を出自とする20m級車体の戦災被災車も6両存在し、同6両は1950年(昭和25年)から1952年(昭和27年)にかけて順次復旧されたのち本形式に区分された。 また1954年(昭和29年)より、国鉄より払い下げを受けた木造車〔これらは払い下げ後クハ1221形(初代)・1271形・サハ2001形として運用されたものと、旅客用車両として運用されることなく鋼体化改造の種車となったものに二分される。前者についても木造車体のまま運用に供された期間は1年程度に過ぎず、順次鋼体化改造の種車となった。なお、本形式の製造に際しては主に前者が種車となっている。〕の台枠を流用し、前述20m級車体の戦災復旧車に準じた車体を新製したグループが誕生した。同グループは増備中途で設計変更を加えられつつ1959年(昭和34年)までに39両が新製され、本形式は延べ45両の陣容となった〔ただし、後述の通り戦災復旧車グループの大半は早期に廃車となったことから、同時期における最大在籍数は42両に留まっている。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西武クハ1411形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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