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多摩川線(たまがわせん)は、東京都武蔵野市の武蔵境駅と府中市の是政駅を結ぶ西武鉄道の鉄道路線である。俗に、旧路線名から是政線とも呼ばれる。駅ナンバリングで使われる路線記号はSW。 多摩川線は路線名の変遷が激しい。多摩鉄道時代の1922年6月20日に是政駅まで全通後、1927年8月30日に旧西武鉄道に吸収され〔『鉄道ピクトリアル』(2002年4月臨時増刊号 No.716、p108)より。〕、路線名は多摩線と呼ばれるようになる〔『地方鉄道及軌道一覧 : 附・専用鉄道. 昭和10年4月1日現在』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕。その後路線名は是政線と名称変更され、後に更に武蔵境線と変更、そして現在の多摩川線に変更されて今に至る〔『鉄道ピクトリアル』(2002年4月臨時増刊号 No.716、p104)より。〕。 == 概要 == 他の西武鉄道の路線群とは直接の接続がない孤立路線で、JR中央線の武蔵境駅から南西に延びている。武蔵境駅付近は2006年12月に一部高架化され、2008年7月19日に全面高架化された。 保線職員や整備職員などは多摩川線専属の社員が在籍せず、新宿線の上石神井駅から出張してくる。車両の毎日の検査や清掃などは白糸台車両基地で行われ、大規模な検査や整備を行う場合は、甲種輸送の形で武蔵境駅付近からJR線に入り、新秋津駅まで貨物列車として機関車に牽かれ、新秋津駅から所沢駅を結ぶ連絡線を経由して整備工場である武蔵丘車両検修場(かつては旧西武所沢車両工場)へ回送している。中央線高架化工事が行われていた際は、甲種輸送ができなかったため、部品の輸送で対応していたが、中央線高架化工事完了後は車両の甲種輸送が再開された。 以前は、国分寺駅まで西武の電車が旧型国電との併結で回送していた。 自動改札機が全駅に設置されていないため、西武線では唯一パスネットが利用できなかった。かつて発売されていた、SF機能を持たないレオカードでは切符を購入できたものの、2008年3月14日を以て使用できなくなった。SFレオカードでは購入もできなかった。 武蔵境駅以外の駅から乗車するときは、乗車券を自動券売機で購入しそのまま入場する〔ただし、武蔵境駅が有人改札だった頃は改札で入鋏のスタンプを押していた。〕。このため、切符には「入鋏省略」と記載されている。出場時には駅係員により切符が回収される。連絡乗車券はJR武蔵境駅の連絡改札口の自動改札機にそのまま投入できる。 2007年3月18日からサービスを開始したICカードPASMOは当路線にも導入され、簡易ICカード改札機を各駅に設置して対応している。西武鉄道内では池袋線・西武秩父線の武蔵横手 - 横瀬間各駅にも設置されているのと同じもので、JRの簡易Suica改札機とは違いオートチャージも利用できる。また、武蔵境駅でも簡易ICカード改札機が設置されていたが、高架駅完成時に自動改札機が導入された。 ワンマン運転を実施しているが、全駅の改札が初電から終電まで稼動しているため、車内には運賃箱や運賃表示機などの設備が無く、いわゆる都市型ワンマン方式となっている。運転士は運転席後部にある(通常は車掌が操作する)ドアスイッチを操作してドアの開閉を行うため、駅到着後ドアが開くまでとドアが閉まってから電車が発車するまでには少し間がある。また、武蔵境駅・白糸台駅(始発のみ)・是政駅では発車メロディが導入されているが、発車時にはチャイムが鳴らされる。途中駅ではこれが発車の合図となり、その後車内に「ドアが閉まります。ご注意下さい。」と放送される。 ワンマン運転開始当初は前面に「ワンマン」の文字を掲出していたが、現在運用されている新101系ではこの掲示はなく、始発駅発車後の車内放送で案内するのみにとどまっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西武多摩川線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Seibu Tamagawa Line 」があります。 スポンサード リンク
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