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西生浦倭城(せいせい〔『大日本分県地図併地名総覧 昭和十二年』昭和礼文社1989年12月〕ほわじょう、ソセンポわじょう、)は、文禄・慶長の役で加藤清正により、現在の大韓民国蔚山広域市蔚州郡に築かれた倭城(日本式の城)。 ==構造== 現在の蔚山市の中心部から南に約15kmほどの位置する海に面した小高い200mの山の上に築かれた。海は入り江になっており、城の築かれた山の北側には川も流れている。形態は山城。山頂に本丸、山腹に二の丸、麓に三の丸という配置である。本丸には天守も築かれた。 現在では、山頂と山腹に石垣のみが残る。朝鮮半島に当時築かれた倭城のなかでも保存状態が良い。日本に残る城跡のほとんどが、江戸時代に大名・幕府の威光を示す「見せる城」として作り替えられたもので、安土桃山時代の実戦用城郭の遺跡は少ない。このため、築城研究の貴重な資料ともなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西生浦倭城」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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