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西表炭坑(いりおもてたんこう)は、南西諸島の西表島北西部から内離島にかけて分布していた炭鉱である。1936-1937年(昭和11-12年)の最盛期には各地から1400名の労働者が集まり、年間12-13万トンの石炭を産出していたが1960年に休止となった。 ==地質== 西表島およびその周辺は第三紀中新世に堆積した八重山層群と呼ばれる砂岩や頁岩の地層から成っている。この地層の間に厚さ15-90センチメートルの石炭層が3-4枚挟まれており、特に八重山夾炭層と呼ばれることもある。石炭の地層としては比較的浅い場所にあり、炭層の厚みが薄いことを特徴とする。石炭層にはシイ、カシ、クスノキ、タブノキ、シロダモ、モチノキなどの化石が含まれている〔白井祥平、佐野芳康 『西表島の自然』 新星図書出版、1983年〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西表炭坑」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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