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西連寺春菜 : ミニ英和和英辞書
西連寺春菜[にし]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

西 : [にし]
 【名詞】 1. west 
: [むらじ, れん]
 【名詞】 1. party 2. company 3. group 
: [てら]
 【名詞】 1. temple 
: [はる]
  1. (n-adv,n-t) spring 
: [さい, な]
 【名詞】 1. greens 2. vegetables 

西連寺春菜 ( リダイレクト:To LOVEる -とらぶる-の登場人物#主要人物 ) : ウィキペディア日本語版
To LOVEる -とらぶる-の登場人物[とらぶるのとうじょうじんぶつ]

To LOVEる -とらぶる-の登場人物(とらぶるのとうじょうじんぶつ)では、矢吹健太朗(漫画)・長谷見沙貴(脚本)による少年漫画作品『To LOVEる -とらぶる-』(以下『TL』)に登場するキャラクターの一覧について解説する。なお、本作のスピンオフ作品『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』(以下『ダークネス』)の登場人物やエピソードについても本項にて扱う。
声優ドラマCD版・テレビアニメ版共通のもの。各キャラの身長、体重、3サイズなどのプロフィールは、『To LOVEる-とらぶる-&To LOVEる-とらぶる-ダークネス公式データブック「ぱ〜ふぇくとらぶる!」』『To LOVEる-とらぶる-ダークネス 楽園計画ガイドブック「とらぶまにあ」』『To LOVEる -とらぶる- ダークネス 総選挙BOOK「とらぶるくいーんず」』より。
== 主要登場人物 ==
;
: 声 - 渡辺明乃
:; 概要
:: 『TL』『ダークネス』共通の主人公。作中では名前を「リト」と片仮名で表記されることが多い。
:: 彩南高校に通う男子高校生。高校のクラスは1年A組(『TL』第1話 - 第48話)→2年A組(『TL』第49話 - 現在)。10月16日生まれ。血液型O型
:; 容姿
:: ツンツンヘアーで、髪の色は狐色。瞳の色は黄土色。身長164.5cm、体重62kg。3サイズはB83-W64-H76。
:: ルックスについては「パッとしない」などと評されることもあるが、妹の美柑からは『TL』単行本で「容姿はそこそこ」という評価を下されている。
:; 性格
:: 裏表のない純粋で優しい性格で、ヤミからは「お人よし」と評されている。争いを好まない性格でもあるが、『TL』初期の頃はララの件で何かと張り合ってくるレンと取っ組み合いの喧嘩をすることが多かった。自分を飾らない性分で、嘘やお世辞は苦手だが、その分、相手への気遣いをストレートに示す。正義感や責任感が強く、家族や友人を助けるために自らの身の危険を厭わないなど勇気も兼ね備える。女性に対しては優しく、ヤミや芽亜やネメシスなどの変身兵器であっても差別することなく普通の女の子として接している。
:: 家族思いな一面もあり、美柑に家事の負担が集中するのは悪いという思いから、高校では部活に入ることを断念した。現在、家事の中で庭の植栽や鉢植えの世話を担当しており、そのためか「とらぶるクエスト」編では職業が花屋になった。
:: ララからは「宇宙で1番頼りになる人」として絶大な信頼を寄せられている。春菜はリトの魅力について「一緒にいると暖かい気持ちにさせてくれる」と語っている。
:: 同年代の男子と比べるとかなり純情で、女性の肌の露出に対して免疫が低い。猿山曰く、過去に「水着のグラビアを見て気を失った」こともある。しかしララとの出会いをきっかけに女子と関わる機会が増えたため、現在ではある程度免疫がついてきたようで、『TL』終盤では水着姿の女子とも平静を保って会話している。但し、ほとんどの男性キャラとは違い、『TL』初期から春菜以外の女性の美貌や巨乳を見ても関心を示すことはない。
:; 能力
:: 身体能力は高く、特に足が速い。中学2年生の体育祭ではリレーのアンカーを務め、3人抜きを成し遂げてクラスを優勝に導いた。また身体がかなり頑丈で、作中ではヤミをはじめ女性陣から暴力を受けることも多いが、すぐに回復している。瞬発力や反射神経も極めて優れており、さらに毎日のようにヤミの攻撃から逃げ続けるうちに磨きがかかったようで、「地球人には無理」と言われた"ブラディクス"の斬撃を全て紙一重でかわし切った。ただサッカーに関しては、中学時代にサッカー部に入部していたにもかかわらず、ボールコントロールはイマイチである。
:: 学業成績はあまり芳しくなく、また作中で自分の誕生日を忘れているなど、頭脳はあまり優秀とは言いがたい。一方で手先は器用で、美柑からは『TL』単行本で「細かいことはムダに得意」と評されている。ゲーム関連は得意。
:; 恋愛関係
:: 恋愛に関しては奥手。中学2年から春菜に恋をしており〔きっかけは、校庭の花壇を荒らしたという疑いを自分にかけられたとき、春菜だけは「結城くんはそんな人じゃない」と信じてくれたから。〕、心の中では彼女のことを「春菜ちゃん」と呼んでいるが〔本人の前や人前では「西連寺」と呼んでいる。なお、リトが心の中で「春菜ちゃん」と呼ぶことを知っているのは、(順番的に)猿山、美柑、モモ、ネメシスの4人のみ。〕、なかなか彼女に思いを告げられずにいた。その後、『TL』序盤で思い切って春菜に告白するが、偶然その場にララが乱入して、しかもララと春菜の2人が、リトの告白を春菜ではなくララへの告白と勘違いしてしまったために状況が複雑化することになる。
:: リトに告白されたと勘違いされたララから、リト本人は望まないままに彼女の婚約者候補とされてしまい、以後ララから求愛を受けるようになる。しかし、リトの春菜への思いは揺るがず、ララも『TL』中盤でリトの好意が自分に向いていないことを察し、「自分の努力でリトに振り向いてもらえるようになりたい」という思いから婚約を解消している。
:: その後も春菜への想いは変わらず、様々な出来事を通じて彼女と徐々に距離を縮めていく〔『TL』では3度春菜に告白を試みるが、1度目は先述の通りララへの告白と勘違いされ、2度目は花火の爆音に告白の声をかき消され、3度目はお静のお節介で別の女子(唯、ルン、ナナ、御門)に告白してしまうなどいずれも失敗に終わっている〕。その一方で、次第に自分の中でララの存在が大きくなり、2人の少女の間で思いが揺れ動くようになる。そして『TL』終盤でララは好きだが、それ以上に春菜が好きであるという答えを出したが、『ダークネス』では、モモの「ハーレム計画」や、レンの「自分に思いを寄せる女の子を泣かせるな」という言葉を受けて、再び迷いが生じ始めている。事故で春菜と初めてキスをしてしまい、モモに相談したところ告白を提案され、4度目の告白を試みるも逆に春菜に謝られてしまった上、ナナが呼び出したキューオクトパスの大群に襲われ失敗する。
:: なお、『TL』開始当初から春菜に思いを寄せられていたが、『ダークネス』開始時点では春菜、ララに加えてルン、唯、モモから恋心を抱かれており、セリーヌからも人間体になってからは父親のように慕われている。さらにナナと凛からも好意を抱かれるようになり、ヤミまでも好意を抱いているとおぼしき言動を見せ始め、ついにダークネスの一件で決定的にヤミから恋心を抱かれるようになった。他にもそれらしき言動を示している女性が何人もおり、美柑からは「いつからそんな罪な男になったわけ?」と思われている。モモの観察によれば、リトの周囲にいる女性はみんな、程度の違いはあれリトに好意を抱いているという。しかし自身は色恋沙汰には非常に鈍感で、春菜、唯、モモ、ナナ、凛、ヤミに好意を抱かれているのに全く気付いていない(既に告白済みのララ、ルンは別)。
:: ちなみに好きな異性のタイプは、春菜のようなおしとやかな女の子。逆に唯のようなツンデレな女の子に対しては、怒っていると勘違いして焦る素振りを多く見せる。
:: 現時点で、リトが春菜に恋していることを知っているのは、(順番的に)猿山、美柑、林檎、ララ、ペケ、モモ、ナナ、芽亜、ネメシスの9人。
:; ラッキースケベ
:: 『TL』序盤から彼にエッチなトラブルが降りかかることが多い。ラッキースケベも頻繁に描かれており、特に転んで女性キャラクターの股間や胸に顔を突っ込んでしまうことが多く、モモからは「さすがリトさん」または「神業のような転びっぷり」と言われ、ヤミからは「もはや"能力"の領域に到達しつつあります」や「物理法則もへったくれもないですね」と言われている(全て不可抗力であるが)。また寝相が悪く、女性が隣に寝ていると、無自覚なままにハレンチな行為を起こしてしまうこともしばしば。この状態をモモからは「寝ぼけモード」と名付けられており、ハーレム王の資質があると考えられている。
:: こうしたラッキースケベっぷりから、ナナや天条院グループの3人などから「ケダモノ」扱いされることもあるが、唯や春菜のように、わざとやってるわけではないと理解している者も多い。なお、たった1度だけ、ダークネスに対し、不可抗力でなく自分の意思でハレンチ行為をしている〔芽亜の発案で、ダークネスのバグを促進させてヤミの心を取り戻すために行った。その時は校長を真似をして、一瞬でパンツ一丁になって迫った。モモ曰く「校長を模倣することで理性の壁を破壊しようとしている」「寝ぼけモードと手つきが同じ(身体が覚えている)」芽亜曰く「必死に自分を抑え込んであり得ない自分を演じている」〕。
:: 御門からは"突発性ハレンチ症候群(仮称)"という病気ではないかと考えられている。1つの仮設として、ハレンチスパイラル〔リトの生来の誠実な性格によってどんなときでも流されることなく理性を保ち続けた結果、リトの内なる性衝動(リビドー)はグツグツと煮込まれ、肉体がリトの意志とは無関係に女子の身体に反応するようになってしまった。それが転倒時に発動、ありえない体勢を誘発し、その度にリトは反省し性衝動を抑え込む、そして次はもっとありえない体勢になるインフレーションが起きるという現象。〕に陥っているとのこと。ハレンチ体質の応急措置として医療器具を使用したものの、リト相手には全く制御ができなかった。御門からは、病気とかいう次元ではなく天災、超自然現象、宇宙的な意志すら感じ、治療も対処も不可能いう結論に至った。
:; 女体化
:: 作中ではララの発明品によって女性化させられることがあり、そのときは「夕崎梨子(ゆうさき りこ)」と名乗っている。身長163cm。体重52.5kg。3サイズはB85-W55.5-H84。なお初めて女性化させられた時、リトは女性用の服や下着を着用することを拒絶していた。
:: リトに自覚はないが、梨子の外見はかなり美人であり、猿山から一目惚れされている。その後、猿山とデートさせられた際は、猿山に「リトの親戚」と名乗った。
:: 女性化の事実を知っているのは、(順番的に)ララ、ペケ、美柑、春菜、お静、ヤミ、遊、ナナ、モモ、芽亜、御門、ティアーユの12人。
:: ヒロイン総選挙での順位は、恋人部門18位(5票)、友達部門19位(46票)、押しメン部門19位(20票)、入れ替わり部門7位(554票)。
:; その他
:: 好物は唐揚げ。彩南高校ではよく豆乳を飲んでいる描写が見られる。ゴキブリが苦手。
:: 週刊少年ジャンプで実施された第1回キャラクター人気投票では5位(2201票)と健闘したが、結果発表の際に1人だけカラーではない〔『TL』単行本では、結果発表の扉絵に描かれていない〕という扱いを受けた。
:: 作中で高校1年生から2年生に進級する描写〔『TL』単行本6巻収録「トラブル49 もう一度ここから」〕があるが、進級後も『TL』単行本7 - 9巻の初期の版では登場人物紹介ページで「高校1年生」と誤記されていた。
:: 休日は、庭の草むしりしたり、父・才培の漫画の手伝いしたり、セリーヌと公園に行ったりして過ごしている。
:; アニメ第1期独自の設定
:: 自宅では青と白の縞柄のトランクスとTシャツのみで過ごしており、ズボンをはいていない。
:: 漫画では何故春菜を好きになったのかは描かれていないが、アニメ第1期では中学時代に花壇荒らしの疑いをかけられたリトを春菜が唯一かばったという回想が登場し、これが春菜を意識するようになったキッカケとされている。春菜との仲は漫画よりも進展しており、春菜の携帯番号も入手しており、第25話からは面と向かって「春菜ちゃん」と呼ぶようになった。
:: 料理が苦手なララに難題をふっかけてデビルーク星へ追い返そうとしたり、レンが自分と猿山を間違えたことを自分に対する侮蔑と見なして怒るなど、漫画と比べると相手の人格をやや軽視した言動も見受けられる。一方で、第8話では年老いた女性の荷物を進んで運ぶ、事故で倒れた者に人工呼吸を施す、萎れた花を移し変える、迷子になった女の子の親を探すなど人間的な優しさが強調されており、その行いの数々が唯に好意を持たせるきっかけとなった。
:: ララの婚約者になる経緯は漫画と異なっている。一方で、経緯こそ違うものの、『TL』終盤同様、最終的にはララは好きだがそれ以上に春菜が好きであるという答えを出した。
:; OVA独自の設定
:: 第1巻ではララの発明品の「ぱいぱいロケットくん」にぶつかり暴発したことで女性化してしまい女性としての生活を余儀無くされる。その後成り行きで天条院家に運ばれ沙姫達に保護されるが、沙姫達との入浴中にララが侵入し発明品のバズーカ「解除弾」で元の姿に戻されてしまい、沙姫達に悪印象を与えてしまった。女性としては「リコ」を名乗った。第5巻では裏表のない性格が強調されている。
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: 声 - 戸松遥
:; 概要
:: 『TL』のメインヒロインの1人。『ダークネス』でも引き続き登場する。
:: 宇宙人の女の子。現在は結城家に居候しており、後に彩南高校に転入する。高校のクラスは1年A組(『TL』第4話 - 第48話)→2年A組(『TL』第49話 - 現在)。7月7日生まれ。血液型B型
:; 容姿
:: ロングヘアーで、髪の色はピンク色。瞳の色は緑色。身長165cm、体重50.5kg。3サイズはB89-W57-H87。
:: 「宇宙一の美貌」と謳われた母親譲りの美貌を持つ美少女で、尾てい骨の付近から悪魔を連想させるような尻尾が生えている。
:; 出自
:: デビルーク星の第1王女で、父・ギドはデビルーク星の大王で、母・セフィはチャーム人の王妃。ギドを「パパ」、セフィを「ママ」と呼ぶ。
:: 故郷の王宮では入浴の際も多くの侍女が傅くような生活を送っていたため、人前で裸をさらすことにあまり抵抗がない。そのため、結城家では風呂上りにララが全裸でうろうろする姿がよく見られ、リトにそのことを注意された際に「これからは恥じらいを持って裸でうろうろする」と発言したこともある〔ただし恥じらいが全くないわけではなく、下着をつけていない状態でリトの顔に股間を押し付ける恰好になったときには恥じらっていた。〕。ただし尻尾が敏感なため、そこを触られるのは極端に嫌がる。
:: 当初、結城兄妹以外の地球人には自分が宇宙人であることを隠していたが、物語中盤でそのことがバレてしまう。ただし、もともと何かと常人離れした行動が目立っていたため、特に驚かれることなく受け入れられている。
:; 性格
:: 天真爛漫で前向きな性格。マイペースで、他者の都合をあまり斟酌せずに行動する傾向があるが、友人に対する思いやりは深く、友人を傷つけようとする者は許さない。
:: 誰に対しても臆することなく、また偏見を持たずに接するため、ヤミや唯など、当初ララとは距離を置いていたキャラクターとも次第に打ち解け、最終的には友人となっている。また妹2人のことも大切に思っている。
:: 『ダークネス』ではリトと彩南町を守るためダークネスと闘った際、限界以上に力を消耗したため身体が小さくなってしまった〔デビルーク星人の体質。父のギドと比べると症状は遥かに軽いとのことで、ちゃんと食べて寝ていればそのうち回復するらしい。その後も普通に学校に通っており、ヤミからはお詫びに30本の牛乳を渡された。〕が、第56話で元の身体に戻ることができた。
:; 能力
:: 力をセーブしても100m走を10秒9で走るなど、運動能力は地球人のそれを軽く上回る。加えて戦闘力も高く、特に「尻尾ビーム」は本人曰く「とっておき」の攻撃。体術でもヤミに「強いじゃないですか」と言わしめるほどの実力を持つ。3姉妹の中で一番デビルークのパワーを継いでいる。放たれる「尻尾ビームフルパワー」はかなり強力だが、ダークネスの光の剣にはわずかに劣る。
:: 銀河に広く知られた頭脳の持ち主でもあり、特に理工学系の知識と開発力に優れる〔そのため、ララの婚約者候補の中には、ララの才能を兵器開発に利用しようと目論む者も存在する。〕。作中ではペケをはじめ、多数の発明品を開発している。
:; 嗜好
:: 他のキャラクターと比べて「美味しい」と感じる範囲が広く、ルンが用意した激辛サンドウィッチを食べたときも「スパイシーでおいしい」で済ませている。辛い料理を好む傾向があるようで、OVAではハバネロをかけたかき氷を食べていた。
:: 料理の腕前は壊滅的に下手で、リトに手料理を振るまい食べさせた時は舌を火傷させたり、ララ特製の元気スープを飲んだザスティンは3日間生死の境をさまよった。
:; 恋愛関係
:: 婚約者候補との見合いが続く日々に嫌気が差し、王宮から家出して地球を訪れ、結城家に居候する〔当初はリトの部屋のクローゼットの中にラボを作っていたが、ナナとモモが結城家に居候するようになって以降は2人が作った屋根裏の空間に移っている。〕。当初は見合いから逃れるためにリトとの結婚を考えていたが、ある日、リトの発言を勘違いして本気でリトに恋心を抱くようになる。
:: 恋の押し引きを物理的な押し引きと勘違いするなど、常識外れな言動を見せることもあるが、リトへの好意を隠すことなく示し、また王女の権力に頼らず、あくまで1人の少女としてリトに振り向いてもらいたいと思っている。
:: 他の女子への嫉妬心は抱いておらず、リトに恋する女子が他にいることを知っても「リトがデビルークの王になれば問題ない」と発言している〔この発言は妹のモモに影響を与えており、『ダークネス』でモモが「ハーレム計画」を考案したのもララの考えを知ったことがきっかけである。〕。ただし春菜がリトに思いを寄せていることを知ったときは、自分がリトに気持ちを伝えることに夢中になるあまり、周りが見えていなかったと反省し、「2人で一緒に恋を頑張る」という結論を出した。性的な知識はほとんどなく、それゆえに周囲をやきもきさせ、また本人も知らない色香を醸し出してしまうことがある。
:: 『ダークネス』ではリトと春菜の恋を応援していたが、ペケとモモから背中を押され、再びリトにアプローチする。リトと春菜がキスしたことを知ってもショックは受けず、嬉しさを感じている。
:; その他
:: 作者の矢吹曰く「ビジュアル重視で作ったため、宇宙人にするか悪魔にするか悩んだキャラクター」。その名残は、悪魔を連想させるような尻尾や、名前に「サタン」や「デビル」といった単語が含まれていることからも窺える〔名前に関してはナナ、モモ、ギドの3人にも同じことが言える。〕。しじみの味噌汁、マジカルキョーコが好き。尻尾を触られることが苦手。
:: 『ダークネス』では、トラブルメーカーの役割をナナ、モモに譲り「姉」としてのキャラクターを強調している。その場の空気を和ませるムードメーカーにもなっている。なお、57話になるまで校長のことを変態だと認識していなかった。
:: 第1回キャラクター人気投票での順位は1位(5472票)。
:: ヒロイン総選挙での順位は、恋人部門4位(1163票)、家族部門4位(822票)、友達部門8位(460票)、押しメン部門6位(894票)、入れ替わり部門6位(655票)。
:; アニメ第1期独自の設定
:: 漫画と比べてトラブルメーカーの面が強調されており、生物の授業中に「リトをよく知りたいから」という理由でメスを持ってリトを追い回したこともある。
:: 胸を揉まれることで、揉んだ相手との婚約を成立または解消できるというオリジナル設定が存在する。
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:;
:: 声 - 新井里美(アニメ第1期・OVA・ダークネス)・豊崎愛生(アニメ第2期)
:: ララが開発した、意思を持つ万能コスチュームロボット。目が渦巻きになっており、背中からは羽が生えている。
:: 様々な衣服に変化することができ、視認した服装を瞬時に再現することや、逆に瞬時に衣服から元の姿に戻ることもできる。さらに他者の衣服を修復することも可能。またコスチューム機能の応用で擬人化したこともある。性別はなく、男の姿にも女の姿にもなることが可能。ただし、エネルギーが切れると機能を維持できず、コスチュームが崩れてしまうため、エネルギー充填のために睡眠をとる必要がある。また惑星ミストアでは機能できない。
:: ララのお気に入りはペケの形状をほぼ維持したドレスモードだが、かなり目立つため、ドレスモードへの変形は飛行する必要がある場合などに限定されている。普段は制服や平服に変形することが多く、その際、ペケ本体は髪飾りとして表出している。『ダークネス』では応用として、着ぐるみの要領で別人の外見そのものに変化している。
:: 初対面のリトを「さえない顔の地球人」と呼ぶなど、『TL』初期は毒舌家な面も見られるが、基本的には礼儀正しく、ロボットとは思えない喜怒哀楽の感情や洞察力も見せる。
:: ララの衣服になるだけではなく、相談に乗ったり、一緒にテレビゲームで遊んだりするなど、総じて良き相棒と言える存在である。また、ペケ自身も生みの親であるララを慕っており、そのためリトがララの求愛に応えないことが理解できないでいる。ララの気持ちを尊重してはいるが、ごく普通の地球人であるリトを若干軽んじている節があり、ララがリト以外の男性を眼中に置いていないことには懸念を抱いている。
:: 『TL』最終話では、リトとララがお互いに好き同士であることを知る。『ダークネス』第50話でセフィを救うため「天空×字拳」を披露。
:: 第1回キャラクター人気投票での順位は9位(763票)。
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: 声 - 矢作紗友里
:; 概要
:: 『TL』のメインヒロインの1人。『ダークネス』でも引き続き登場する。
:: 彩南高校に通う女子高校生。高校のクラスは1年A組(『TL』第1話 - 第48話)→2年A組(『TL』第49話 - 現在)。部活はテニス部に所属している。3月6日生まれ。血液型O型。
:; 容姿
:: ショートヘアで、髪の色は青紫色に彩色されているが、設定上黒髪である〔『TL』第1巻9ページのリトのセリフに春菜について「サラサラの黒髪」とある〕。前髪を2つのヘアピンで留めている。瞳の色は紫色。身長160cm、体重50kg。3サイズはB79-W56-H82〔3サイズの初出はアニメ第1期。〕。
:: スレンダーの美少女ではあるが、友人と比べるとやや胸が小さく、本人も密かに気にしている。牛乳を飲む、腕立て伏せをするなど地道に努力をしているが、本人曰く「あまり変わらない」。
:; 性格
:: 誰に対しても分け隔てなく接する優しい性格。飼い犬のマロンからは「まろやかで心和らぐ香り」を持っていると評されている。
:: 控えめでおしとやかなため、普段は一歩下がって相手を立てることが多いが、幼少の頃に父親から言われた「悩むくらいなら行動しなさい」という言葉の影響から、いざというときにはリーダーシップを発揮する。また、自分の身を挺して周囲の人間を守ろうとする勇気も併せ持ち、そのためか「とらぶるクエスト」編では職業が勇者になった。人望も厚く、2年A組ではほとんどのクラスメートから推薦を受けてクラス委員に就任した。
:; 能力
:: 学業成績は優秀。
:: あくまで地球人であるため身体能力はララに比べると非力だが〔ララの「まるまるチェンジくん」でララと身体を交換した際、春菜の身体を借りたララがドルドッグ星人に1度吹っ飛ばされている。〕、恐怖が極限に達すると、ララやヤミから一目置かれるほどの馬鹿力を発揮する。ただし、運動はずっと苦手だった。
:: 小学校の時は料理教室に通っていたため、料理の腕はかなりのもの。家でも料理を担当している。部活を料理部ではなくテニス部にしたのは中学時代のリトの影響。
:; 交友関係
:: 同じくテニス部に所属する里紗・未央とは親友だが、2人からしばしば胸を揉まれるなどイジられることがあり、悩みの種となっている。ララが彩南高校に転入してからは、ララも交えた4人で行動することが多くなる。
:: 幽霊が大の苦手だが、お静とは仲良くなっており、最近ではお静が幽体離脱した姿を見ても冷静さを保っている場面がある。
:; 恋愛関係
:: 中学校時代からリトに好意を抱いており、本人たちは気づいていないが実はリトとは相思相愛の関係である。本人曰く、中学2年生の体育祭でリトが活躍する姿を見て、彼のことを意識するようになったらしい。
:: リトとはたびたびいい雰囲気になるが、お互い相手の気持ちに気づいていないため、なかなか進展しない。加えてリトに自分の気持ちを伝える勇気が持てず、彼への愛情表現がストレートなララに対して羨望と軽い嫉妬を抱いている。その後、ララとの友情が深まるにつれ、ララの気持ちを慮るあまり、ますますリトに対して積極的な態度に出づらくなるというジレンマを抱えるようになる。
:: 『TL』終盤、自分のリトへの思いをララに告白し、「2人で一緒に恋を頑張る」という結論に至る。
:: 『ダークネス』では、「ハーレム計画」自体は知らないものの、宇宙での一夫多妻制は珍しくないことをモモから聞かされ、デビルークハーブのドリンクを飲んで酔った際に、リトに「好きな人は一人占めしたくなる」と伝えた。事故でリトとキスしてしまい、お静に相談したところ告白を提案され、告白しようとしたが勇気が出せず失敗した。ララにもリトとキスしたことを伝えた。
:: 現在までに彼女のリトへの想いを知っているのは、(順番的に)美柑、林檎、お静、御門、マロン、ナナ、ララ、ペケ、モモ、秋穂の8人と1匹と1体。
:; その他
:: マロン(犬)、りんご、紅茶が好き。オバケ、暗いところが苦手。第1回キャラクター人気投票での順位は2位(3076票)。
:: ヒロイン総選挙での順位は、恋人部門1位(2098票)、家族部門7位(306票)、友達部門7位(647票)、押しメン部門10位(304票)、入れ替わり部門9位(306票)。
:; アニメ第1期独自の設定
:: 漫画ではリトから苗字で呼ばれているが、アニメ第1期では終盤に「春菜ちゃん」と呼ばれ、喜びを露わにしていた。
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: 声 - 花澤香菜
:; 概要
:: リトの妹で、結城家では料理〔料理の腕前については、沙姫から「うちのコックより美味しい」と高く評価されている。〕をはじめ家事の多くを担っているため、立場は1番強い。彩南第一小学校に通う女子小学生で、学年は5年生(『TL』第1話 - 第48話)→6年生(『TL』第49話 - 現在)。11月3日生まれ。血液型O型。
:: 当初はあくまで「主人公の妹」というポジションだったが、『TL』後半からはほぼヒロインの1人となっている。『ダークネス』でも友人のヤミがストーリーの中核を成すため出番は多く、ジャンプSQ.19に掲載される番外編ではメインヒロインである。矢吹健太朗も「割と美柑系の話は好きなのが多い」と語るなど愛着が伺える〔『TL』第18巻トーク〕。
:; 容姿
:: ロングヘアーで、髪の色はダークブラウン。瞳の色は黄土色。普段はクリアビーズのヘアゴムで髪をトップで束ねている。大人志向のファッションを好んでおり、自宅でくつろいでいるときにはファッション雑誌タウン情報誌などを読んでいる。身長149cm。体重41kg。3サイズはB70-W52-H73。
:; 性格・能力
:: しっかり者で言動は実年齢よりはるかに大人びており、少し毒舌。そのため周囲から頼りにされることが多いが、その一方で、寂しがりやという年相応な一面もある。
:: 学業成績は優秀で、加えて洞察力が鋭い。特に感情の機微に敏感で、作中ではリト、春菜、唯のそれぞれの想い人を見抜いている。また地球人であるためさすがにヤミには及ばないが、兄と同じく身体能力は高い〔「まるまるチェンジくん」でヤミと身体交換した際、美柑の身体を借りたヤミは「力はいつもより出ない」と言いつつも校長を殴り倒している。〕。
:; 人間関係
:: 兄のリトに対しては「リト」と呼び捨てにしているが〔幼少の頃は「お兄ちゃん」と呼んでおり、『TL』『ダークネス』どちらでも1度「お兄ちゃん」と呼んだことがある。〕、兄とは強い絆で結ばれており、リトに対して強い信頼を寄せている。リトからも「兄妹ってこと以上に特別な存在」と語られており、リトから大切に思われているという意味では全キャラクター中トップクラス。『TL』初期はリトに対して小悪魔のような振る舞いを見せていたが、『TL』中盤以降は感情の変化なのか、恋愛・性的感情とも取れるようなブラコン気味の描写が増え、特にリトに大胆なアプローチを繰り返すモモに対しては警戒感を抱いている。
:: 学校では男子生徒にモテており、告白されることもしょっちゅうなのだが、全て断っている。その際、幸恵から兄にベッタリなことをからかわれ、本人はからかわれるたびにドギマギしつつ否定している。
:: ヤミとは「普段は素振りを見せないが、実際には寂しがりや」という共通点があり、年恰好の近さもあってシンパシーを感じている。最初は素っ気なくされていたが、ヤミが賞金稼ぎに襲撃された一件をきっかけにヤミの最初の友人となった。その後も互いに「1番の友達」と認識している。
:: ティアーユとの会話からヤミの過去や芽亜との関係を知り、ヤミの妹にあたる芽亜とも仲良くしようと考えているが、元々芽亜に対してはあまり良いイメージはなかった様子。
:; その他
:: 作中ではよくアイスキャンディーを食べている。家族、アイス、掃除が好き。好物はオムライス。雷、怖い話が苦手。
:: 第1回キャラクター人気投票での順位は4位(2472票)。
:: 『TL』単行本には不定期で「美柑観察記」が掲載されており、美柑の視点から物語の後日談などが書かれている。また漫画「迷い猫オーバーラン!」では第1話と第3話でゲスト出演した。
:: ヒロイン総選挙での順位は、恋人部門7位(809票)、家族部門1位(2785票)、友達部門16位(95票)、押しメン部門8位(477票)、入れ替わり部門19位(78票)。
:; アニメ第1期独自の設定
:: 世話好きで家庭的な女の子として描かれることが多い。物語との関わりも少なく、ヤミとは一切絡まなかった。
:; OVA独自の設定
:: リトを呼び捨てで呼ぶようになったきっかけが描かれている。また、ヤミとは既に友人関係となっている。
:
; (こんじきのやみ)/ ヤミ
: 声 - 福圓美里
:; 概要
:: 宇宙で最も危険視されている殺し屋。『TL』のアンチヒロインで、『ダークネス』ではモモと共に物語の中核を担うキャラクター。
:: 12月24日生まれ。血液型AB型
:; 容姿
:: 長いストレートの金髪を持った美少女。瞳の色は紅色〔ティアーユと瞳の色が異なるのはヤミが単純なクローンでない(改造人間的な存在である)ことを表している。〕。体躯は小柄かつ細身で、胸も小ぶり。身長は153cm、体重は45kg。3サイズはB75-W52-H77。
:: 普段は黒い戦闘服を纏っていることが多い。『ダークネス』で彩南高校に編入してからは学校の制服姿で登場することも増えている〔ティアーユが彩南高校の教員として赴任してからしばらくは、以前のように黒い戦闘服姿で図書室等に入り浸り授業に出なくなっていたが、ティアーユが担任になってから、リトの説得もあって再び制服姿で授業に出るようになった。〕。
:; 出自
:: "プロジェクト・イヴ"によって、ティアーユの細胞をベースに生体兵器として生み出された人工生命体。本名は「イヴ」(苗字があるかどうかは不明)で、「金色の闇」は殺し屋となってからのコードネームである。ただしヤミ自身は他者に本名を明かしておらず、そのため作中ではコードネームを捩って「ヤミ」や「ヤミちゃん」と呼ばれる〔ヤミ自身は「ヤミちゃん」という愛称を気に入っており、『ダークネス』でティアーユと再会したときに「今の私は『金色の闇』であり『ヤミちゃん』」と発言している。『TL』でもクロに対して「ヤミちゃん」という呼称を推奨している。〕。
:; 性格・能力
:: 常に沈着冷静で感情の起伏があまりなく、表情を変えることも少ない。口調は丁寧だが口数は少なく、他者に心を開くことはほとんどない。生体兵器として育てられたため、友情・家族愛・恋愛といった概念に疎い。また、男性から性的関心を向けられることを嫌い、エッチなトラブルに巻き込まれたときは「えっちぃのは嫌いです」と発言するのがお約束となっている。その反面、殺し屋として孤独に生きてきたためか、表にはなかなか表わさないものの寂しがり屋の一面もある。
:: なお、上記の性格は「兵器」となってから形成されたものらしく、ティアーユに育てられていた頃は、笑顔を振るまう天真爛漫で明るく優しい、ごく普通の子供だったらしい。
:: 変身能力を有しており、身体のあらゆる器官を自在に変化させることができる。加えて体術も相当なもの。洞察力も高く、ララの発明品でリトが女性化した際、女性化したリトの正体を一目で見抜いた。
:; 人間関係
:: ラコスポからリトの抹殺を依頼されて地球を訪れ、リトを襲撃する。しかし途中でラコスポからの情報が偽情報だったことに気づき、ラコスポと対立。その際、ララに助けられたことでララに興味を持つ。ラコスポからの依頼が白紙に戻った後も「自分はターゲットを殺し損ねたことはない」として地球に留まり、リトの命を狙っていたが、生命の危機をリトに救われたことがきっかけで、彼に対して複雑な感情を持つようになる。その後、彼の裏表のない優しさに触れ、エッチなトラブルの被害に遭うたびに苛烈な制裁を加えながらも次第に態度が軟化してきている。特に『ダークネス』に入ってからはその傾向が顕著で、彼に笑顔を見せたり、心中の悩みを吐露したり、安らぎを感じて抱き締めてほしいと思ったりするようになる。ダークネスから命懸けで元に戻してくれたリトには深く感謝しており、これをきっかけにはっきりとリトに対して恋心を抱くようになった。リトの前で冷静さを失い慌てふためくという、それまでにない顔を見せ始めている。芽亜と御門からアドバイスされ、リトと仲良くなりたいと考えているが、素直になれずリトには全く気持ちが伝わっていない。現在までに彼女のリトへの想いを知っているのは、(順番的に)芽亜、モモ、御門、ティアーユ、お静の5人。
:: また、ララやリトとの関わりを通じて美柑から慕われるようになり、賞金稼ぎから襲撃された一件を機に友人となり、以降行動を共にする機会が増える。『ダークネス』では美柑から勧められたこともあり、彩南高校の1年B組に編入し、ナナ、モモ、芽亜と同級生になる。自分に積極的に接してくるモモのことは、本性を知っているため最初は拒絶していたが、その頃から彼女の能力は認めていた。アゼンダの件で助けられてからは芽亜の正体を話すなど少しずつ心を開くようになった。
:: 以上のように、デビルーク王女のララ、ナナ、モモとは交流が盛んになってきているが、ザスティンからは未だに危険人物として警戒されている。
:: 芽亜のことは彼女の正体や目的を知った当初は、敵とみなすことも考えたものの、自身が周囲の助けによって変われたように、彼女を受け入れたいと思うようになる。芽亜が学校を救うために隠していたトランスを発現させた時には「私の妹」だとハッキリと彩南高校の全員に伝え、頭を下げた。
:: 育ての親とも言えるティアーユには、幼少時は実の親のように甘えていたが、ある日突然引き離され、以後何年にも渡りその生死も分からない状態となっていた。『ダークネス』でようやく再会を果たしたものの、まだ彼女に対して素直になれずにいる。しかし生きていてくれたことは喜んでおり、不器用ながら気にかけている。
:: 他人の名前をフルネームで呼び捨てにする傾向があり、彼女がフルネームで名前を呼ばないのは、ララ(「プリンセス」と呼ぶ)、美柑、モモ、ティアーユ、ナナ、芽亜など、同性の親しい人物に限られる。
:; 嗜好・弱点
:: リトと初めて会ったときに彼からたい焼きを貰い、それ以来大好物となって毎日買いに行っている。そのため登場する際にはたい焼きを手にしていることが多い〔『TL』『ダークネス』どちらも1度、たい焼きを混ぜ合わせた見るからにおぞましい料理を披露している。〕。また、趣味は読書で、よく書店や彩南高校の図書室に入り浸っている。
:: 一方、ニュルニュルとヌメる物が苦手で、ニュルニュルした触手を持つ怪物に襲われると生理的嫌悪から戦意を失うこともある。殺し屋になったばかりの頃、ある触手生物の森に迷い込んで、なにかされたためである。
:: また、惑星ミストアでは、環境の影響から変身(トランス)が使用できない。
:; その他
:: 第1回キャラクター人気投票での順位は3位(3008票)。
:: モデルは『BLACK CAT』のイヴ。ビジュアルをはじめイヴの設定の多くを受け継いでいるが、性格は大幅に異なるほか、イヴと比べて身長は高めで、変身能力のバリエーションは減っている〔『TL』単行本の解説によると、長谷見のシナリオでは当初、性格もイヴによく似ており、喋り方も幼かったが、本作用の新キャラクターとして描きたいという矢吹の意向もあり、素行面の描写が変更された。〕。なお、イヴとヤミの声優はどちらも福圓美里が担当している。
:: ヒロイン総選挙での順位は、恋人部門3位(1411票)、家族部門3位(1608票)、友達部門15位(124票)、押しメン部門3位(1568票)、入れ替わり部門1位(2036票)。
:; アニメ第1期独自の設定
:: 漫画よりも表情が若干豊かで、文化祭では欠席した生徒に代わってアニマル喫茶のウェイトレスを務めるなど、漫画よりも親しみやすいキャラクターとなっている。本人曰く年齢は「フロムス銀河暦で24歳」だが、地球暦換算で何歳になるのかは不明。
:: 漫画では自身が所有する宇宙船・ルナティーク号で生活しているが、アニメ第1期では御門の診療所に身を寄せている。
:: 基本的にリト、ララ、御門以外の人物との関わりは少なく、美柑との絡みはない。
:: にゅるにゅるが苦手な描写はない。
:; OVA独自の設定
:: 既に美柑と友人関係となっている。美柑の相談に乗り、同じ寂しさを理解する者として諭すなど大人びた一面を見せた。
:;
:: 声 - 福圓美里
:: "闇(ダークネス)"発動時のヤミ。生体兵器イヴの真の姿。頭部に2本のツノが生えており、両手の爪が鋭くなる。身長153cm、体重50kg(角、爪含む)。3サイズB75-W52-H77。12月24日生まれ。血液型AB型。ティアーユを追放した科学者から、破壊をもって宇宙を混沌へと導くプログラムを意識の中に埋め込まれていた。
:: 数年前に一度覚醒したことがあり、その時は惑星キルドを真っ二つに斬っている。これはティアーユを失い殺し屋に身を堕とし心が荒んでいたため、闘いの中で暴走しダークネスになったものだったが、不完全な覚醒だったため数秒で変身が解け、覚醒時の記憶を失った〔ただし、2度目の覚醒の際にその記憶が復活している。なお、1度目の覚醒の直後、体力を激しく消耗し、記憶を失った状態で御門の元を訪れたのがヤミと御門との初対面だった。〕。
:: 彩南町で2度目に覚醒したときは性格が豹変し、えっちい事を好むようになっていた〔ダークネスに覚醒したヤミにとって、ハレンチは最高の誉め言葉でもある。〕。衣装も1度目の時とは変わっているらしく、かなりきわどいものになっている〔ナナからは「ハレンチで変態みたい」、美柑からは「変態みたいなカッコ」とそれぞれ言われている。〕。また、リトに対して異常な執着を示し、大好きなリトを自分の手で殺して彼の魂と一つになりたいという危険な思考の持ち主となっていた。ララに対しては恋路を阻むおじゃま虫として敵意を抱き、容赦のない攻撃を繰り広げた。そのためザスティンからは怒りと殺意を向けられることになった。
:: 自力でワームホールを造り出すほどのポテンシャルを持ち、ワームホールからの攻撃や他者の体に繋げることもできる〔ダークネスはその力を悪用して、春菜、唯、ララの体にワームホールを繋げてセクハラを行った。〕。変身能力を水や地面に伝達させて操る事も可能。リトを「ハレンチの化身」として好む為か、髪の一部を複数のリトに変えてナナ、モモ、芽亜を襲ったり、地面に変身能力を伝達させてリトを象った巨大ゴーレムを召喚した。また、ダークネス覚醒以前は苦手だったニュルニュルを何より好んでいる。右手から放たれる光の剣は惑星を破壊するほどの威力があり、ララの「尻尾ビームフルパワー」の威力をわずかに上回る。
:: 本来、ダークネスに覚醒した時は破壊衝動のみに支配されるはずとのことだが、上記のように2度目の覚醒ではかなり異なる状況となっていた。ネメシスはこれを、リトにセクハラされた記憶がバグのようにダークネスの記憶に紛れ込んだと推測していたが、実はヤミの心の奥底にあったリトへの想いがダークネスの支配を受けることなく残り、それがバグを生み出していた。最後は芽亜の発案により「リトに自発的にえっちぃ事をさせる」ことでダークネスは解除された〔ダークネスを発動していた間の記憶は今回は失われなかった模様で、解除後のヤミは後日学校の女子生徒たちに謝罪し、リトに対して「ダークネス時の発言も行動も全部ホントの私じゃない」と激しく否定している。また、ダークネスとの戦闘で幼女化してしまったララにお詫びとして大量の牛乳をプレゼントした。〕。
:: えっちぃこと、ニュルニュルしたもの、結城リトが好き。しつこいヤツが苦手。
:;
:: 声 - 野坂尚也
:: ヤミを「主(マスター)」と呼ぶ人工知能付きの宇宙船。ヤミからは「ルナ」と呼ばれている。300万光年の距離をたった2時間で移動するほどの速度である。ヤミにジャンク屋で拾われた過去を持ち、共に幾多の死線をくぐり抜けた相棒でもあり、ヤミの住居でもある。ナナ曰く「口悪い」。後にヤミを「マスター」から「ヤミちゃん」と呼ぶようになる。あまり睡眠を取らず戦闘訓練をするヤミを心配するなど優しい一面もある。
:: アニメ版のEDでは「ルナ」で記されている。
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: 声 - 名塚佳織
:; 概要
:: 『TL』中盤以降から登場するヒロインの1人。彩南高校に通う女子高校生。高校のクラスは1年B組(『TL』第1話 - 第48話)→2年A組(『TL』第49話 - 現在)。1年B組ではクラス委員、2年A組では風紀委員を務める。5月3日生まれ。血液型はB型。
:; 容姿
:: 長いストレートの黒髪を持った美少女。瞳の色は黄土色。身長162cm、体重51kg。3サイズはB88-W59-H87〔。
:: 当初は気難しい表情しか見せなかったが、次第に明るく柔和な笑顔を見せるようになる。 スタイルが良く、特に初登場時からそこそこあった胸は回を追うごとに成長しており、自身も成長を自覚している。
:; 性格
:: 生真面目な性格で、宇宙人関係などの珍事を目の当たりにすると、「ありえない」「非常識」と発言することが多い。また風紀や秩序に厳しく、非常識な騒動が横行している彩南高校の現状を憂慮し、秩序を保つために風紀活動に取り組んでいるが、妥協を許さない姿勢から向こう見ずな行動に出て、自ら危険を招いてしまうこともある。
:: 優しさも兼ね備えており、作中では高齢の骨川を気遣って掃除を行ったり、セリーヌの件で落胆していたリトを気遣ったりしている。
:: 男女関係を目にしたり、里紗に胸を揉まれる、リトの「ラッキースケベ」に巻き込まれるなどした際には、すぐに赤面して「ハレンチな!」「ハレンチだわ!」などと叫ぶ。そのため芽亜から「ハレンチせんぱい」と呼ばれている。ただ、自分自身も、頭の中では何かと「ハレンチな」想像をしてしまう場面も多く見られる。
:: 幼い頃は強気な性格の一方で、無視されると泣き出してしまうといった一面もあった。
:; 人間関係
:: 進級早々、風紀を乱す危険人物としてリトとララに目をつけるが、町の不良から身を挺して守ってくれたことをきっかけにリトを意識し始める。『TL』中盤以降、無意識ながら彼に好かれようと努力を重ねている様子が見られるが、その感情が恋愛感情であると認めることができず、それどころかリトの言うことには訳も無く反発してしまうなど、かなりのツンデレ。リトからは「いつも自分に対して怒っている」などと誤解されていたが、バレンタインデーでリトに手作りのチョコレートを渡したことで誤解が解ける。また、リトの事をハレンチ男と周囲に伝えることもある反面、彼が本意ではそんな事はしないというのも理解している。現時点で自分のリトへの想いを知る人物は、(順番的に)遊、美柑、モモ、唯の母、唯の父の5人。兄の遊からはリトとの恋を応援されている。
:: 風紀活動への徹底した取り組みが影響してか、当初は教室に1人でいるような描写が多かった〔風紀強化週間ではあまりの厳しさにクラスで孤立しかけたり、小学5年生の頃に子猫を助けようとして最初に同級生の男子達に声をかけるも、「いつもエラソーな事言ってるから」と無視されてしまった。〕が、最近はララや春菜をはじめとした級友ともそれなりに親しく交流している。
:: 結城家の人間(デビルーク三姉妹を含む)以外で、人間体化したセリーヌと最初に会った人物であり、セリーヌに懐かれている。リトとセリーヌと3人で公園に居た際、通りすがりの老婆に夫婦とその子供に間違われたこともある。以降、セリーヌを囲んでリトと夫婦になった姿を妄想することが多くなる。
:: 小学校5年生の頃に子猫を助けようとしてリト、美柑の兄妹に出会っていたことが『ダークネス』で明らかにされた。
:; その他
:: 猫、読書が好き。しかし母が猫アレルギーなため猫を飼うことができない。水泳、走ること(マラソンなど)が苦手。泳げないため浮き輪を使用している。ヤミやナナ、ティアーユから苗字を「コケ川」と間違えて呼ばれたことがある。
:: 『ダークネス』57話では、わけあってリトが変装していた校長の正体を察知し、影でその正体を知った。また、この回で風紀委員の仕事を手伝っていたナナに風紀委員に入ってみないかと薦めている。
:: 第1回キャラクター人気投票での順位は6位(2103票〔彼女が初登場したのは人気投票募集の告知した号(しかも最後のページ2コマだけ)であったにもかかわらず、高い順位を獲得していて、作画担当の矢吹健太朗も「驚いた」とコメントしている。〕)。また、スタイルの良さに加えてララと異なり恥じらいを持っているせいもあってエッチなトラブルに遭う割合は他のヒロインと比べても高い。好きな人に関する突飛な妄想をする一面や、また極端にネガティブな妄想をしてしまう所がリトと共通するものがあり、長谷見沙貴もキャラクター紹介の欄で「実は一番リトと気があうかもしれない」と語っている。
:: ヒロイン総選挙での順位は、恋人部門5位(1041票)、家族部門17位(110票)、友達部門12位(259票)、押しメン部門1位(1993票)、入れ替わり部門4位(1209票)。
:; アニメ第1期独自の設定
:: 漫画では当初はクラスが別だったが、アニメ第1期では最初からクラスメートとなっている。リトに対しては漫画と同じく危険人物としてマークしていたが、彼が街中で人助けをしているのを目撃し、彼の優しさに好意を持つ。
:: 文化祭の出し物として書道の展示や地域研究を提案する(クラスメートから反感を買ったが)など、風紀指導以外でもクラスを品行方正に保つべくリーダーシップを取ろうとする描写がある。また、周囲から堅物扱いされる性格が形成されたのは、「だらしない」家庭環境が原因だったという回想が描かれた。
:: 着やせするタイプ。また、漫画とは違ってララたちとプールで遊ぶなど、水が苦手という描写はない。
:: ララが宇宙人だと判明した際、「だから不謹慎だったのね」と偏見的な描写があった。
:; OVA独自の設定
:: 第3巻では何故か全く違った明るい性格になっている。
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: 声 - 伊藤かな恵
:; 概要
:: デビルーク星の第2王女でララの妹。モモとは双子の姉妹〔第2王女・第3王女の通り、ナナの方が姉であり、幼少期のナナはモモとの喧嘩の際に自身が姉であることを主張していた。〕。身長151cm。体重43kg。3サイズはB68-W54-H77。8月8日生まれ。血液型B型。『TL』中盤以降からレギュラーキャラクターとして登場し、『ダークネス』ではモモ程ではないものの、物語の主要人物的な位置で活躍する。なお、ララを「姉上」、リトを「リト〔当初はリトをフルネームで呼んでいたが、春菜の話を聞いて以降から「リト」と呼び始めている。〕」、ギドを「父上」、セフィを「母上」と呼ぶ。
:; 容姿
:: 長めの髪を左右で束ねてアップにした髪型(いわゆるツインテール)だが、髪を下ろしている状態も多々見受けられる。瞳の色は紫色。ツリ気味の瞳で上顎の犬歯がときおり牙のように覗く、小悪魔っぽい容姿をしている貧乳少女。
:; 性格
:: 明朗快活さがララに似た印象の少女だが、やや大言壮語気味で、しばしばモモのツッコミを受けている。貧乳であることに劣等感を持っており、胸が小さいのを他の人から指摘されると「ペタンコで悪かったな!」と叫ぶのがお決まりとなっている。勝気で生意気な言動のわりに結構な甘えんぼうである。また、貞操観は古風で純情らしく、ララとリトの仲をからかうモモに対し「結婚の前にキスなどするわけない」と狼狽したりする。動物の夫婦や赤ちゃんと仲が良いにも関わらず、性的な知識も乏しく「子作り」も『ダークネス』第55話にて芽亜に教えられてやっと理解した〔当人は顔を真っ赤にして動揺しており、芽亜に「リト先輩と練習してみたら?」とからかわれた。〕。
:; 能力
:: 動物と心を通わせるという、デビルーク人の中でもレアな能力を持っていて、凶暴な宇宙動物をも手懐ける。また、ララの発明品の伝送システム「デダイヤル」で仲の良い動物を呼び出し、自らのピンチの際などに加勢させることができる。ただし、(ミネラルンの)ヌップルちゃんのように、動物とは言え知能があまりにも低いとこの能力も役に立たない場合もある。彼女の自称によると、自らはモモより優秀らしいが、それをはっきりと表す証拠はなく、成績面での優劣は不明〔『ダークネス』第26話では歴史のテストで赤点を取っている。〕。しかし宇宙のインターネット(のようなもの)を使った際にこういうものは苦手だと発言していたり、とらぶるくえすとのプログラムの大半をモモに任せているなど、少なくとも機械に関しては劣るようである。『ダークネス』では王宮での勉強もサボり気味だったと語っている。
:; 人間関係
:: 姉のララが熱を上げているリトの人柄に興味を持ち、モモと共に謀ってリトと関係者を3D体感RPG世界に引き込み、リトが姉を幸福にできる男なのかどうかを試そうとした。その後、勉強が嫌で王宮を抜け出してモモと共にデビルーク星から家出し、現在では結城家に居候している。
:: 『ダークネス』からは、モモに誘われて、彩南高校の1年B組に編入し、芽亜の正体を知らないまま友達になる。その後正体を知られた芽亜から「友達ごっこは終わり」と言われ落ち込むこともあったが、リトに励まされて芽亜と本気で向き合った結果、ごっこではない「本当の友達」になる。
:: ペケと同様、ララの婚約者候補としてのリトの資質には疑問を持っており、何かとエッチなトラブルに巻き込まれがちなリトに対して沙姫同様、「ケダモノ」と偏見を持っている。しかし、同時にララやモモがリトを慕う理由に興味も抱いており、車に轢かれそうになったマロンを助けたことがきっかけで、マロンを通じて春菜のリトへの想いも知り、これを機にリトへの人柄への関心を強めている。その頃からは描写を見る限り、リトへの誤解などは完全ではないものの、徐々に解決の方向に向いているようで、リトへの好意も否定はしているがまんざらでもない様子が時折見られるようになった。特に、『TL』最終話での春菜へ向けた告白を自分へのものだと勘違いした時のシーンはその具体例である。『ダークネス』に入ってからはその傾向はさらに強くなっている〔ララの発明品の誤作動により彼とヤミの手がくっ付いた際に多少嫉妬しているような表情を見せる、芽亜との件の際励ましてくれた彼に添い寝しようとする等。その時はモモが先にいた為、未遂で終わっている。〕。芽亜との一件以降は特にリトを強く意識しており、モモからもリトのことに関してよくからかわれている。今ではリトのことを「ピンチの時は頼りになる奴」と評している。
:: その後のララとの会話で、リトが春菜とララが好きであることを知り心を痛める。モモから「ハーレム計画」の全てを聞かされるものの、反対している。
:: 『ダークネス』57話で風紀委員である唯の仕事を手伝っている様子が描かれ、唯のことを皆のために頑張っている姿を見てすごいと感心しており、彼女からスカウトを受けた。その後、唯に電話をして風紀委員になることを決めており、64話にて新風紀委員として本格的に活動している。「コテ川」や「モミ岡」など、名前の一部をカタカナにするのが特徴。
:; その他
:: 動物、お菓子、絵を描くことが好き。尻尾を触られること、ピーマン、勉強が苦手。
:: 『ダークネス』13話以降、登場人物達の中では唯一、制服のベストを着ていないが、『ダークネス』64話ではベストを着ており、左腕に風紀委員の腕章を着けている。
:: ヒロイン総選挙での順位は、恋人部門9位(461票)、家族部門5位(794票)、友達部門1位(2008票)、押しメン部門9位(391票)、入れ替わり部門13位(160票)。
:; OVA独自の設定
::第5巻にリトに助けられた時は、その日の夜に彼に添い寝しようとしていたが、ララとモモが先にいた為、未遂で終わっている。
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: 声 - 豊崎愛生
:; 概要
:: デビルーク星の第3王女でララとナナの妹。ナナとは双子の姉妹。身長151cm。体重45kg。3サイズはB78-W54-H78→B80-W54-H79。8月8日生まれ。血液型B型。実年齢は14歳で、ヤミとは同年齢。『TL』中盤以降からレギュラーキャラクターとして登場し、『ダークネス』では物語のもう1人の主人公として活躍(暗躍)する〔アニメ「ダークネス」のキャスト順はEDだとリトに次いで2番目。一部のサイトではリトが4番目なのに対して1番目となっている。〕。なお、ララを「お姉様」、リトを「リトさん」、ギドを「お父様」、セフィを「お母様」と呼ぶ。
:; 容姿
:: ロングヘアのナナに対して肩上までのショートのヘアスタイルで、サイドアップのようなアホ毛が左右にあるのが特徴〔幼少時はナナと同じくらいのロングヘアであり、モドリスカンクのガスを浴びて幼女化した際もロングヘアだった。〕。瞳の色は紫色。『ダークネス』では、大人っぽく見せるため、くせっ毛を直している。
:; 性格
:: ナナと比べると大人しく清楚で、如才ない印象の少女で普段は優しい。しかしキレるとギドの血筋らしい凶悪な地が出て、形相も険しく変貌する。ナナからは猫被りに見られており、しばしば「イイ子ぶってる」「外ヅラだけは良い」などと毒づかれる〔この地の部分はリト達との初対面時にも見せており、リトは「大人しい子に見えたけど、やっぱデビルークの血筋」と言っている。〕。実際に、ハッタリをかけて惑星ミストアの植物達を脅しただけでなく、怯えながら逃げ惑う植物達の姿を見て「カワイイ」と言いながら悦に入るなど、かなりのドSで腹黒い一面も併せ持っている。『ダークネス』からはドSや腹黒の一面は「V・M・C」と接するときくらいにまで鳴りを潜め、背伸びをしたがるような一面やリトたちの人間関係の変化に一喜一憂するといったものが多く描かれている。他者へは基本的に敬語を使っているが、ナナ、芽亜、ネメシスなど一部の相手には敬語なしで喋っている。焦ったり考え事をしている際に髪の毛をいじる癖がある。
:; 能力
:: ナナと同様に特有の能力があり、モモは植物と心を通わせることができ、地球の動植物にも興味がある様子。そのことから、植物だった頃から人型に進化した現時点に至るまで、セリーヌの言葉を通訳する役目を果たしている。また、ララの発明品の伝送システム「デダイヤル」で仲の良い宇宙植物を呼び出し、自らのピンチの際などに加勢させることができる。
:: また、ララに似てエンジニアとして優れた才能を持っている模様で、ララが作りかけで放置していた3D体感RPGのプログラムを起動可能な状態にまで仕上げ、ナナと共にリトの資質を確認する計画を遂行した〔ナナがデダイヤルで呼び出す動物達が普段過ごしている「電脳サファリ」などもモモがプログラムをしている。〕。さらに戦闘能力も高く、ララ同様に格闘をこなせるほか、尻尾から強力なビームを放つこともできる。
:: 『ダークネス』に入ってからは美柑の家事を手伝っていることがあり、美柑からは「センスがある」と評されている。
:; 人間関係
:: ナナと共に3D体感RPGを利用してリトの資質を確認するといったことをした後、勉強が嫌で王宮を抜け出してナナと共にデビルーク星から家出し、ララ同様に現在は結城家に居候している。モモは植物と心を通わせる能力を有しており、自分同様植物に愛情を持って接するリトに親近感を抱き、優しい彼に恋心を抱くようになった〔一番のきっかけは、セリーヌを助けるために危険指定Sランクの惑星ミストア行きを決意した時のこと。〕。その後もリトを肉食系にするため、性的な意図も含めて彼に大胆なアプローチをとる。本人曰くポジションにはこだわらないらしく、2番でも3番でもいいからリトに愛されたいとのこと。ただし、大胆に振る舞っているように見えていたものの、実は内心ではそれほど余裕がなかったことが後に明らかになった。リトに愛されたいと思う反面、経験がないため具体的な行為をされることはまだ怖い気持ちが先立つ。
:: 『ダークネス』第0話で、リトが春菜に告白しようとして失敗する瞬間を目撃しており、リトが春菜のことを好きであること、その後のララとの会話で、春菜もリトのことが好きであることを知る。ララの純粋で前向きな気持ちを知り、自分1人だけのためではなく、皆で幸せになるために、リトの周囲の女性全員(実妹の美柑も含む)を巻き込んだ「ハーレム計画」を決意する〔「皆で幸せに」と言う考えに嘘はないが、その根底にあるのは自身の恋心であり、ナナに計画を話した際にも「第三王女の私が誰にも迷惑をかけずに恋を叶える方法」と言っている。〕。その計画遂行のため『ダークネス』からは、リトをめぐる女性関係に接点を持ちやすいようにと、彩南高校の1年B組に編入する。
:: なお、「ハーレム計画」はララが正妻ポジションでなければ成り立たないとのこと。
:: ネメシスに対しては、「天敵」として嫌悪感を抱いており、よくからかわれている。また、里紗や芽亜といった自分以上のスキルを持ち、からかったりしてくる相手にも苦手意識を持つ。
:: 母・セフィの言葉〔「あなたのやりたいようにやってごらんなさい。あなたの心がそれでいいのなら…ね。」〕を受けてからは、「ハーレム計画」の行動は控えめになっている。リトから春菜とキスしたことを聞かされたときは敗北感を感じていた〔リトが春菜への告白に失敗したときは内心ホッとしていた。〕が、ララの「1番とか2番とかどうでもいい。私がリトのことが好きで、リトも私が好きなのがサイコーに幸せ」という言葉を聞き、「ハーレムを完成させ、リトさんに愛されすればそれでいい」と決意を改め、再び行動し始めている。
:; その他
:: 植物、紅茶、ゲーム、銀河ネットサーフィンが好き。ニンジン、牛乳が苦手。好きな言葉は「棚からぼたもち」とのこと。
:: 彩南高校への編入後、男子生徒からの人気は高く、後述のファンクラブ「V・M・C」が結成〔V・M・Cとは対称に男子生徒3人によるナナのファンクラブも存在していたが、全員単なる貧乳推しだったため、ナナ本人から殴り飛ばされた。〕されており、モモ自身も結成当初はそれほど彼らの存在を気にしてはいなかったが、次第にエスカレートしていく彼らの過激なアプローチを受けるようになってからは「ウザい」などと疎ましく思っている。
:: ヒロイン総選挙での順位は、恋人部門6位(906票)、家族部門6位(652票)、友達部門10位(331票)、押しメン部門7位(645票)、入れ替わり部門11位(175票)。
:
;
: 声 - 井口裕香
:; 概要
:: 主要登場人物の中では唯一、『ダークネス』より登場したキャラクター。身長153cm。体重44kg。3サイズはB75-W52-H77。11月1日生まれ。血液型O型。
:: 彩南高校に学生として潜入しており、1年B組所属。リトを「リトせんぱい」、ヤミのことを「ヤミお姉ちゃん」と呼ぶ。
:; 出自
:: 第6次銀河大戦末期に、"プロジェクト・イヴ"よりヤミの開発データを元に生み出された第2世代の変身(トランス)能力者であり、同じように生まれたヤミを「お姉ちゃん」と呼んでいる。彼女が最初に覚えている景色は、壊滅した研究所、壊れた培養カプセルで、自分が何者で何のために生まれたかもわからずガレキの中を彷徨っていた時、ネメシスと出会った。その時に本人も気づかないまま、ネメシスにずっと「変身融合」されていた。地球に来る以前、ヤミの情報を集めるために賞金稼ぎの真似事をし、一部の宇宙人からは「赤毛のメア」と呼ばれていた。
:; 容姿
:: 赤髪のおさげをしている美少女。瞳の色は瑠璃色。パンツは縞パンを着用している。
:; 能力
:: ヤミと同じ変身能力に加え、身体の一部を相手と融合してその精神に入りこむ「精神侵入(サイコダイブ)」という能力も持っている。
:: 「精神侵入」の応用で、髪の毛1本からでも相手と物理的・精神的に融合し身体の支配権を奪うことができる「肉体支配(ボディジャック)」という能力も持つ。
:: 手加減した状態でも、宇宙海賊3人を簡単に倒すほどの強さを持つ。ネメシス同様、他人や動物への擬態が可能。
:; 性格
:: 性格は良くも悪くも無邪気で好奇心旺盛。「素敵」というのが口癖である。精神の中とはいえリトに裸を見られても動じていなかったり破廉恥な行為を「生物としてごく自然な欲求」と解釈している。女子の前でリトにえっちぃ事について色々と教えてほしいと大胆な要求するなど、ヤミとは対照的に恥じらいが無い様子。リトとの精神侵入を経て、「えっちぃ気分」について知った模様。スイッチが入ると止まらなくなるところがある。紅茶に大量の砂糖を入れて飲むほどの甘党で、キャンディーを舐めていることも多い。
:: 匂いフェチであり、本物か偽物かを嗅覚で見抜くことができる〔それゆえ、『ダークネス』57話では、わけあってリトが変装していた校長の正体を唯一見破った。〕。
:; 人間関係
:: ナナ、モモの2人とクラスメイトで、ナナとは仲の良い友達になり、後に入学してきたヤミとも同じクラスメイトとなる。
:: 主(マスター)であるネメシスの命令により、ヤミを元来の殺し屋に戻してリトを殺害させることを目論んでいたが、ヤミから人との触れ合いの大切さを教えられ、ナナだけでなくリトやモモとも仲良くしようとすることにした。リトと「精神侵入」に繋がったことで、その記憶からモモの「ハーレム計画」を知り、彼女の「ハーレム計画」とネメシスの「ダークネス計画」の両方に興味を持っている。また、ネメシスからは「敵意を向けてきた相手には容赦するな」と教えられていた。「兵器」としての生き方を否定するティアーユに対しては、あまりいい印象を持っていない。お静からは警戒されており、ティアーユとともに一触即発になってからはあまり仲は良くなかった。ただ、お静のことは嫌っているわけではなく、本当の自分を知る者として本心を語り、その後の協力から少し打ち解けている。
:: もしみんなに正体を知られたら今まで通り学校へ行けなくなるという心配から、他の者には正体を隠しており、クラスメイトの千晶と玲奈とも正体を隠して仲良くやっていた。今まで彼女の正体を知っていたのは、(順番的に)ネメシス、ヤミ、リト、モモ、御門、お静、ティアーユ、ナナ、美柑の9人だけだったが、ヤミの言葉によって彩南高校の全員に正体を知られることになるものの、千晶と玲奈にもすぐに受け入れてもらえた。
:: ダークネスの一件でネメシスと別れることを決意し、お静と協力して「変身融合」していたネメシスから自身の身体を取り戻すことに成功し、お静とも友達になる。その後ネメシスのことを「マスター」から「ネメちゃん」と呼ぶようになる〔ネメシスはこの呼び方に対して「悪くない」と満更でもない様子を見せている。〕。
:: 変身を通じてヤミのリトへの恋心を知った上、 「精神侵入」でリトの本命が春菜であることを知り、モモの「ハーレム計画」に協力するとのこと〔しかしモモ本人はあまり彼女を「ハーレム計画」に関わらせたくないとのこと。〕。
:; その他
:: 名前の由来はナイトメア悪夢)から。地球の生物が好き。友達作りと団体行動が苦手。
:: ヒロイン総選挙での順位は、恋人部門12位(91票)、家族部門11位(174票)、友達部門2位(1758票)、押しメン部門11位(254票)、入れ替わり部門5位(857票)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「To LOVEる -とらぶる-の登場人物」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 List of To Love-Ru characters 」があります。




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