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西部警察の登場人物(せいぶけいさつの とうじょうじんぶつ)では、石原プロモーションが制作しテレビ朝日系で放送された刑事ドラマ『西部警察』シリーズの登場人物を紹介する。 == 共通 == ;大門 圭介(だいもん けいすけ、演:渡哲也) :警視庁巡査部長〔『SmaSTATION!!』2008年8月9日放送回で『西部警察』を取り上げた際、大門の紹介の所で階級はなぜか「警部」となっていた。〕・西部警察署捜査課部長刑事 → 警視庁警部・西部警察署捜査課長。 :“大門軍団”の別名で知られる捜査課の刑事たちをリーダーとして率い、彼らからは「団長」と呼ばれ、慕われている。部下達から「団長」と呼ばれると「はい」と返事をする(渡が『太陽にほえろ!』に出演した際も同様に返事する)。 :ただし、先輩刑事である谷・浜・南や木暮からは「大さん」と呼ばれる方が多い(なお木暮課長は初期は「団長さん」と呼び、その後も時折「団長」と呼んでいる)。一人称は基本的に当時の警察官または軍人を髣髴させるかのような「自分」であり、流行語にもなった。そのほか決め台詞として犯人との交渉などに際し「自分は西部署の大門だ」もある。 :制式採用されている拳銃(ニューナンブM60)の代わりにソードオフ・ショットガン(散弾が広範囲に飛び散るように銃身を短くした改造散弾銃のこと)、レミントンM31改を使用している〔日本の警察では散弾銃の貸与自体がまずあり得ないことから後年の「謎本」などでは私物説も唱えられているが、西部署の扱う案件から止む無しと特別に貸与されているという解釈も可能。〕。劇中では主にスラッグ弾を使用していた模様である。ときどき、コルト・ローマンを使うが、M16やM2カービン等の改造型を使う事もある。銃の腕前は松田刑事いわく全国22万の警察官の中でも一、二を争うほどの超一流であり、(本来、狙撃は絶対に不可能な)レミントンM31改で犯人を狙撃することも(ちなみにPART-I終盤からM31改にはスコープマウントが追加された)。 :テレビシリーズの最終話スペシャル『さよなら西部警察』において、博多湾沖の無人島・剣島(つるぎじま)(ロケ地は瀬戸内海の「犬島」)にて藤崎礼次(原田芳雄)率いる国際テロ組織と死闘を繰り広げた末に殉職した。なお、最終的に大門を殺害したのは藤崎の情婦である松井圭子 (中村晃子)であり、彼女も北条と五代によって直後に射殺された。 :しかし、2004年に放送された『西部警察SPECIAL』においては、PART-II・IIIではなくPART-Iからの流れを汲むため殉職・死去した事実は存在せず、一部で噂されたような「PART-IIIで殉職したと思われていたものの、実はどっこい生きていた」わけではなく、木暮の後を受けた西部署・捜査課長として同じ役名のまま登場しており(ただし当時の木暮と違い階級は警部)、「団長」の座は舘ひろし演ずる鳩村英次・捜査主任に譲った格好となっている。渡は当時、既に警察官であれば定年である還暦を過ぎていたため実年齢をそのまま大門の設定年齢にスライドさせることはできず、結果若干の年齢設定修正がなされている。 :職務中は基本的に夏だろうが冬だろうが、青のスリーピース・スーツ。ワイシャツやネクタイもブルーで統一感を出している。〔そのスーツは後に「あぶない刑事」で仕立て直され、仲村トオルが着用。〕PART-I初期にはグレーの背広、ネクタイ、黒のワイシャツ、または黒の背広、ネクタイ、グレーのワイシャツも着用していた。PART-IIの第1話、第2話では、グレーのスーツに赤いネクタイで出演したことがあったが、すぐに戻した。履物は短靴ではなくショートブーツ。靴下は白い場合が多い。 :初期ではテレ笑いしたり仲間の死に涙を流したりと人間的な一面が多かった(特に「ギャングになった刑事」ラストでは、兼子の顔にケーキを押し付けるいたずらをしたり、ヒゲダンスを踊ったりと、終始満面の笑顔であった)が、次第にドライで記号的なキャラクターとなっていく。妹のアコに対してそっけない態度をとるようになり、捜査活動においてもセリフが少ない。PART-IIIではさらに仕事に対する非情さが増しており、それがたびたび部下の反感を買うことがあった。 :妹の明子(アコ)と2人暮らしであり、PART-Iでは青と黄色を基調とし2階への階段もあるお洒落な部屋に住んでいたが、PART-II以降はオーソドックスなアパート風の部屋へと変更されている。 :木暮課長不在中は自ら本庁に掛け合ったりマスコミの追及を受けていた。 :独身である。今まで刑事一筋でやってきたためか他のことにはさほど興味がないようであり、しばしばアコに結婚を急かされる。『暁の陽動作戦』では、アコが出入りする編集部の編集長の妹との縁談を強く勧められたが無視した。 :朝食は和食党であり、アコが作ったトースト、ハムエッグ、サラダの洋風の朝食(アコ曰く、「現代サラリーマンの平均的朝食」)を見て「馬やウサギじゃあるまいし、朝からこんなもん(サラダ)食えるかよ」と言い、さらには「米の飯食わないと腹に力が入らないんだよ。俺日本人だよ」と言ってアコを呆れさせたこともある。 :「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」を持論とし、部下の失敗をほとんど責めることはないが、自分のみ得ている情報に基づいて単独捜査を行った刑事に対しては、その刑事が失敗もしくは後に一般人が被害を受けたりした場合、または単独捜査をしていて袋小路に追い込まれているにもかかわらず隠し通そうとしているようなときには、鉄拳を振るう。また、自分の進退をかけて部下をかばうこともあり、部下を思うばかりに、また部下が抱いている葛藤を断ち切らんとして、その部下に正義の鉄拳をふるうこともある。 :そんな人間的魅力からか、部下達の信頼は絶大であり、それゆえ彼のためには生死もいとわないというほど強い主従関係、仲間関係、徒弟関係が結ばれている。 :SPECIALでは、本体部に「K.DAIMON」のネームが入った、木暮捜査課長の形見である万年筆を愛用している。万年筆は2本存在し、もう1本は親友である日下憲吾が所有している。 :SPECIALのエンディングで警察官の制服を着用しているシーンもある。制服姿はPART-Iから通しで見ても、後にも先にもこれだけである〔警察手帳身分証明頁の制服着用写真は除く。〕。 :テレビシリーズ全編を通して同一キャストで出演した俳優は渡の他に石原裕次郎と武藤章生がいるが、裕次郎は長期の休演期間があり、武藤も登場しなかった回がわずかながらあるため、皆勤出演を果たした俳優は渡ただ一人。 :当初企画時の設定では、「滝沢啓」との役名であった(従って軍団名も「滝沢軍団」)。 :後に、渡は自身の出演した映画『レディ・ジョーカー』の番宣を兼ねた番組でのインタビューにおいて、大門のトレードマークであるサングラス(金縁・紺レンズのレイバン・ティアドロップフレーム)は「いい齢した大人が(撮影で)パンパン“拳銃ごっこ”をするのがバカバカしくて恥ずかしかったから」と、照れ隠しを目的としたものであったと語っている。ちなみに実際の警察ではサングラスは「変装届」を提出しなければ着用が認められない。また芸能人にも大門好きが多く、バラエティ番組『人気者でいこう!』ではダウンタウンの浜田雅功らが大門の扮装をするスピードを競う早大門(はやだいもん)というゲームコーナーを設けている。 ;木暮 謙三(こぐれ けんぞう、演:石原裕次郎) :警視庁警視・西部警察署捜査課長〔現実には、所轄署課長には警部が着任する。ただ、警視庁の所轄署課長は警部で着任し、離任前に警視に昇進することが慣例になっている。また、大規模警察署及び一部警察署では、警視が所轄署課長に就任することもある。そのため、木暮が警視であることは特に不自然ではない。しかし、警察キャリアに限った場合には不自然である。基本的に警察キャリアが警視で所轄署に着任する場合は、警察署長としての配属である。よって、将来の幹部候補である木暮が所轄署課長になることは有り得ない。〕。 :キャリア官僚として警察庁に入庁し最年少の警視総監誕生か〔サウンドトラックのキャラクター解説文より。ただし、第1話「無防備都市-前編-」では木暮が西部警察署に赴任する際に、兼子刑事が「最年少の警視監確実」と話している。警視監は警視総監より1階級下で、警察庁次長・局長・警視庁副総監・大規模警察本部長などを務める階級であるため台詞の意味合いとしては間違いではないが引き合いに出すには半端な階級であり、制作者が警視総監と混同していた可能性もあり得る。〕、と周囲の期待を受けるも、現場を望みあえて出世コースより外れ西部警察署に赴任。一説には暴走気味の大門軍団を抑える目付役だったともされている。 :元はエリートの警察官僚ということもあり、警視庁・警察庁・検察庁・国防隊(回によっては「防衛隊」。本作世界観における自衛隊相当の組織)などの最高幹部に人脈が豊富である。またPART-I前半期には、事件の黒幕である国会議員などを逮捕する際は、木暮が直々に身柄確保へ向かうことも多かった。 :部下の失態を責めることはせず、無茶の多い軍団が力を発揮できるよう陰でサポートする。警視庁本部などから圧力をかけられた際には、人脈を駆使して圧力をはねつける。 :事件が解決すると課長室でブランデーにて祝杯を挙げる。このブランデーは、酒好きで知られた石原裕次郎本人の私物と言われている。 :過去に恋人はいたようであるが結婚はしておらず、高級マンションで一人暮らしをしている。また、一度だけであるがアメリカ仕込と称して自宅でステーキを調理する場面がある。 :行きつけのバーの「CORNER LOUNGE」(木暮曰く「カド屋」)には、常にボトルをキープしており、マスターの朝比奈(佐原健二)からは「グレさん」と呼ばれている。 :PART-I第89話から何の説明もなく欠場したが、第123話にて復帰(その間も、オープニングのキャスト紹介には登場)。その際の大門たちとの会話から、病気療養のために休職していたことが窺える。裕次郎が第88話撮影中病(解離性大動脈瘤)に倒れ、その後療養のため出演できなかったことが真相。 :復帰回の124話の劇中で「木暮謙三」ではなく「木暮謙作」となっている場面がある。(松田刑事の墓場における卒塔婆) :大門軍団が地方に出向くときは後から合流で参加することが多い。PART-IIIではほとんど大門の代弁者と言った役回りが目立った。 :愛車は日産・ガゼール。PART-IIIでは25話・31話・42話のみと登場シーンが少なくなる。 :なお、PART-III最終話ラストシーンは大門と自分の警察手帳を海に投げ捨てる〔偶然だが映画『ダーティハリー』も同様のラストシーン(こちらは小川)で終わっている〕という、警察を去ることを示唆するものだったが、PART-Iの直接の続編となる「SPECIAL」では木暮は警察官を続け、裕次郎の死去と同時期に他界したという設定で、「CORNER LOUNGE」内に飾ってある遺影という形で登場する(ラストには「木暮謙三之墓」と刻まれた墓も登場する)。なお、彼がキープしていたボトルは現在でも大切に保管されており、毎年の命日にのみ大門らによって開けられる。 :当初企画時の設定では、「中野謙二」という役名であった。 :後に製作・放映された『ゴリラ・警視庁捜査第8班』では渡哲也扮する倉本が警察官時代世話になった上司で故人という設定の「小暮」として遺影のみでカメオ出演している。 ;国立 六三(くにたち ろくぞう、演:武藤章生) :鑑識課(鑑識係)員。愛称「ロクさん」。 :熟練の鑑識技術で大門軍団をバックアップする縁の下の力持ち。大門兄妹とともにテレビシリーズのほぼ全ての回に登場している。 :1967年に警察官に採用、実習として派出所の巡査となった。当時の所属は東部署の外勤課。その後西部署の鑑識課員となる。銃の弾のことなら、すぐに様々なことが明らかになる。既婚者で「さとこ」(字は不明)という奥さんがいる(PART-II33話)。リュウという柴犬を飼っており、爆弾探知犬になれるよう育てていた(PART-III59話)。 :テレビシリーズは出演者の入れ替わりが激しかったため、テレビシリーズ全編を通して同一キャストで出演しつづけた俳優は渡と裕次郎以外ではこの武藤しかいない。また、テレビシリーズのレギュラー出演者全員と共演できた俳優も武藤と渡だけである(裕次郎は後述の山田由紀子とだけは病気療養中のため共演できなかった)。 ;記者(演:下之坊正道、山根久幸、柿沼大介、戸田浩二、山本庄助) :ひとたび事件が起こるたびに木暮や大門を追及する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西部警察の登場人物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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