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西郷隆輝[さいごう たかてる]
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・ 西 ： [にし]
【名詞】 1. west
西郷隆輝[さいごう たかてる]
西郷隆輝（さいごう たかてる、明治33年（1900年）-大正9年（1920年）11月）は、大正時代の華族（侯爵）。父は西郷寅太郎（西郷隆盛の嫡子、陸軍大佐）、母は信子（北海道の富豪であった元薩摩藩士・園田実徳の長女）。
大正8年（1919年）、父・寅太郎がスペイン風邪のために急逝し、急遽跡を嗣ぎ襲爵。この時まだ19歳であった。ところが、母・信子は幼少の頃からの浪費家で、西郷家の嫁となってもそれは変わらず、しかも大正6年（1917年）には援助を続けていてくれた園田実徳が死去しており、生活は侯爵家とは名ばかりなほど逼迫していたところへの父の急死で、決定的なダメージを受けてしまった。直ちに、邸宅を売却して当座をしのいだものの、隆輝自身が翌大正9年（1920年）に20歳の若さで父の跡を追うように急逝。当然、隆輝は結婚もしておらず、子供もいなかったため、西郷侯爵家の跡は弟の吉之助が嗣いだ。
同年、西郷家の窮状を理解できずに浪費を続けていた信子は、実家の園田家に返されることとなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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