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西都 ハロー・ジロー(さいと ハロー・ジロー)は、昭和期の兄弟漫才師。 == 人物概要 == 兄弟とも京都府京都市東山区新門前通に生まれる。ジローは養子に出されたため、林田姓となった。もとは株取引関連の商売であった。師匠を持たぬまま漫才の世界に入る。戦前(昭和1ケタ代)に「ハロー淳・漫」のコンビ名で初舞台を踏む。後に「西都波呂・治呂(次呂とも)」を経て「西都ハロー・ジロー」と改名した。戦時中は一時、2人とも従軍(ジローは歩兵第60連隊)、ジローはインパール作戦にて左腕を失い、右足に銃弾が残ったままの歩行障害というハンディを負い傷痍軍人となったが、復員後も義手で舞台に精力的に立った。 長らく京都富貴などの端席に出演していた。角座に出たのち、吉本興業のうめだ花月、なんば花月に出演する。 1965年11月に兄・ハローが死去するまでコンビは続いた。その後ジローは、ダンサーの妻とコンビを続けたが、うまくいかず廃業した。 古き良き俄や軽口を思わせるようなしゃべくり漫才であった。 「実況録音 上方漫才黄金時代」には「嘘も方便」が収録されている。上方演芸会にも何度か出演した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西都ハロー・ジロー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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