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西階城 : ミニ英和和英辞書
西階城[にししなじょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

西 : [にし]
 【名詞】 1. west 
: [かい]
  1. (n,n-suf) -floor (counter) 2. stories 3. storeys 
: [しろ]
 【名詞】 1. castle 

西階城 : ウィキペディア日本語版
西階城[にししなじょう]
西階城(にししなじょう)は、現在の宮崎県延岡市にあった城郭。別名「中の城」。
== 歴史 ==
正長2年(1429年)に土持全宣が築城して井上城から移り、16年間しか在城しなかったという〔『延陵旧記』・『延陵世鑑』。〕。しかし、発掘調査では曲輪Xから13世紀前半の備前焼水甕の口縁部が出土しており〔「西階城周辺遺跡(第1次)」『延岡市文化財調査報告書 第12集』1994。〕、また縄張り調査によって従来考えられていた以上に城域の広大なことが判明したことから、縣土持家の本城としては16年間の居城だが、城館ないし軍事施設としてはその前後の幅広い時期にわたって機能していたと考えられる。次の松尾城築城後も「中の城」と呼ばれ、代々城代を勤めた土持一族が「中城」姓を名乗っている。
そもそも西階城周辺一帯の地域は古代の臼杵郡英多(あがた、後に)郷の中心地域と考えられ、城域内または周辺に臼杵郡衙や古代川辺駅の所在地が比定されている。そして、平安末期から鎌倉期以降には島津寄郡大貫荘の中心地として、さらに14世紀以降は島津氏地頭職を有する臼杵院の中心が置かれていたことも容易に想定される。縣土持家本城としての中世西階城だけに限らず、この地域に各時代の拠点となった城館ないし施設の存在したことが容易に推定できるのである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「西階城」の詳細全文を読む




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