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要出典 : ミニ英和和英辞書
要出典[ようしゅってん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かなめ]
 【名詞】 1. pivot 2. vital point 
: [で]
  1. (n,n-suf) outflow 2. coming (going) out 3. graduate (of) 4. rising (of the sun or moon) 5. one's turn to appear on stage 
出典 : [しゅってん]
 【名詞】 1. source (e.g., quotation) 2. authority 
: [のり]
 【名詞】 1. rule 2. law

要出典 : ウィキペディア日本語版
要出典[ようしゅってん]

要出典 (Citation needed) とは、ウィキペディアにおいてが出典として求められていることをが示すときの言葉で、記事本文ではテンプレートを使用して、例えば「地球の空は青い」などという形で表す。このタグはウィキペディアの編集方針を象徴するものとみなされ、英語圏においては実際にプラカードとして掲げられることもしばしばである。
== タグとテンプレート ==
ウィキペディアは情報の正確性と中立性を高めるため、記述の際にはその根拠となる出典を示すことを利用者に求めており、「」を禁じている〔 p.138〕。
要出典タグは (英語ではかつて で、現在の)と呼ぶテンプレート〔https://ja.wikipedia.org/wiki/Template:要出典〕を使用することでウィキペディアの記事上に表示する。date=以降を書かないと「エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。」という警告が赤で出る。参照できる出典が示されていない疑わしい記述の隣に置くことを推奨している。スタイルとしては脚注を挿入する場合と同じように上付き文字という一語を追加し、有効な出典の必要性を解説したページへのハイパーリンクを同時に設定する。そして内部ではその項目を出典が必要な記事としてメンテナンス用カテゴリにリストアップする。この「要出典」テンプレートは2005年6月にウィキペディアの利用者であるクリス・シャーロック(アカウント名は"Ta bu shi da yu")が開発したものである。
このように視覚的にもわかりやすいマークを使うことで、情報源を必要としているテキストだということがすぐにわかる上に、ウィキペディア内でカテゴリ化されるので、そういった記事に目を光らせることができる。英語版ウィキペディアの記事を例にとると、2009年8月の時点で全体の5%強にあたる約15万5千記事の1つないし複数の章節で出典を要求している〔Specifically, 154,737 articles as of 03:08 UTC on the 17th. There were 2,999,898 articles at this point. 〕。それ以前の状況を見てみると、2008年10月には12万5千前後の記事で用いていた。〔Specifically, 125,308 as of 13:08 UTC on the 22nd.〕、その14か月前の2007年8月になると7万5千を僅かに上回る程度しかなかった〔Specifically, 75,197 as of 03:16 UTC on the 14th.〕。
「要出典」に相当するテンプレートは非英語版のウィキペディアでも広く使用している。日本語版ウィキペディアでも、この「要出典」を始めとしたテンプレートは「かなり厳しく付けられるという傾向」がみられるようになったため、編集初心者が参加しにくくなるなどの事態がみられた。全体で2番目の規模を誇るドイツ語版ウィキペディアはその例外として知られている。
一方でニューヨークタイムズが言及しているように、半ば偏執的に出所不明の記述を「パトロール」してこのテンプレートを付与してまわる「神経質な編集者」もウィキペディアには存在する。しかし、根拠なく削除してまわってウィキペディアの記述を極端に狭くする行動や、根拠のない事を書いてまわったりする行動よりはウィキペディアの発展にとっては有用だとする向きもある。削除する前に、出典を求め、その出典の妥当性について記事を追記していくようにする方が、ウィキベディアの記述の範囲を広げるのでウィキペディア的であるとの意見もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「要出典」の詳細全文を読む




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