|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 要 : [かなめ] 【名詞】 1. pivot 2. vital point ・ 要素 : [ようそ] 【名詞】 1. element ・ 素 : [もと] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation ・ 主 : [ぬし, おも] 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god ・ 主義 : [しゅぎ] 【名詞】 1. doctrine 2. rule 3. principle ・ 義 : [ぎ] 【名詞】 1. justice 2. righteousness 3. morality 4. honour 5. honor
要素主義(ようそしゅぎ、elementalism、エレメンタリズム)とは、テオ・ファン・ドースブルフが、新造形主義を乗り越えることを目的として、1920年代半ばに主張した美術理論。1920年代半ば以降のデ・ステイルの指導理論ともなった(雑誌「デ・ステイル」において主張された)。 新造形主義の厳格で抑制的・禁欲的な理論は、単純や平板に向う傾向があり、むしろ、実作品において表現等の自由さ・多様性を奪う面は否定できなかった。また、絵画よりも建築を重視するデ・ステイルにおいては、新造形主義(立方体・直方体・非曲面)を徹底することは、特に建築・インテリア・家具において、現実的な困難を伴った。 これらの理由により、新造形主義から距離をおき、それを乗り越えることを目的として、要素主義が主張された。特に、ドースブルフは、「垂直線・水平線」に加えて、「斜線」を導入し、新造形主義に否定的な見解を示したため、ピエト・モンドリアンと決定的に対立し、モンドリアンはデ・ステイルを離れることとなった。 ==参考文献== *デ・ステイル1917-1932展・展覧会カタログ(セゾン美術館、神戸新聞社他、1997年) *展覧会が開催された美術館 *セゾン美術館(1997年12月13日 - 1998年2月15日) *兵庫県立近代美術館(1998年2月21日 - 4月5日) *豊田市美術館(1998年4月21日 - 6月21日) *主な出品作家 *テオ・ファン・ドゥースブルク (Theo van Doesburg) *ピート・モンドリアン (Piet Mondrian) *バート・ファン・デル・レック (Bart van der Leck) *フィルモス・フサール (Vilmos Huszár) *ジョルジュ・ファントンゲルロー (Georges Vantongerloo) *ハンス・リヒター (Hans Richter) *ヘリット・トーマス・リートフェルト (Gerrit Thomas Rietveld) *ロバート・ファント・ホフ (Robert van't Hoff) *ヤコーブス・ヨハネス・ピーテル・アウト (Jacobus Johannes Pieter Oud) *ヤン・ウィルス (Jan Wils) *ピート・ズワルト (Piet Zwart) *コルネリス・ファン・エーステン (Cornelis van Eesteren) *作家解説、デ・ステイル年表、主要参考文献 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「要素主義」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|