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見前館(みるまえだて)は、岩手県盛岡市西見前にあった日本の城。別称 見舞館。 東を北上川が南流し、平坦な地に東西150m南北250mの規模で館跡〔(地図閲覧システム)国土地理院 〕が所在した。付近に堀田、大館、大手先、搦手などの地名が残っているが、現在、畑や水田になっていて館の遺構は全く見られない。 == 沿革 == 陸奥国志和郡西見前村に所在し、古くは見舞とかいて「みるまえ」と訓んだという。(都南村史) 築城時期は不明であるが、郡主斯波氏の家臣見前氏の本拠地で、元亀・天正にはたびたび南部勢と戦火を交え、斯波氏の前線基地であったと伝えられている。 天正16年(1588年)、斯波氏滅亡のころには、南部方の日戸氏が見前の館主となっている。 天正20年(1592年)の諸城破却書上には、「見舞 平城 破 信直抱 代官 日戸 中務」とあり、破却された 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「見前館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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