|
見越山(みこしやま)は、石川県金沢市と富山県南砺市との県境にある標高1,621mの両白山地の山。金沢市第2の高峰である。 == 概要 == 国土地理院の掲載1:25000地形図は、「西赤尾」(にしあかお)である。 奈良岳と同様、金沢市の平野部(片町周辺など)からは高三郎山の影に隠れがちである。県境付近に位置するが最高点は金沢市内にある。山頂付近は概ね南北に連なる3つの頂(南から見て、県境の標高約1610mの頂、最高点(1621m)の頂、標高約1610mの頂)からなる。 金沢市側は犀川の本流二又(ふたまた)川と支流倉谷(くらたに)川の分水嶺にあたる。 南砺市側は境川の支流開津(かいづ)谷が流れる。 北東は赤摩木古山(あかまつこやま)に連なる。南西は奈良岳(ならだけ)に接する。 数箇所に小規模なお花畑があり、カライトソウ、ニッコウキスゲ、タカネナデシコの群落が見られる。赤い粗面岩の露出が多く、眺望に優れる。医王山や宝達山、槍・穂高連峰を始め、条件が極めて優れた日には大門山の背後に佐渡島を望むことができる。 山域周辺の地質は、層厚数百mにおよぶ岩稲累層からなる。 新第三紀中新世の2000~1700万年前に北陸地方(の恐らく水域)で起こった激しい火山活動によるもので、安山岩質の溶岩および火山砕屑岩からなる火山岩が主体で堆積岩をはさむ。いわゆるグリーンタフの一部とされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「見越山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|