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親衛隊少将(しんえいたいしょうしょう)は国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス党)の親衛隊(SS)の階級「SS-Brigadeführer」の訳語の一つである。 「Brigadeführer」(ブリガーデフューラー、直訳すると旅団指導者)は親衛隊(SS)に限らず、突撃隊(SA)、国家社会主義自動車軍団(NSKK)、国家社会主義航空軍団(NSFK)といったナチス党組織に存在した階級である。ドイツ国防軍の少将(Generalmajor)に相当する地位なので「SS少将」「SA少将」「NSKK少将」「NSFK少将」などと訳されることが多い。 米英では訳さず原文を用いるが、敢えて訳す場合には陸軍の階級呼称を利用して SS(もしくはSA,NSKK,NSFK)Major-General と訳される。 == 親衛隊(SS) == 親衛隊少将(SS-Brigadeführer)は、一般親衛隊に存在した階級である。親衛隊上級大佐(SS-Oberführer)の上位、親衛隊中将(SS-Gruppenführer)の下位に位置する。 武装親衛隊はドイツ国防軍と同様に武装親衛隊少将(Generalmajor der Waffen-SS)の位を使用していた。もっとも武装親衛隊少将(Generalmajor der Waffen-SS)には一般親衛隊の親衛隊少将(SS-Brigadeführer)の階級も合わせて授与されるのが通例であった。 一般親衛隊の親衛隊少将が武装親衛隊少将位を必ず所持しているとは限らなかった。武装親衛隊と関係があると認められる一般親衛隊の親衛隊少将のみ武装親衛隊少将位が授与されていたようである。一方、警察業務にあたる一般親衛隊少将は、警察少将(Generalmajor der Polizei)の階級を同時に所持している者が多い。一般親衛隊・武装親衛隊・警察の階級3つとも併せて所持している者も少なくはない。この三者の階級の境界は曖昧である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「親衛隊少将」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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