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角谷 正彦(かどたに まさひこ〔代表取締役および役員の異動に関するお知らせ 平和不動産株式会社 2006年5月16日〕〔当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)の導入について 石油資源開発株式会社 2008年5月21日〕、1936年(昭和11年)2月14日〔みずほ証券株式会社第121期有価証券報告書〕 - )は、日本の官僚。元国税庁長官。三重県四日市市出身。 ==略歴== *父親が東北大学教授となったことにより宮城県に転勤し、東北大学附属小学校、東北大学附属中学校卒業。 *父親が三重大学教授になったことで、故郷の三重県に戻り、三重県立亀山高等学校卒業後、東京大学入学。同期に福井俊彦など。 *1957年(昭和32年) 国家公務員採用上級試験(法律)首席合格。 併せて東大法学部首席卒業・司法試験首席合格。10年に1人といわれる「三冠王」のタイトル保持者である。〔『大蔵省主計局』(栗林良光、講談社) P244~〕 *1958年(昭和33年) 東京大学法学部卒業 *1958年(昭和33年)4月 大蔵省入省〔 *:入省同期に、尾崎護、長富祐一郎(関税局長、大平正芳総理首席補佐官)、柿澤弘治、大野功統、冨金原俊二(経企次官)、安原正(環境次官) *1965年(昭和40年)7月1日 八王子税務署長 *三重県総務部長 *1976年(昭和51年)7月3日 大蔵省主計局主計官(運輸・郵政・電電公社担当) *1980年(昭和55年)6月25日 大蔵省主計局法規課長 *1982年(昭和57年)6月1日 大蔵省主計局総務課長兼主計局法規課長 *1982年(昭和57年)6月11日 免兼主計局法規課長 *1983年(昭和58年)6月7日 東海財務局長 *1984年(昭和59年)6月27日 大蔵省大臣官房審議官 *1985年(昭和60年)6月25日 大蔵省主計局次長 *:国鉄問題をてがけ、分割・民営化へのレールを敷いた。 *:備考として、主計局全盛時代の話として、主税局マターである税制策定過程においても、主計局が「財政至上主義」の基本ポリシーを掲げて主導した一例として、当時も主計局が政界工作とコンセプト作りを仕切り、角谷が大型間接税(売上税)導入法案構想に関する中曽根康弘首相の答弁草稿をまとめたとされている〔『実名・霞が関』(歳川隆雄、ザ・マサダ) P185 ~〕。 *1987年(昭和62年)8月5日 大蔵省大臣官房総務審議官 *1988年(昭和63年)6月15日 大蔵省証券局長 *:リクルートコスモス株疑惑発覚により、就任早々に国会答弁に応じたが、政財官学界の広範囲に及ぶため、同社に行政指導による譲渡先リストの提出を求めなかったとされている〔『大蔵省のウラの裏がわかる本』(石渡英、ぴいぷる社) P88 ~ 〕。また、藤田恒郎前証券局長時代に成立させたインサイダー取引規制等を骨子とした改正証券取引法だけでは不備なことが判明、証券取引審議会(谷村裕会長、元大蔵次官)が改正ポイントとして、株式などの大量保有の開示制度(ディスクロージャー)、株式公開買付制度の改正(一部競争入札の導入)などを新たに盛り込み、同年12月に竹下登首相兼蔵相代理の西垣昭次官に手渡した。 *1990年(平成2年)6月29日 国税庁長官 *:証券局長在任中の営業特金解消に関する損失補填の行政指導が、松野允彦証券局長在任当時(1990年 ~ 1992年)の「証券スキャンダル」で問題化したが、当時の行政指導直接担当者だった水谷英明業務課長(1967年入省)が交通事故死していたため、釈明の機会さえ与えられなかった〔『大蔵省権力人脈』(栗林良光、講談社) P77 ~ 〕。 *1991年(平成3年)6月11日 依願退官 *1991年(平成3年)6月 社団法人日本損害保険協会副会長〔 *1994年(平成6年)7月 中小企業金融公庫副総裁〔 *1994年(平成6年)12月1日 中小企業金融公庫総裁 *1998年(平成10年)12月1日 中小企業金融公庫総裁(再任) *1999年(平成11年)1月12日 同依願退任 *1999年(平成11年)8月 株式会社日本総合研究所顧問〔 *2000年(平成12年)1月 株式会社日本興業銀行顧問〔 *2002年(平成14年)4月 株式会社みずほコーポレート銀行顧問〔 *2003年(平成15年)6月 石油資源開発株式会社監査役〔 *2004年(平成16年)6月 株式会社みずほフィナンシャルグループ監査役〔 *2004年(平成16年)6月 旧みずほ証券株式会社監査役〔 *2006年(平成18年)6月 株式会社プロネクサス監査役〔 *2006年(平成18年)6月 平和不動産株式会社監査役〔 *2007年(平成19年)3月 株式会社日本経済新聞社監査役〔株式会社日本経済新聞社第138期有価証券報告書〕 *2009年(平成21年)5月 みずほ証券株式会社監査役〔 *2009年(平成21年)11月3日 瑞宝重光章受章 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「角谷正彦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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