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触手[しょくしゅ]
触手(しょくしゅ、)は、主に無脊椎動物の、頭から伸びる柔らかい突出部分をさす。
== 一般的性質 == 触手というのは、動物の頭や口の周辺から生える突起物を指す言葉である。ただし、細くて固く、動かないものは髭と呼び、動かず、太くて固いものは角と呼ばれる。触手と呼ばれるのは、それが柔らかくて、ある程度以上太く、動かすことができて、ものを探り、それをつかんで引き寄せることができるようなもの、あるいはえさを取るのに使うものを指すことが多い。つまり、触(触れる)手(のようなもの)という意味である。 このような意味からすれば、ナマズの髭は触手と呼んでもいいが、実際には触手ということはない。恐らく、触手は手の代わりであるという意味合いがあって、脊椎動物には元から手が(あるいはそれにあたるものが)あるので、この言葉が適用されにくいのであろう。脊椎動物の器官で触手の名を適用されるのはアシナシイモリにあるものくらいである。 そういう意味で、比較的無脊椎動物に対して使われることが多い。なお、英語のtentacleは食虫植物の粘毛に対しても使用されるが、日本語ではそのような使われ方はしない。 上記のように、触手というのは、対象が比較的あいまいであり、用途に基づく名前であるので、そう呼ばれるものは分類群によってその性質も働きも大いに異なっている。以下に代表的な例を記す。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「触手」の詳細全文を読む
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