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ことばの梯子〔この主題を表す語の日本語訳は、後述のものも含めて参考文献『英語ことば遊び事典』による。〕(ことばのはしご、)は、『不思議の国のアリス』の作者として知られるルイス・キャロルが世に広めた言葉遊びもしくはパズルの一種である〔Gardner, p. 195.〕。2つの英単語がお題として与えられたとき、片方の単語から始めて1つのアルファベットを変えることを繰り返すことによって、他方の単語に行き着く「単語の連鎖」が解となる。キャロル自身は、この遊びを最初はことばのリンク (word links) と呼び、公表時にはダブレット (doublets) と呼んだ。後世には様々な呼び名が用いられており、「段ことば」(stepwords)「転移」(transitions)「ことばのチェーン」(word chains)「ことばのゴルフ」(word golf) などがある〔オーガード、p. 371.〕。 == ルール == プレイヤーは「始めの単語」と「終わりの単語」を与えられる。ゲームをクリアするためには、始めの単語を少しずつ変形して終わりの単語に変えなければならない。一回の変形では、ひとつのアルファベットを別のアルファベットに変えることが許される。もちろん、各段階においては、英単語としてありふれたものになっていなければならない。例えば、"cold" を "warm" に変えよ、というパズルに対しては、以下のような解がある。 当然ながら、始めの単語と終わりの単語は、同じ数のアルファベットから成っていなければならない。パズルとして興味深いものにするために、始めの単語と終わりの単語は何らかの関係を持たせることが多い。類義語であったり、対義語であったり、意味的にその他の関係があったり、というように〔オーガード、p. 372.〕。キャロルが最初に雑誌で発表したときも、この手法であった。例えば、「黒を白に変えよ」(Change BLACK to WHITE)「お茶を熱くせよ」(Make TEA HOT)「1を2に増やせ」(Raise ONE to TWO) といった具合である〔Dodgson, p. 9.〕。 どのような語を用いてよいか、については議論の余地がある。キャロルは、「良い社会 (good society) で用いられる語」と述べることにより、俗語や卑語の類を暗に禁じた〔Dodgson, p. 5.〕。形容詞・副詞の比較級・最上級は用いてよいとしたが、動詞から派生した名詞(read に対する reader など)は禁じた〔Dodgson, p. 6〕。名詞の複数形や動詞の3人称単数現在形の語尾変化は許されるが、固有名詞は望ましくないとキャロルは考えていた。ゲームの流行による議論が絶えなかったため、最終的に、キャロルは語彙集を出版することで当時の共通ルールとした。 一般に、連鎖が短いほど良い解だとされる。また、文字数の多いお題に対する解の方が価値が高いとされる。実際、キャロルはこの考えを反映した解の評価式を考案した〔オーガード、p. 369.〕。 変形ルールとして、アルファベットを加える、削除する、並べ替える (アナグラム) ことを許す場合もある。このうち、アナグラムを取ることは、キャロル自身が提案したものである〔Gardner, p. 196〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ことばの梯子」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Word ladder 」があります。 スポンサード リンク
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