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言語ゲーム : ミニ英和和英辞書
言語ゲーム[げんごげーむ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [げん]
 【名詞】 1. word 2. remark 3. statement 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

言語ゲーム : ウィキペディア日本語版
言語ゲーム[げんごげーむ]
言語ゲーム(Language-game)とは、後期ウィトゲンシュタインの基本概念。彼は後期の主著『哲学探究』において言語活動ゲームとして捉え、言葉の意味を外延(対象)や内包(共通性質)ではなく、特定のゲームにおける機能として理解すべきことを提唱した。
英語では「言語game」と表現しているが、勝敗を決める場があるわけではない。ドイツ語の「言語spiel」では「言語の機動的なふるまい」といったニュアンスであり、こちらのほうが端的に理解される。たとえば、石材運びのゲームにおいて「角石」という言葉は「角石をもってこい」という意味であり、それ以外のゲームでは同じ「角石」という言葉がまったく別の意味(機能)を持ちうる。それは、トランプジョーカーの意味がそれを用いて遊ぶゲームによって異なるのと同様である。
また、この言語ゲームそのものもすべてに共通する内包を持たず、親戚関係のように緩い連鎖によって一体化しているにすぎない(家族的類似)。
ウィトゲンシュタインは、この言語ゲームのアイディアにおいて、従来の哲学を言語ゲームから離れてしまって言葉の意味を考察する病とし、「ハエをハエ取り壺から出してやる」ように言葉をその本来の言語ゲームにおいて理解すべきことを論じた。
== 参考文献 ==

*
*ウィトゲンシュタイン『哲学探究』


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「言語ゲーム」の詳細全文を読む




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