翻訳と辞書
Words near each other
・ 言語学板
・ 言語学的実在論
・ 言語学的観念論
・ 言語学研究
・ 言語学研究会
・ 言語学者
・ 言語学者の一覧
・ 言語学者一覧
・ 言語島
・ 言語差別
言語帝国主義
・ 言語年代
・ 言語年代学
・ 言語心理学
・ 言語戦争
・ 言語接触
・ 言語改革
・ 言語政策
・ 言語教授法研究
・ 言語教育


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

言語帝国主義 : ミニ英和和英辞書
言語帝国主義[げんごていこくしゅぎ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [げん]
 【名詞】 1. word 2. remark 3. statement 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 
: [みかど]
 【名詞】 1. (1) emperor (of Japan) 2. mikado 3. (2) (the gates of an) imperial residence 
帝国 : [ていこく]
 【名詞】 1. empire 2. imperial 
帝国主義 : [ていこくしゅぎ]
 【名詞】 1. imperialism 
: [くに]
 【名詞】 1. country 
国主 : [こくしゅ]
 【名詞】 1. king 2. sovereign 3. daimyo
: [ぬし, おも]
 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god 
主義 : [しゅぎ]
 【名詞】 1. doctrine 2. rule 3. principle 
: [ぎ]
 【名詞】 1. justice 2. righteousness 3. morality 4. honour 5. honor 

言語帝国主義 : ウィキペディア日本語版
言語帝国主義[げんごていこくしゅぎ]

言語帝国主義(げんごていこくしゅぎ)とは、ある地域で特定の外国語が、その政治経済文化軍事力により圧倒的な影響力を持つこと。
:「言語帝国主義は、ある支配的な言語への乗り換えで必ず他者を巻き込む。基本的にその支配言語への乗り換えは、伝統的に軍事力だけでなく、現代世界においては経済力といった権力の表出であって、支配的文化の面々はたいていその支配言語とともに乗り換えられる。」(ブリタニカ百科事典)〔ENGLISH LANGUAGE IMPERIALISM -- Britannica Online Encyclopedia を参照。〕
== 概要 ==
言語による「文化支配」の一種であるこの現象は、ある社会集団に対して生活様式教育音楽などの強制を含む文化帝国主義と呼ばれる現象の一部分であるとされる。
「言語帝国主義」という表現はイデオロギー的な響きがあるために、軽蔑的であると考えられることが多い。よって、それを定義することはデリケートな問題で、しばしば優位な国の政治的・経済的・軍事的権力と関連していて、特に政治的配慮の仲裁が必要となる。この現象は、どんな言語にでも理論的に関連付けることができるはずだが、今日一般的に「言語帝国主義」を語る人々は、この用語を英語に適用することが多い。とりわけ、デンマークコペンハーゲンビジネス・スクール(CBS)の教授・:en:Robert Phillipsonの著書『Linguistic Imperialism』(1992) 〔(英語)CBS - Copenhagen Business School | Robert Phillipson ~~例えば、三浦・糟谷 (2000: 95-110)を参照。〕 以降に生じた言語の政治性や文化的な側面に関する議論において、「言語帝国主義」という用語は使い古された言葉であろう。批評家たちは政治的に動機づけされたこの用語をバズワードとして見る傾向がある〔:en:Anti-imperialismを参照。〕。
言語帝国主義は、地域言語を置き去りにして、その言語を使用不可の状態に陥れ、この世から消し去ろうとする植民地の権力の実体であるといえる〔権力実体説~~マキャヴェッリの『君主論』(1532)・マルクスの『資本論』(1867, 1885, 1894)・ラズウェルの『権力と人間』(1936) などが代表的著作といえる。〕。それは、定められた条件の強制または特定の方法によって、特定の考え〔例えば旧ソ連の「共産党員」〕を言語そのものを使って伝えた点で首尾一貫している。例えば朝鮮語口語では、対話者が発話者より社会階層の位置が上位にランクするか否かに言及することなく対話者に向かって何かを述べることは不可能である。
帝国主義歴史にとって、19世紀は実は言語帝国主義の特定の権威化を持つものを語ってくれる。国民化教育帝国の言語で行われ、その帝国の言語が公用語であったため、その言語を学ぶことは経済的に成功するための、またはそこで生き残るための条件であった。それゆえ、旧植民地地域で行われた土着言語に対する抑制は各方面で論議を呼んでいて、「帝国主義」のモデルによるこれらの手順を調整して説明したいと思う。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「言語帝国主義」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.