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言語帝国主義(げんごていこくしゅぎ)とは、ある地域で特定の外国語が、その政治・経済・文化・軍事力により圧倒的な影響力を持つこと。 :「言語帝国主義は、ある支配的な言語への乗り換えで必ず他者を巻き込む。基本的にその支配言語への乗り換えは、伝統的に軍事力だけでなく、現代世界においては経済力といった権力の表出であって、支配的文化の面々はたいていその支配言語とともに乗り換えられる。」(ブリタニカ百科事典)〔ENGLISH LANGUAGE IMPERIALISM -- Britannica Online Encyclopedia を参照。〕 == 概要 == 言語による「文化支配」の一種であるこの現象は、ある社会集団に対して生活様式・教育・音楽などの強制を含む文化帝国主義と呼ばれる現象の一部分であるとされる。 「言語帝国主義」という表現はイデオロギー的な響きがあるために、軽蔑的であると考えられることが多い。よって、それを定義することはデリケートな問題で、しばしば優位な国の政治的・経済的・軍事的権力と関連していて、特に政治的配慮の仲裁が必要となる。この現象は、どんな言語にでも理論的に関連付けることができるはずだが、今日一般的に「言語帝国主義」を語る人々は、この用語を英語に適用することが多い。とりわけ、デンマークのコペンハーゲン・ビジネス・スクール(CBS)の教授・:en:Robert Phillipsonの著書『Linguistic Imperialism』(1992) 〔(英語)CBS - Copenhagen Business School | Robert Phillipson ~~例えば、三浦・糟谷 (2000: 95-110)を参照。〕 以降に生じた言語の政治性や文化的な側面に関する議論において、「言語帝国主義」という用語は使い古された言葉であろう。批評家たちは政治的に動機づけされたこの用語をバズワードとして見る傾向がある〔:en:Anti-imperialismを参照。〕。 言語帝国主義は、地域言語を置き去りにして、その言語を使用不可の状態に陥れ、この世から消し去ろうとする植民地の権力の実体であるといえる〔権力実体説~~マキャヴェッリの『君主論』(1532)・マルクスの『資本論』(1867, 1885, 1894)・ラズウェルの『権力と人間』(1936) などが代表的著作といえる。〕。それは、定められた条件の強制または特定の方法によって、特定の考え〔例えば旧ソ連の「共産党員」〕を言語そのものを使って伝えた点で首尾一貫している。例えば朝鮮語の口語では、対話者が発話者より社会階層の位置が上位にランクするか否かに言及することなく対話者に向かって何かを述べることは不可能である。 帝国主義の歴史にとって、19世紀は実は言語帝国主義の特定の権威化を持つものを語ってくれる。国民化教育は帝国の言語で行われ、その帝国の言語が公用語であったため、その言語を学ぶことは経済的に成功するための、またはそこで生き残るための条件であった。それゆえ、旧植民地地域で行われた土着言語に対する抑制は各方面で論議を呼んでいて、「帝国主義」のモデルによるこれらの手順を調整して説明したいと思う。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「言語帝国主義」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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