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言語過程説(げんごかていせつ)とは、日本の国語学者・時枝誠記が唱えた「言語=(主体による聯合の)継起的過程」という言語観である。 == 概要 == スイスの言語学者フェルディナン・ド・ソシュールが「概念と聴覚映像が循行過程において聯合したものが、あらかじめ存在しているものが考えている」〔『一般言語学講義』Cours de linguistique générale フェルディナン・ド・ソシュール著、小林英夫訳、岩波書店、1972年。〕。とするのに対し、時枝誠記は「言語は主観的な聯合作用に拠るしかないものだ」〔「言語構成観より言語過程観へ」(『国語学原論』時枝誠記著、岩波書店、1941年)による。〕とし、これを「言語過程観」と呼んだ。これが「言語過程説」と呼ばれるようになるのは後のことである。ソシュールが「原子的な世界観の中で言語論を展開している」のに対し、時枝は「主体主義的な世界観」に立っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「言語過程説」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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