|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 記 : [き] (n,n-suf) chronicle ・ 記憶 : [きおく] 1. (n,vs) (1) memory 2. recollection 3. remembrance 4. (2) storage ・ 迷宮 : [めいきゅう] 【名詞】 1. mystery 2. maze 3. labyrinth
『M エム』(エム)は、桂正和による青年向け恋愛漫画作品。 == 概要 == 『MANGAオールマン』1996年4月号に「エム」(50p、扉含み3pカラー)として初掲載され、その後『週刊ヤングジャンプ』 (YJ) 2002年5・6合併号に、加筆された「M 完全版」(51p、扉含み3pカラー)が再掲載された。 長らく単行本への全収録は行なわれず、1998年に発売されたイラスト集『4C』(3冊組、A6判)の1冊目「L-side ‹L-side› Katsura Masakazu Illustrations 1」にカラーの3ページが収録されたのみであったが、2005年にヤングジャンプ・コミックスより『M エム』のタイトルで愛蔵版単行本が販売されている。同単行本では「M」本編の他、「記憶の迷宮」(きおくのめいきゅう)と「a virgin」(ア バージン)を同時収録し、通常版の他に特殊装幀を施した限定特装版も発売された(共にB5判)。 作者初の青年向け漫画〔青年誌初掲載作品はWJ増刊時代の『スーパージャンプ』に掲載された「小さな灯り」(1988年)〕として「青年誌ならエロを」と言う考えの元で描かれており〔桂正和『4C R-side ‹HEROES-side› Katsura Masakazu Illustrations 2』74頁〕、それまでの少年誌では不可能であった様な性描写も含まれている。とは言え、少年誌において培ってきた「ギリギリの演出」は活かされており、裸体を控え直接的な性交は描いておらず〔、むしろ描かない事による「じらし」によってより一層エロティシズムを演出している。 タイトルの『M』には作品のテーマ「マゾヒズム」と、登場人物イニシャル(2人とも名字が「M」であり、フルネームにおいても「EM」(エム)になっている。)が掛けられている。また、物語は主人公・松田の一人称で描かれ、松田の気持ちは書かれても睦月の気持ちが書かれる事はない。これらの演出は、後の連載作品となる『I"s』と共通した物であり、『I"s』のプロト作品としての要素を含んだ作品とも言える。 「M 完全版」以降、桂は活動の場を『YJ』に移しており、「I"s」以来となる連載作「ZETMAN」も『YJ』誌上において連載されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「M エム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|