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評定河原橋(ひょうじょうかわらばし)は、名取川の支流広瀬川にかかる橋。市道評定河原渡船線〔仙台市道青葉1331号・評定河原渡船線(最小幅員5.50m、最大幅員46.74m、延長345.2m)〕を通すが、建設中の市道向山常盤丁線〔仙台市道青葉1491号・向山常盤丁(その1)線(最小幅員24.00m、最大幅員38.50m、延長367.2m)〕の一部にも指定されている。仙台市青葉区の評定河原と霊屋下(おたまやした)を結んでおり、元は評定橋、評定所橋などといった。寛永13年(1636年)に初めて橋が架けられた。現在の橋は、長さ110.0m、幅11.9mの鋼桁橋である。 評定河原の地名は、昔、河原に評定所がおかれたことに由来する。寛永13年(1636年)に評定橋として架けられたが、大水で何度も流された。正徳5年(1715年)、享保6年(1721年)、享保16年(1731年)、文化9年(1812年)〔作者不明『源貞氏耳袋』第7巻115。吉田正志・監修、「源貞氏耳袋」刊行会・編『源貞氏耳袋』第7巻、2007年、137頁。文化9年7月9日。〕の流失が記録されている。絵図によれば、中州を介して2つの橋があった〔小倉強「仙台の市街及び土木建築」437頁。〕。 元は朱塗りの欄干を持つ和風の橋だったが、1994年(平成6年)に架け替えられて水色の柵を持つモダンな橋に変わった。二車線と下流側に広い歩道をとる。橋の中央には歩道のせり出しがあり、座れる場所が設けられている。 広瀬川は、この橋のところでは南から北へ流れる。橋から西には、仙台城がある青葉山が望めるが、城の遺構は見えない。蛇行する川は橋の南方で右岸の山を削る。その正面に見えるのは八木山にある東北放送のテレビ塔、左側の断崖は経ヶ峯の西面で、チョウゲンボウの営巣地である。 仙台市の観光地、瑞鳳殿は蛇行する広瀬川に囲まれているため、訪れる観光客は評定河原橋か霊屋橋を通らなければならない。橋の架け替えに伴う道路整備で、評定河原橋付近から瑞鳳殿までの道路は車道、歩道ともに広くなった。しかしそこに接続する道は細いままである。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「評定河原橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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