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(n) narration =========================== ・ 話 : [はなし] 1. (io) (n) talk 2. speech 3. chat 4. story 5. conversation ・ 話法 : [わほう] (n) narration ・ 法 : [ほう] 1. (n,n-suf) Act (law: the X Act)
話法(わほう)とは、他人の言葉を伝える際の種々の様式のことである。直接話法、間接話法等の種類がある。但し口から発した発話だけでなく、心の中で思った思考内容も含まれる。そのため発話と思考を合わせて「言説(discourse)」と呼ぶ者もある〔三谷(2002)。〕。また「引用」という用語で代用する場合もある〔英語では「speech」あるいは「speech and thought」と呼ぶことが多い。なお『現代英文法辞典』は「narration(話法)」で立項する。〕。 == 概要 == 他人の発した発話を、なるべくその表現を生かした形で第三者に伝えたい場合がある。例えばAさんが次のように発言したとする。 *A: 明日までここにいる。 この発言をBさんが第三者に伝える際、次のように引用して伝えることができる。 *B: あいつ、あの時、「明日までここにいる」って言ってたよ。 このように元発話を忠実に再現した様式を直接話法という。 一方、Aさんのこの表現をなるべく生かしながら、Bさんの立場・時点に合わせた形に直して伝えることもできる。 *B: あいつ、あの時、翌日まであそこにいるって話だったよ。 ここでは「明日」→「翌日」、「ここ」→「あそこ」のように、直示表現がBさんの立場に合わせて変更されている。このような表現には時間、場所、人称、時制などがある。このように元発話の表現の一部を伝達者(Bさん)の立場に合わせて変更を加えた様式を間接話法という。 しかしBさんの立場から全く新しく作られた表現ではなく、元のAさんの表現を彷彿とさせる表現にとどまっている。Bさんによる全く新しい表現とは次のようなものであり、これらは通常、話法の範疇には入らない〔但し鎌田(2000)は、次のようなものも「間接化がもっとも進んだ引用」という指摘をする(97ページ)。 *麻里は安堵を感じた。 *康志は幸運を祈った。〕。 *あいつ、あの時、もう一晩泊まる気マンマンだったぜ。 *あいつ、あの時、まだ逗留を続けるつもりでいたよ。 *あいつ、あの時、まだ帰らないでもう一晩泊まったはずだよ。そう言ってた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「話法」の詳細全文を読む
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