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誇りと自由を胸に、ザンビアの歌を : ミニ英和和英辞書
誇りと自由を胸に、ザンビアの歌を[ほこりとじゆうをむねにざんびあのうたを]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

誇り : [ほこり]
 【名詞】 1. pride 
自由 : [じゆう]
  1. (adj-na,exp,n) freedom 2. liberty 3. as it pleases you 
: [よし]
 【名詞】 1. reason 2. significance 3. cause 
: [むね]
 【名詞】 1. breast 2. chest 
ビア : [びあ]
 【名詞】 1. beer 2. (n) beer
: [うた]
 【名詞】 1. song 2. poetry 

誇りと自由を胸に、ザンビアの歌を : ウィキペディア日本語版
誇りと自由を胸に、ザンビアの歌を[ほこりとじゆうをむねにざんびあのうたを]

誇りと自由を胸に、ザンビアの歌を()は、ザンビア国歌である。メロディーは、1897年にエノック・マンカイ・ソントンガによって作曲された賛美歌神よ、アフリカに祝福を」から採られている(このため、南アフリカ共和国国歌の一部、タンザニア国歌と同じメロディーである)。歌詞はザンビアの独立後に新たに合作されたもので、ソントンガの詞がアフリカ全体を対象にしていたのに対して、ザンビアを対象としたものに改められている。
== 歴史 ==
1897年にエノック・マンカイ・ソントンガによって作詞・作曲された「神よ、アフリカに祝福を」は、現在の南アフリカにおいてキリスト教の賛美歌としてつくられ、よく知られた曲になった。この曲はまた、パン・アフリカ主義にもとづくアフリカ系住民の解放運動・ナショナリズム運動を象徴する曲(アンセム)として周辺諸国にも広がった。
1964年、イギリスの議会においてザンビア(イギリス保護領北ローデシア)の独立法が通過し、ザンビアはイギリスから独立することとなった。この年、それまでの北ローデシア国歌「女王陛下万歳」に代わり、「神よ、アフリカに祝福を」がザンビアの国歌として採用された。
その後間もなく、「神よ、アフリカに祝福を」の旋律にザンビアの国歌としての新たな歌詞を付すことが決定された。国家による選考(コンペティション)が開かれたが、応募作品にはその全部をそのまま国歌とするのに十分なものがないと判断された。その結果、応募された6作品を合わせて編集し「誇りと自由を胸に、ザンビアの歌を」が創られ、作詞者全員が受賞の対象となった。作詞者としてクレジットされているのは、G Ellis, E.S. Musonda, J.M.S. Lichilana, I Lowe, J Sajiwandani, R.J. Seal の6人である〔。
1973年、ザンビアの議会は国歌法を成立させ、「誇りと自由を胸に、ザンビアの歌を」の英語歌詞を法的にザンビアの国歌とした。この国歌法ではまた、国歌を「侮辱、軽蔑、嘲笑 (insult or bring into contempt or ridicule)」することを犯罪とし、大統領に国歌の歌い方を定め、またその使用を制限できる権利を認めた(当時の大統領は、独立以来その職にあったケネス・カウンダで、1972年以後統一民族独立党による一党独裁制を敷いていた。1991年に複数政党制を認め、選挙を経て退任)。
2005年、ザンビアの女性団体は、「誇りと自由を胸に、ザンビアの歌を」の歌詞が男性に偏りすぎているとして、その改定を求める請願を行った。これに対応して女性を含める形での歌詞の改変が決定され、また「誇りと自由を胸に、ザンビアの歌を」は「国家の遺産を反映した歴史的な歌詞をもとに作られたもの ("Stand and Sing of Zambia, Proud and Free" was ... composed of historical lyrics that reflect the country's heritage)」と規定された。しかし2012年に Michelo Hansungule 教授は歌詞が依然として男性主義的であることを指摘しており、また南アフリカ国家とメロディーが共通であることから、知的財産権への影響があるともザンビアの国家主権が問われるとも主張している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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