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Infobox Single |Name=だれかが風の中で |Artist=上條恒彦 |Album= |A-side= |B-side=「橋」 |Released=Format= ンクル]]のヒット曲『コンドルは飛んでいく』などが好きだということを聞かされた小室は、自身も『雨にぬれても』を作曲したバート・バカラックの大ファンだったことから、彼の曲調を参考にして作曲を行った。出来上がった原曲は、「ボブ・ディランの曲のような渋く地味なもの」ながらも小室自身には「カッコイイと思えるもの」だったというが、小室はこれを『さとうきび畑』の作詞作曲などで情景叙情の手腕に定評のあった寺島尚彦のもとに持ち込み編曲を依頼。寺島はこれを見事に映画『ソルジャー・ブルー』やサム・ペキンパー監督の一連の西部劇の主題歌を思わせるような軽快かつ雄大な曲に編曲した。 歌手には小室が上條恒彦を迷わず起用した。この前年に六文銭が上條と急場仕立てで組んだユニットが『出発の歌』で第2回世界歌謡祭のグランプリと歌唱賞を受賞していたことがその大きな理由で、何よりも仕事がしやすかったことに加え、グランプリ受賞がまだ人々の記憶に新しい当時にあって話題性も十分に期待することもできた。 こうして出来た上がった『だれかが風の中で』は、上條の力強い熱唱と相まっておよそテレビ時代劇には似つかわしくないものとなったが、逆にその新鮮さが幅広い支持を得ることにつながった。そして番組の高視聴率にも支えられるかたちで、同曲は結果的に発表年の1972年だけでシングル23万枚を売り上げるこの年屈指のヒット曲となった〔「小室等が語る主題歌『だれかが風の中で』誕生秘話」 、WEBサライ 2009年9月24日付記事、2014年6月22日閲覧(Internet Archiveキャッシュ)〕。 後年、トヨタ自動車「グランドハイエース」のCM曲に起用されている。 == 収録曲 == # だれかが風の中で(BS-1476) #: 作詞:和田夏十、作曲:小室等、編曲:寺島尚彦、歌:上條恒彦 # 橋〔同じく上條恒彦の歌唱で、作詞:白石ありす、作曲:小室等の「橋」という曲が存在するが、無関係である。〕 #: 作詞:土井大助、作曲:すぎやまこういち、編曲:前田憲男、歌:上條恒彦 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「だれかが風の中で」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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