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諏訪池(すわのいけ)は、長崎県雲仙市小浜町大亀にある島原半島最大のため池である。 標高250mの台地の上にある3つの池のことで、南から上池、中池、新池に分かれている。 雲仙天草国立公園の指定区域内にあり、農林水産省のため池百選〔諏訪池 〕に選定されている。 また、島原半島世界ジオパーク〔2009年(平成21年)2月20日、地球科学的な特徴が認められて、「島原半島ジオパーク」島原半島ジオパーク概要 として日本最初のジオパークに認定された。〕の構成要素のひとつでもある。 == 由来 == *「1616年(元和2年)奈良から移された島原領主松倉重政が、小浜温泉入湯のためここを通る時、水田の干害対策を村民から陳情され、築堤を命じたという説がある。城地から離れている小浜・串山方面の農民の経済開発の策としてこの事業を企画した。」〔小浜町史談〕 *「往昔、島原藩主松倉豊後守が、田圃を養はんが為に川を穿ち、溪水をここに導いたものださうな」〔關善太郎著「雲仙小浜風光記」大正15年8月20日発行〕 *「新池は1712年(正徳2年)北串山村の庄屋・松藤康隆氏がこれを掘り、1752年(宝暦2年)大亀の山川から助井出を通して中池に注いだ。」〔小浜町史談〕 *現在も下流農地92haの灌漑を行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「諏訪池」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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