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專諸(せん しょ、? - 紀元前515年)は、春秋時代の呉の公子光(後の呉王闔閭)の側近で、呉王僚の暗殺を実行した刺客。 == 「刺客列伝」の記述 == 『史記』「刺客列伝」中の專諸に関する記述によれば、專諸は呉の堂邑(後の南京市の一部)の出身で、楚から呉に逃れてきた伍子胥にその才覚を見いだされた〔『史記』「刺客列伝」:專諸者呉堂邑人也伍子胥之亡楚而如呉也知專諸之能〕。伍子胥は、いったん下野した際に、專諸を公子光に推薦し、專諸は公子光の側近となって以降9年間にわたって厚遇を得た〔『史記』「刺客列伝」:乃進專諸於公子光...光既得專諸善客待之九年而楚平王死〕。紀元前515年、呉王僚が楚へ軍を送ったのを見て、王権を奪取する機が来たと考えた公子光は、後に遺される老母と子どもの面倒を見ることを專諸に約束し、專諸を刺客として王を暗殺することを決めた〔『史記』「刺客列伝」:春呉王僚欲因楚喪使其二弟公子蓋餘屬庸將兵圍楚之灊使延陵季子於晉以觀諸侯之變楚發兵絶呉將蓋餘屬庸路呉兵不得遷於是公子光謂專諸曰此時不可失不求何獲且光眞王嗣當立季子雖來不吾廢也專諸曰王僚可殺也母老子弱而兩弟將兵伐楚楚絶其後方今呉外困於楚而内空無骨鯁之臣是無如我何公子光頓首曰光之身子之身也〕。公子光の招待に警戒し、厳重な警備に護られた王のもとへ、專諸は魚料理をもって近づき、魚の中に隠し持っていた短刀で王を刺殺した〔『史記』「刺客列伝」:公子光詳爲足疾入窟室中使專諸置匕首魚炙之腹中而進之既至王前專諸擘魚因以匕首刺王僚王僚立死〕。專諸は、王の護衛たちにすぐさま切り倒されたが、政権奪取は成功し、紀元前514年に公子光が呉王に即位し、專諸の子に上卿の地位を与えた〔『史記』「刺客列伝」:左右亦殺專諸王人擾亂公子光出其伏甲以攻王僚之徒盡滅之遂自立爲王是爲闔閭闔閭乃封專諸之子以爲上卿〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「専諸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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