|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 講談 : [こうだん] 【名詞】 1. story-telling ・ 講談社 : [こうだんしゃ] 【名詞】 1. Koudansha (publisher) ・ 社 : [やしろ] (n) shrine (usually Shinto) ・ 文 : [ぶん] 【名詞】 1. sentence ・ 文庫 : [ぶんこ] 【名詞】 1. library 2. book collection ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
講談社X文庫ホワイトハート(こうだんしゃエックスぶんこホワイトハート)は、講談社が1991年に創刊したライトノベル系文庫レーベル。 == 概要 == 当初は1984年に創刊した講談社X文庫のサブレーベルで、姉妹レーベルのティーンズハート(2006年3月休刊)よりも高い年齢層を対象にした作品が多い。 ファンタジー作品、ボーイズラブ系作品、ティーンズラブ系小説が主に刊行されており、代表的な作品に『十二国記』(小野不由美)がある。なお、ティーンズラブ小説に関しては2012年11月の新刊からラインナップに加わっている。 初期からしばらくの間はファンタジー部門においては五巻ないし十巻での完結という作品群が多く(決して全てではなく、十二国記のように主として二巻ごとになっているシリーズや、全七巻といったシリーズもあった)、一巻ごとの各エピソードに加え全体としては起承転パート1転パート2結、となっているものや一巻目から明らかに続き物としてのエンディングを迎えている作品があったが、後に編集体制が変わったことにより無数の作品がシリーズ途中で打ち切られるという結果に到った。鷹野祐希のFWシリーズは一巻目のみの刊行(二巻目は編集部に原稿を提出するも刊行に到らなかった)だったためさほど打ち切り感はないが、高瀬美恵の東都幻沫録シリーズは二巻目での打ち切りであり明らかに物語全体としては完結していない。以降もファンタジー部門においてデビューした新人の作品においては、シリーズとして続く要素を含みつつも一巻目のみの刊行となるもの、二巻目でやや作品背景が出てきたにもかかわらず以降の刊行がないもの、が続出し、読者側から見た場合のレーベルとしての不安定さを産む他、こと新人の作品に対する購買意欲を削ぐ結果となっている。 1993年よりX文庫新人賞(旧・ホワイトハート大賞、2004年に改名)を開催。 ホワイトハートは、「ボーイズラブ小説」・「ティーンズラブ小説」および「その他」を区別する工夫をしている。背表紙が白で、そこについている "White Heart" の囲みが紫ならばボーイズラブ、青ならばその他作品である。一方、女性向けティーンズラブ小説に関しては、背表紙がピンクで、"White Heart"の囲みが白となっている。なお、同一のシリーズでも囲みが紫だったり青だったりする場合がある。また、ホワイトハート初期にみられた異性間の恋愛ものも紫の囲みに分類される。 2008年よりイラストを省いた一般文芸に近い装丁の作品を刊行するという試みが行われたこともある。 2015年に『薔薇十字叢書』という京極夏彦の『百鬼夜行シリーズ』を下敷きにしたシェアード・ワールド作品がホワイトハートを含む様々な文庫で刊行されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「講談社X文庫ホワイトハート」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|