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謡物(うたいもの)または謡曲曲(ようきょくもの)とは、能楽以外の種目において能楽に取材した音楽作品群のこと〔田邊(2004)〕。 == 概要 == 日本の伝統音楽(邦楽)において、能の声楽部分を「謡(うたい)」ないし「謡曲」と称することに由来する〔。18世紀中葉から後葉にかけて名古屋で活躍した地歌演奏者藤尾勾当〔生没年不詳。尾張国の人で三味線の名手としても知られた。〕の作品『八島』『富士太鼓』『虫の音』あたりにはじまったといわれる〔。当初は謡の歌詞を借用しただけであったが、しだいに曲調においても謡曲風の作品が創作されるようになった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「謡曲物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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