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警視庁捜査一課9係の登場人物 : ミニ英和和英辞書
警視庁捜査一課9係の登場人物[けいしちょうそうさいっかきゅうがかりのとうじょうじんぶつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

警視 : [けいし]
 【名詞】 1. police superintendent 2. metropolitan police 
警視庁 : [けいしちょう]
 【名詞】 1. police headquarters 
: [ちょう]
  1. (n,n-suf) government office 2. agency 3. board 
捜査 : [そうさ]
  1. (n,vs) search (esp. in criminal investigations) 2. investigation 
: [いち]
  1. (num) one 
: [か]
  1. (n,n-suf) (1) lesson 2. (2) section (in an organization) 3. division 4. department 5. (3) counter for chapters (of a book) 
: [かかり]
 【名詞】 1. official 2. duty 3. person in charge 
登場 : [とうじょう]
  1. (n,vs) (1) entry (on stage) 2. appearance (on screen) 3. (2) entrance 4. introduction (into a market) 
登場人物 : [とうじょうじんぶつ]
 (n) the characters (in a play or novel)
: [ば]
 【名詞】 1. place 2. field (physics) 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
人物 : [じんぶつ]
 【名詞】 1. character 2. personality 3. person 4. man 5. personage 6. talented man 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 

警視庁捜査一課9係の登場人物 : ウィキペディア日本語版
警視庁捜査一課9係の登場人物[けいしちょうそうさいっかきゅうがかりのとうじょうじんぶつ]

警視庁捜査一課9係の登場人物(けいしちょうそうさいっかきゅうがかりのとうじょうじんぶつ)は、テレビ朝日系でシリーズ化されている刑事ドラマ警視庁捜査一課9係』に登場する主な架空の人物について解説する。
== 警視庁捜査一課9係 ==
; 加納 倫太郎(かのう りんたろう)
: - 渡瀬恒彦
: 捜査一課で最も高い検挙率を誇る9係の係長。階級は警部
: 捜査では浅輪とコンビを組む。鋭い洞察力と勘(感覚)を持ち、情報収集能力・分析力に優れる。いわゆる「変人タイプの刑事」であり、部下にはほとんど命令を下さず〔 逆に捜査主任の指示を受けて行動することが多い。〕、それぞれが勝手に動くことを容認しているため、ダメ上司と思われてしまうこともある。一方で、自身は上司の命令を聞き流すこともある。捜査へは積極的に参加するが、マイペースで自身の気になることを最優先にし、独断独走で調べ回る。その過程で部下(9係)と協力したりする場面もある。その飄々とした物腰の内には強い正義感の持ち主で、私論で罪を正当化する犯罪者に対しては相手の神経を逆撫でしたり、他者を踏み躙ったことを強く非難することが多い。記憶力はプライベートでも長けており、倫子が初めて作ったクッキーの味を未だに覚えており、それを再現したこともある。
: 部下を一切呼び捨てにせず、全て「君」付けで呼ぶ。コーヒーの味など食にこだわりが多く、職場で何かを食べていたり料理をすることもある。かつては一匹狼の刑事であったが、神宮司とコンビを組んだことがある。
: 28年前に上司の娘である石川登紀子と結婚したが、15年前に離婚。その過程から一人娘の倫子には嫌われていた。しかし、後に第3シリーズで誤解があることが判明し、少しずつではあるものの歩み寄り始めてはいる。浅輪を通じて、彼女の様子を伺うこともある。第5シリーズでは彼女と一度も顔を合わせることがなかった。
: 常に新人とペアを組むが、浅輪を除く転属してきた新人は加納の変人ぶりに3か月以上もたずに退職しているという(第1シリーズ第1話)。また、メンバーでペアがいない時にそのメンバーと組むことが多い。〔十津川警部シリーズで共演している。〕
; 浅輪 直樹(あさわ なおき)
: 演 - 井ノ原快彦 (V6)
: 新宿中央署刑事課から本庁捜査一課9係に栄転(決してエリート採用でも警察関係者の縁故でもない)。階級は巡査部長(第10シリーズ以降、第1〜7シリーズは巡査、第8〜9シリーズは巡査長)〔公式サイトでは巡査長だが、劇中(第10シリーズ第1話)の職員リストや警察手帳では巡査部長。〕。
: 捜査では加納とコンビを組む。最初の頃は加納のことを陰で「オヤジ」呼ばわりするなど加納の言動が理解できなかったり、変人ぶりに振り回されたりして困惑していたこともあったが長らくコンビを組んでいるうちに彼のことを理解していくようになった。
: 言動は今時の若者であるが、基本的には真面目で素直な性格であり、正義感が強く曲がったことが大嫌い。一方で押しに弱い一面もある。加納からはその人柄(特に誠実さ)を気に入られている。また、彼の娘である倫子と付き合っているが、そのことで加納と倫子の間で板挟みとなってしまうこともある。しかし誰よりも加納と倫子の仲を心配し、最近では二人の仲を取り持つような言動も多い。
: 和樹という兄がいる(第3シリーズに登場)が、彼の性格や借金・トラブルといったことから確執がある。そのために再会時は不仲であったが、現在は和解している。
: 第8シリーズでは倫子の自宅マンションが火事になったのを機に、彼女とルームシェアをし、第8シリーズ最終話で加納に報告していた。倫子とは結婚を意識していたが、彼女が味覚障害を発症したことをきっかけに、2人で相談した末に別れた(第9シリーズ)。最終回では、彼女に自分に見守らせてほしいと言い、彼女と再び交際を始めた。
; 小宮山 志保(こみやま しほ)
: 演 - 羽田美智子
: 9係の紅一点にして、ムードメーカーでもある。階級は巡査部長、第8シリーズから警部補に昇任し主任を務める。
: 捜査では村瀬とコンビを組む。気が強すぎる性格から、聞き込みの相手の態度(非協力的、あるいは態度が悪い相手の場合)次第では挑発的・好戦的な態度を隠さないが、他人に注意された場合はちゃんと反省したり、時にはそのことに落ち込み過ぎたりする。また周囲を気遣う優しさも持っている。しかし、自分のことになると不器用で、片付け・整理整頓できないタイプ。料理もあまりしない。
: かつては片山という恋人がいたが、村瀬との一悶着や、刑事を辞めることを結婚の条件にされたことで破局。結婚への思いはあるものの刑事の仕事が好きでやめられない。恋愛関係では僻むような態度を見せ、第3シリーズで知り合った外科医の東条にさりげなくアプローチするものの、結局実らずに終わった。その後の男運は極めて悪く親しくなった青年実業家はマルチ商法まがいの手口を行いそのことが原因で殺人を犯しておりその後も反社会的な思想を持った新聞記者から自分の犯行を誇示する目的に近づかれ刑事であることを利用されそうになるなど近づく男性は彼女を刑事として利用することを目的にしているといったことも多い。また最近では結婚願望が強くなっており転職を考えているということを口にしていた。早瀬川からは晴れ女を通り越して日照り女と称された。
: 近頃早瀬川とは飲みに行ったり、ヨガやテニスを始める程の仲となっている。〔後に小宮山志保役の羽田美智子と村瀬健吾役の津田寛治は東海テレビ制作の昼ドラマ『花嫁のれん』で夫婦役を熱演していた。〕〔おかしな刑事で共演している。また、津田寛治が第5作でゲスト出演している。〕
; 村瀬 健吾(むらせ けんご)
: 演 - 津田寛治
: 9係の刑事。第1シリーズから第5シリーズまで9係の主任を務めていた。階級は警部補。
: 第5シリーズ終盤で14係の係長への就任の話が飛び出しうやむやの状態で幕引きを迎え、第6シリーズ第1話で14係の係長〔本来加納のように係長は警部が務めるが、警部補のまま着任している。〕として登場。ところが同回で部下(14係刑事・黛涼子)の不祥事が発覚し、責任をとって退職を決意する。しかし加納の説得により9係に再び戻ってきた。しかし、9係の現主任は青柳になっており、第5シリーズまでとは立場が逆転。立場を重視するため指示に従ってはいるが、ストレスが溜ってきている様子がうかがえる。しかし、回が進むにつれ主任としての言動等が戻ってきており、周りもそれに自然と従っていたりする。〔実際には一つの係において主任が二人いることもあるようではあるが、9係の設定としてはあくまでも主任は一人。〕
: 捜査では小宮山とコンビを組む。なにかと突っかかってくる青柳とはしばしば対立するが、第4シリーズ第10話で矢沢が妻の実家に帰省し青柳が単独捜査をした際、容疑者の取り調べで青柳と同席し、なぜか阿吽の呼吸で取り調べを行い周囲を驚かせ、青柳と気が合うところを披露した。ところが同回中に些細ないざこざで再び仲違いし、元の不仲状態に戻っている。
: 品行方正で生真面目な性格の優等生ではあるが、頑固で融通が利かない一面もある。また政治ネタや権威に弱く、自らの信念を曲げたり優柔不断な態度を取ったりと出世や建前を気にしがちであった。幼少期に父と妹を亡くした不遇の生活が彼の出世・上昇志向に繋がっており、猛勉強の末に警察官となった経緯を持つ。
: 元恋人は元警察官僚の一人娘・安西つかさで、彼女や彼女の父が気になって捜査に身が入らないこともあった。また、第1シリーズの終盤で小宮山の恋愛相談に干渉してついには告白してつかさと別れると宣言したが、先述の優柔不断さで別れを切り出せずに第1シリーズを終え、その後も小宮山に気がある態度を見せている。第3シリーズにて、被害者遺族の思いと「正義」の言葉に動かされ、自身の進退やつかさとの関係も覚悟し、彼女の父が絡む汚職問題に着手する決意をした。それが原因でつかさから別れを告げられたが、その後、再び交際を始めた。しかし、第5シリーズ開始時点ですでに別れてしまっている(第5シリーズ東映公式サイトのあらすじにて)。またその後、財務官僚の娘と交際するが、破局している。(第5シリーズ第5話の小宮山と早瀬川の会話、及び第5シリーズ東映公式サイトのあらすじより)。
: 以前にも7係係長への昇進が内定するものの、犯人逮捕時に小宮山が行った威嚇射撃が問題になって取り消しとなるなど、出世志向が空回りしがちである(年末スペシャル)。
: また第8シリーズにおいても、これまでの働きを評価されて三島刑事部長より警務部への異動を打診されるが、思い悩んだ結果、9係に残ることを自ら決意した(第8シリーズ最終話)。〔
; 青柳 靖(あおやぎ やすし)
: 演 - 吹越満
: 9係の刑事。階級は警部補。第6・第7シリーズでは主任を務めていた。
: 捜査では矢沢とコンビを組んでおり、彼とは家族ぐるみの付き合いである。
: 第5シリーズまでは同階級でありながら年下の上司であった村瀬を馬鹿にするなど対抗意識を抱いており、次期主任の座を狙っていた。それゆえ村瀬の命令を度々拒否したり、捜査過程で別の事件の犯人を検挙したり、捜査で掴んだ情報を自分だけに留めるなど、村瀬を悩ませることが多かった(第6シリーズで村瀬が14係から9係に戻ってきた後も相変わらずである)。しかし、第4シリーズの第10話でコンビを組んだ際には非常に気が合うところを見せたり、第5シリーズの最終回では矢沢と取り押さえた犯人の逮捕を村瀬にゆずって彼に花を持たせるなどしており、対抗心が先走っているだけでそれほど相性が悪い訳ではない。
: 第6シリーズで村瀬が14係に異動したため後任として9係の主任に就任したが、同棲中の恋人・垣内妙子との関係を三島刑事部長に指摘され、主任の座を退く(第8シリーズ第2話の回想より)。
: 法や規則よりも感情で判断するため問題を起こしがちで、口が悪く激昂して取調室の机をひっくり返したり、容疑者相手に殴りかかろうとしたり、被害者が悪人の場合は加害者の肩を持つなど警察官ながら不謹慎な発言も多い。富裕層や著名人には僻み根性丸出しにする。ただし矢沢曰く「悪い人ではない」と、親近者や同情できる犯罪者には気を利かせることが多い。
: かつてヤクザに麻薬中毒にされていた妙子を救出したことがきっかけで恋人関係になり、現在同棲している。しかし、事件関係者との恋だけに非常に神経質になっている部分がある。演じる吹越満は同じテレビ朝日制作の木曜ドラマスペシャリスト』に草彅剛扮する宅間善人の上司・滝道博喜を演じている。
; 矢沢 英明(やざわ ひであき)
: 演 - 田口浩正
: 9係の刑事。階級は巡査部長。
: 青柳の4期後輩で、捜査では彼とコンビを組む。意地の悪さに振り回されることも多いが、彼の良い面も悪い面も理解し、プライベートも含めて家族ぐるみで親しい。なぜか電話に出るときは「はい、矢沢ァ」または「はい、9係ィ」とドスの効いた声になる。芸能関係や流行ものに詳しい。
: 現在のところ、同係唯一の既婚者。妻は売れっ子漫画家の早苗で、彼女の仕事に(アシスタントとして)徹夜で付き合わされることも多く、刑事の仕事に影響が出ることも多い。しかし、彼女のお陰で生活は裕福であるため、タクシーの乗車にも自腹で領収書を切らない。その後第3シリーズでは、早苗との間に一児(福太郎、通称・福ちゃん)を授かったことで多忙の中で幸福感を得たものの、妻は育児ノイローゼと脳腫瘍になってしまったため、気の休まる時間が全くなかった。第4シリーズから第6シリーズまでは病気療養中の早苗と福太郎を彼女の実家に預け、自身は独り暮らしをしていた。
: 事件に子どもが絡んでいたり巻き込まれたときは見過ごせず、非常に感情的になることが多く、村瀬が第一発見者の少女があまりにも冷静であったっことを理由に犯人と考えたり、被害者遺族に子どもがいて、遺族より事件解決を優先して蔑ろにしたときには青柳以上に食って掛かっている。また、児童施設に妻と共に献金し、妻は理事になっている。基本的に子供がいることと他のメンバーが比較的子供の扱いに慣れていないため子供が目撃者であったり被害者の子供である場合は相手をしている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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