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警視隊(けいしたい)は、1877年(明治10年)に起きた西南戦争の際に、東京警視本署(現在の警視庁)が編成した部隊。大日本帝国陸軍の後方支援及び戦闘に参加した。約9500名、別働第三旅団。 == 編成 == 西南戦争が起きた1877年(明治10年)2月、綿貫吉直少警視が指揮する600名の警察官が九州地方へ派遣され、次いで重信常憲少警視を長とする900名が福岡、佐賀へ、上田良貞大警部、園田安賢中警部を長とする200名が福岡へ増派された。 それとともに国内治安を確保するため、東北地方等から5200名の巡査を徴募して東京の警備に当たらせ、さらに巡査4000名を徴募して大阪に900名、京都に300名、神戸に1800名、九州地方に5900名を増派した。これら総員9500名の部隊が警視隊である。警視隊をもって別働第三旅団が編成され、川路利良大警視が陸軍少将を兼任して旅団長(司令長官)を務めた。川路は同年6月に司令長官を辞任し、大山巌陸軍少将(後の第2代大警視)に交代した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「警視隊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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