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谷内正太郎 : ミニ英和和英辞書
谷内正太郎[やち しょうたろう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [うち]
 【名詞】 1. inside 
: [ただし, せい, しょう]
 【名詞】 1. (logical) true 2. regular 

谷内正太郎 : ウィキペディア日本語版
谷内正太郎[やち しょうたろう]

谷内 正太郎(やち しょうたろう、1944年(昭和19年)1月6日 - )は、日本外交官国家安全保障局長内閣特別顧問
外務事務次官政府代表内閣官房参与を歴任。
== 人物 ==
石川県生まれ、富山県育ち。貧しい環境で苦労して育つ〔『文藝春秋』2008年1月号 261頁〕。大学時代は若泉敬主宰の研究会に参加し、研鑽を積む。学者を目指して大学院に進学するものの、指導教官の急死などで断念し、外交官となる〔『文藝春秋』2008年1月号 260-269頁〕。
外務事務次官としては異例の3年(在任 2005年(平成17年)1月4日 - 2008年(平成20年)1月17日)を務め〔2007年(平成19年)に迎える予定であった定年を1年延長されている。〕、安倍内閣外務大臣(当時)・麻生太郎の提唱した外交方針(価値観外交)の策定・実行に中心的役割を果たした。退官後は早稲田大学慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス等で教鞭を執り、前記大学合同の授業は谷内塾と呼ばれた。なお、東大(駒場)からは専任講師をオファーされたが教授職を希望して断った。2012年(平成24年)に発足した第2次安倍内閣では内閣官房参与に就任した。
外務省における田中眞紀子鈴木宗男の争いにおいては、田中眞紀子に忠実に仕えた。鈴木宗男に対しては「私は鈴木さんには詫びない。鈴木さんの考え方は、外交論として筋の通ったものだ。それを踏まえたうえで、外務省の方針を決める。それで鈴木さんとぶつかるなら、残念だけれども仕方が無い」という態度をとり、後日の鈴木宗男バッシングにも加わらなかった。これを鈴木に伝えた外務省の情報官・佐藤優によれば、それを聞いた鈴木は「谷内はしっかり者だ」と言ったという。佐藤も、谷内を「官僚道をわきまえた人物」と評価している〔『インテリジェンス 武器なき戦争』(手嶋龍一佐藤優幻冬舎新書、2007年)137頁〕。
2009年(平成21年)4月17日付の毎日新聞朝刊に掲載された北方領土に関するインタビューで、「個人的には3.5島返還でもいいのではないかと考えている。北方四島を日露両国のつまずきの石にはしたくない」と述べ、四島すべての返還に固執するべきではないとの考えを示した。同年4月20日に外務大臣(当時)の中曽根弘文からこの発言に対し厳重注意を受け、「全体の発言の流れの中で誤解を与えるような発言があったかもしれない。深く反省している。」と述べた。
2013年(平成25年)11月週刊文春安倍政権カジノ構想実現を強く働きかけていたセガサミー会長の里見治と、同社の顧問を務めるなど公私ともに極めて親密な関係にあると報じられた〔
「初代NSC局長谷内正太郎がカジノ推進パチンコ業者と“密接交際”」( 『週刊文春』 2013年11月28日号 )〕。同年12月の報道〔「安倍政権NSC初代局長 谷内正太郎 許されざる「特定秘密」」(『週刊文春』2014年1月2日・9日新年特大号 )〕〔「谷内正太郎初代NSC局長と“元KCIAエージェント”との親密交際が発覚! 」(週刊文春掲載記事 “スクープ速報” 2013年12月24日閲覧)〕によれば、里見がかつて入管難民法違反で逮捕されたホステスママが経営する赤坂の高級韓国クラブにも出入りしており、その交遊はかなり古い時代からのもので、セガサミー社のゲーム機の中国輸出解禁にも協力している。また、谷内が主催する政経勉強会「寛総会〔会合は1998年から2ヶ月に一度のペースで開かれており、メンバーは谷内の他、鹿島建設中村満義社長、警察庁元長官佐藤英彦弁護士、朝日新聞木村伊量社長、 東大大学院教授・小寺彰東京電力南直哉元社長など15名。〕」の事務局長は、公安当局がKCIAエージェントだと把握している在日韓国人であり、両者は個人事務所を登記・入居させているビルも同じという深い関係にある。同事務局長は漫画版権管理会社の経営者で、かつて経営していた大阪の不動産会社が旧住専からの多額融資を焦げ付かせ、役員を務める大蔵官僚出身で元衆議院議員の村田吉隆に高額報酬を支払っていたことを報じられている〔「村田吉代議士が役員の不動産会社 住専、600億円融資 相当部分、不良債権に 昨年暮れ役員辞任」(『朝日新聞縮尺版』 1996年1月9日朝刊一面)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「谷内正太郎」の詳細全文を読む




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