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谷口 けい(たにぐち けい、1972年7月14日 - 2015年12月21日)は、日本の女性登山家、アルパインクライマー。本名、谷口 桂。 == 概要 == 1972年7月14日、和歌山県和歌山市生まれ。千葉県育ち。アルパインクライマー。 小学校時代に冒険家植村直己の著書と出会い、大人になったら植村の消えたデナリに登りに行こうと決めていた。 明治大学文学部史学地理学科入学。大学時代はサイクルツーリングクラブに所属し、自転車で日本と世界を旅していた。大学卒業後に山岳会(京葉山岳会)に入会するとともに、アドベンチャーレースにも参加するようになる。 大学卒業後、マスコミ業界に就職するが、2年半で退職。野口健環境学校プログラムファシリテーター、山岳ツアー会社契約ツアーリーダー、日本山岳協会自然保護指導員、東京都山岳連盟遭難対策委員兼救助隊等、教育、野外活動の分野で幅広い経験と実績を積む。 2002年より、野口健エベレスト清掃隊、マナスル清掃隊に参加、2006年マナスル登頂、2007年エベレスト登頂。それと並行し、ゴールデンピーク(7,200m)、ライラピーク(6,200m)、シブリン(6,543m)、カメット(7,756m)に新ルートからアルパインスタイルで登攀を成功させる。 2008年、カメット未踏ルート南東壁初登攀により、第17回ピオレドール賞受賞(女性がピオレドール賞を受賞するのは世界初)。 株式会社IWNC研修プログラムファシリテーター、野外研修ファシリテータ―、山岳ツアーリーダー、アドベンチャーレーサー、アルパインクライマー、東京都山岳連盟レスキューリーダー、日本山岳協会自然保護指導員、国立登山研修所講師を務めた。 2015年12月21日午後2時50分ごろ、北海道上川郡上川町の大雪山系黒岳(1984メートル)を男性4人との5人パーティーで登山中、山頂付近で用を足すためロープを外し仲間から見えない岩陰へ移動した後に滑落〔登山家・谷口けいさんの死亡確認 北海道・黒岳で発見 朝日新聞 2015年12月22日〕。岩陰には両手の手袋が残されていた〔。悪天候のため捜索が難航し、翌22日午前中に心肺停止の状態で発見され、その後病院で死亡が確認された〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「谷口けい」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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